2018年03月06日 公開

子どもが楽しくなるお弁当の詰め方をご紹介!野菜嫌いも治るかも!?

遠足や行楽、運動会のお楽しみの1つにお弁当があります。詰め方を工夫することで、食べやすさや見た目の楽しさが格段にアップ。もっとおいしく食べることができます。お弁当で嫌いなおかずが食べられることも。ここでは、お弁当作りのポイントや詰め方のコツをご紹介します。

遠足や行楽、運動会のお楽しみの1つにお弁当があります。詰め方を工夫することで、食べやすさや見た目の楽しさが格段にアップ。もっとおいしく食べることができます。お弁当で嫌いなおかずが食べられることも。ここでは、お弁当作りのポイントや詰め方のコツをご紹介します。

お弁当を詰める前に準備すること

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お弁当はできあがった料理をすぐに食べるものではありません。そのため、食べやすくかつ傷みにくくなるような工夫が必要です。まずは、お弁当に詰める前にチェックしておくべきポイントをご紹介します。

食べやすい大きさにカット

お弁当箱はお皿とは異なり、小さく限られたスペースにいろいろなおかずが詰まっています。普段の食事のような大きさでは食べにくく、こぼしたりひっくり返したりして、子どもが上手に食べられません。基本的には、一口で食べられるような大きさにカットしておきましょう。

温かいまま入れない

お弁当に入れるものは、すべて冷まして入れるのが基本です。ごはんやおかずを温かいまま入れると、お弁当箱の中に蒸気がこもります。そのままフタをすることで、こもった蒸気が冷やされて水滴となり、菌が繁殖しやすくなり不衛生です。

水気はなくす

食中毒の予防のためには、なるべくお弁当内の水分をなくすことが大切です。彩りに入れる野菜も水気をキチンと拭いてから詰めるようにしましょう。おかずの汁気もしっかり切っておいてください。煮物は、詰める前に茶こしなど目の細かい網で汁気を切ると簡単です。

丸型?四角型?お弁当箱の選び方

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お弁当の形

お弁当箱は丸型のものと四角型のものが主流。
お弁当箱選びは子どもがぴったり食べきれる容量かどうかが大切です。しっかり食べられる子どもには、少しでも量がたくさん入るように四角型、たくさん食べるのが苦手な場合は丸型を選ぶとよいでしょう。

ほかにも、子どもが好きなキャラクターのダイカット型も人気がありますが、詰めるのが少し難しいのが難点。キャラクターものは流行があるため、お子さまが飽きて使うのを嫌がるということも考えられます。お弁当箱はいくつか種類を持っていると、子どもも飽きにくくなるためおすすめです。

フタの空けやすさ

子どもがフタを開けやすいかという点も大切です。フタをロックできるタイプのお弁当箱は密閉性が高くて便利ですが、就学前の小さな子どもには扱いが難しい場合があります。中身の入っていない状態で、何度か開閉の練習をしておくことをおすすめします。

お弁当箱に詰める順番

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お弁当におかずを詰めるとき、できあがったものから順番に詰めていませんか?お弁当箱におかずをきれいに詰めるには、詰め方のルールを覚えておくと簡単に、きれいに詰められます。

【お弁当に詰める順番】
(1)ごはん
(2)大きく形が崩れないメインのおかず
(3)大き目で形が崩れやすいおかず
(4)小さいおかず
(5)隙間を埋める

はじめにごはんを詰めたら、メインとなる大きなおかずの場所を確保します。次に卵焼きなど大き目で崩れやすいものを入れ、まだ空いている部分に小さ目のおかずを入れます。カップなどで、空いている部分に合うように調整しましょう。

最後に気になる隙間をレタスやプチトマト、ブロッコリーなど彩り野菜で埋めると、栄養もアップし見た目もきれいに仕上がります。

色どりが良くなる食材とおかず

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お弁当は食欲をそそる彩りが大切。コツを覚えておけば、開けた瞬間から子どもが笑顔になるようなお弁当が作れます。

見た目をきれいに仕上げるには、赤・黄・緑の食材をまんべんなく入れるようにすると良いでしょう。詰め方は、色の偏りが出ないように全体に色を散らすことがポイントです。

【おすすめのおかず・食材】
赤:エビのケチャップ炒め・焼鮭・トマト・パプリカ・ウインナー・リンゴ・イチゴ・さくらんぼ
黄:卵焼き・かぼちゃのベーコン巻き・コーン・パプリカ・レモン・みかん・オレンジ
緑:ほうれん草のごま和え・レタス・キュウリ・ほうれん草・ブロッコリー・ピーマン・オクラ・キウイ

お弁当におすすめ野菜と味付け

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お弁当には野菜をたくさん入れて、たくさん栄養をとってもらいたいですよね。お弁当は冷めると味が薄くなるため、いくらかしっかりと味を付けることがポイントです。

子どもが普段から好きな野菜だけでなく、苦手な野菜もお弁当では食べられるというケースもよくあるため、積極的に取り入れてみましょう。お弁当におすすめの野菜を使ったレシピをご紹介します。

茹で野菜のお肉巻き

こちらは断面がかわいいおかず。

オクラ、ニンジン、インゲンなどを茹で、広げた豚薄切り肉の上に載せてくるくると巻きます。フライパンでしっかり焼いたら、焼肉のたれやしょうが焼きのたれを入れて味付けします。

オクラはカットした断面が星形になるため、見映えも良くておすすめです。

じゃこピーマン

ピーマンは種を取って細切りにし、ごま油で炒めます。しょうゆとみりんと砂糖を1:1:1の割合で混ぜ合わせ、ピーマンのフライパンへ。さらにじゃこを入れて味がなじむまで炒めて完成です。

しっかり目の味付けでピーマン嫌いを克服しましょう。

かわいいピックも楽しみなポイント

かわいいピックがあると、彩りがイマイチ良くないときなどにも便利です。子どもも食べやすく、お弁当のアクセントとしても活躍してくれます。かわいいピックが映えるように詰め方を工夫してみましょう。
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葉っぱのピックで野菜や卵がかわいく変身。お弁当の中身が畑やお花畑になります。ころころとした野菜がかわいくて、野菜嫌いのお子さまのお箸も進むかもしれません。

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子どもが好きな乗り物がたくさん入ったピックです。11種類すべて違う乗り物でお得感があります。

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長いつまようじタイプを使うのが不安な場合は、短めのフォークタイプがおすすめです。かわいい動物がお弁当を盛り上げてくれます。

すてきなお弁当で楽しい食事

幼稚園や遠足など、家族と離れた場所でも愛情いっぱいの手作りお弁当を食べれば笑顔と元気が湧いてきます。彩りや栄養バランスなどを考えて、楽しいお弁当を作りましょう。

何気ない日に公園で一緒にお弁当を食べてみるのもおすすめです。普段はお弁当を作る役のパパママも食べる側の気持ちが分かって参考になるかも。お子さまもいつもと違う食事を楽しんでくれるはずですよ。

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この記事のライター

コバヤシ トモコ
コバヤシ トモコ

奈良県出身/フリーライター/週末釣り部/海と釣りが好き/ 優しいダンナ君と優しい中学生の双子男子のステップファミリー