ゆらゆら揺れる天秤の知育玩具は乳幼児の関心をひきやすく、はじめての知育玩具にもおすすめ。ものの重さ・数の概念・てこの原理・重力についてなど、天秤の知育玩具で学べることは多いです。視覚・触覚を刺激しながら、子どもの知的好奇心に応える知育玩具4選をご紹介します。
天秤の知育玩具とは?
天秤の知育玩具は、天秤を子ども向けに使いやすく・わかりやすく・楽しくアレンジされています。
おすすめポイントと遊び方
おもりをのせる、手で触って天秤を釣り合わせるといった作業を子どもが自分で行うことで、論理的思考力を磨き、問題解決能力を伸ばすことにつながります。
はじめは子どもに自由に遊ばせて、後から親が遊び方を提案してあげる方法がおすすめ。
まずは何も口を出さず、子どもが天秤とおもりでどう遊ぶのか見守ります。本来の遊び方と違ってもOK。自由に遊ぶことで好奇心を満たし、集中力を高めることができます。
その後、パパママが「重さが釣り合うにはどのおもりを選ぶのかな?」「左右の棒の長さを変えるとどうなるかな?」など問題を出して遊びを提案してみましょう。
Dovewill 木製モンテッソーリ天秤
販売元:Dovewill
「子どもには自分を育てる自己教育力が備わっている」という前提で、子どもの自発的な働きを尊重し自立を促すモンテッソーリ教育。このモンテッソーリ教育の意思をくんだ天秤おもちゃは、子どもの自由な発想を邪魔しないシンプルなものです。
「銀皿の上に好きなものをのせて釣り合わせる」「天秤棒の力点を変えて重さ比べをする」など、子どもの関心・成長に合わせて遊び方を選べます。
天秤棒には数字が書かれていて、支点・力点・作用点を目で確認することが可能です。
インビクタ ピエロのびっくりはかり
販売元:ボーネルンド(BorneLund)
カラフルな色とユーモラスなピエロの表情がかわいい天秤のおもちゃです。ピエロの手に当たる部分のでっぱりに数字の穴を入れてぶら下げ、数字・足し算・引き算・重さを楽しく遊びながら習得できます。巧緻性を高めるトレーニングとしてもおすすめです。
数字のおもりは数の大きさと重さが対応しています。たとえば5のおもりは、もう一方に2と3をぶら下げることで釣り合いをとれる仕組みです。数の大小・ものの重さが一目瞭然。
天秤の原理で、数の概念を幼児期に定着させられるでしょう。
Math Balance はかり 数字天秤
販売元:Learning Resources
目盛りのついた天秤棒と10gのおもり20個で、自由に遊べるシンプルな天秤のおもちゃです。
66cmと存在感のある天秤が重さ・バランスを視覚に訴えます。道具感もあり、幼児が触りたくなる大きさとカラーが魅力的です。
全ての目盛り部分におもりをつけることが可能なので、さまざまな位置・重さで力点・作用点を確かめることができます。
ベイビーベア付きバケツ天秤セット
販売元:Learning Resources
数・色・重さの基礎を学べる天秤のおもちゃです。
鮮やかな6色のカラーベアがおもり代わり。バケツ部分が透明なので入っているベアの量がわかりやすいのが特徴です。
バケツに入るものであればカラーベア何個分なのか量れるので、いろいろなものを子どもと一緒に量ってみましょう。
パパママが「これはくまちゃん何個分か教えて」とお願いしたら、大喜びで計測してくれるはずです。
パパママの声かけで遊びを広げよう
「よく気づいたね」「片方のおもりをつける位置を変えたら傾きはどうなるかな?」など子どもを認め、考えを引き出す声かけをしてみましょう。
パパママが見守ってあげることで、遊びが盛り上がり広がっていきます。