10月31日に行われるお祭りのハロウィン。もともとは農作物の収穫を祝うお祭りだったそうですが、今では日本でも気軽に楽しめる人気の秋のイベントになっています。そこで今回は、ハロウィンをより楽しむためにハロウィンをテーマにした絵本を5冊ご紹介します。
ハロウィンを学べる『ハロウィーンって なぁに?』
著者 :クリステル・デモワノー(作)/中島 さおり(訳)
出版社 :主婦の友社
主人公は、ちびっこ魔女のビビ。
なんだか、ビビの周りのみんなの様子がおかしいのです。
ウキウキ、ソワソワ……その原因は、実は「ハロウィーン」!
まだ何も知らないちびっこ魔女のビビは、おばあちゃんからいろいろ教えてもらいますが……。
主人公のビビと一緒に、ハロウィンがどんなものかを一から学べる絵本です。
どうしてカボチャを飾るのか?
その起源など、大人も知らないハロウィンの豆知識やお役立ち情報が満載の一冊。
ハロウィンをはじめて迎えるお子さまにぴったりの絵本です。
ドキドキの話『ハロウィンドキドキおばけの日!』
著者 :ますだゆうこ(作)/たちもとみちこ(絵)
出版社 :文溪堂
10月31日のハロウィン・パーティ。
主人公のレイは怖がりのため、友だちのようには楽しめません。
ゆううつなレイの元に、迷いこんできたのは「こわがりおばけのシェイク」。
怖がりなレイと怖がりお化けのシェイクが出会ったから大変です。2人の間に生まれるのは……?
「ハロウィンにお化けがやってくる」というドキドキのストーリーが、かわいらしいイラストで楽しく描かれています。
本編のほかに、巻末についているハロウィンのワンポイントアドバイスも必見です。
ハロウィンをより楽しめるオススメの絵本です。
『おさるのジョージハロウィーンパーティーにいく』
著者 :M.レイ(原作)/H.A.レイ(原作)/福本 友美子(訳)
出版社 :岩波書店
主人公のおさるのジョージが活躍する、人気の「ひとまねこざる シリーズ」の作品です。
はじめての仮装パーティーに招かれたジョージが変装をしたり、お化け騒ぎにまきこまれたりするようすが、とてもユーモラスに描かれています。
ジョージファンのお子さまも、はじめて読むお子さまも、かわいいおさるのジョージと一緒に、ハロウィンパーティーのしきたりや飾りつけなどを楽しく知ることができる絵本です。
キャラクターの個性が光る『おおきなかぼちゃ』
著者 :エリカ・シルバーマン(作)/S.D.シンドラー(絵)/おびかゆうこ(訳)
出版社 :主婦の友社
ハロウィンの夜、パンプキンパイを作りたい魔女はカボチャをとりに行きますが、大きいカボチャはまったく動きません。
気さくなゴースト、ダンディな吸血鬼、几帳面なミイラ男と、個性豊かな面々が次々に手を貸してくれますが、やはりカボチャはまったく動きません。
そんな中、最後に現れたのは小さなコウモリ。非力そうなコウモリには、実は秘策があったのです……。
美しい色彩のイラストがいつの間にか楽しいハロウィンの世界に引き込んでくれます。
日本にある絵本で、子どもたちに人気の「おおきなかぶ」を思い起こさせる、キャラクターの魅力がキラリと光るユーモラスな作品です。
本場のハロウィン『アンジェリーナの ハロウィーン』
著者 :キャサリン・ホラバード(文)/ヘレン・クレイグ(絵)/おかだ よしえ(訳)
出版社 :講談社
主人公は、ネズミのアンジェリーナ。
ほたるの衣装を着て仮装行列に参加したアンジェリーナですが、気が付くと妹のポリーの姿が見えなくなったから、さあ大変です!
世界中の子どもたちに愛されている、イギリスの「名作絵本シリーズ」の第6弾です。
繊細なタッチの色鮮やかなイラストが描き出すのは、本場のハロウィン。
主人公のアンジェリーナの視点を通して、本場のハロウィンの雰囲気がよく伝わってくる絵本です。