2018年06月15日 公開

小学校・中学校の受験でかかる費用はどのくらい?

ママ友同士でも、お金のことになると聞きづらいもの。小学校を受験する場合と、中学校を受験する場合とでは、どのくらい費用の差があるのでしょう? 小学校と中学校の気になる受験費用をそれぞれご紹介します。受験をお考えのパパママはぜひ参考にしてくださいね。

ママ友同士でも、お金のことになると聞きづらいもの。小学校を受験する場合と、中学校を受験する場合とでは、どのくらい費用の差があるのでしょう? 小学校と中学校の気になる受験費用をそれぞれご紹介します。受験をお考えのパパママはぜひ参考にしてくださいね。

中学校受験にかかる費用

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「難関で有名な中学校」を受験する場合、多くのパパママは大手進学塾などに子どもを通わせているようです。

小学4年生から塾に通いはじめる子が多く、6年生までの3年間の塾費はおおよそ200万~250万円。それにプラスして、塾へ通うための交通費、送り迎えの時間的なサポートなども必要になってきます。

さらに、何校か併願し、併願校より第一希望校の合格発表が遅い場合、あらかじめ併願校に入学金を納めておかなければなりません。総額の費用としては、300万~400万円くらいを見積もっておく必要がありそうです。

小学校受験にかかる費用

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小学校を受験する場合、家庭での学習やしつけが合否に影響する割合が高く、中学校受験と違って、教室(塾)へ通う期間が長いほど合格しやすいわけではありません。したがって、教室へ通いはじめる時期もまちまちで、それにより受験費用はまったく違ってきます。

例えば、幼稚園の年少から家庭学習を少しずつスタートして、年長から教室へ通うことにすれば、50万~150万円ほどの塾費ですませることも可能です。交通費なども1年分ですみます。

小学校受験のカギはむしろ家庭学習。教室へ通うことも必要でしょうが、習ったことを家庭で復習できるかどうかが合否と費用を左右する重要なポイントです。

それぞれの受験対策費を比較

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中学校受験では200万~250万円の塾費用、さらに交通費や入学金なども余分にみておく必要があります。小学校受験では、家庭学習に力を入れるのであれば、中学校受験より150万~200万円ほど少なくすることができそうです。

もちろん、英会話や体操など、ほかにも習い事をさせるのであれば、小学校受験対策の塾費以外にもお金がかかりますので考慮しておきましょう。

私立小学校の学費は?

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受験対策費としては小学校受験のほうが低くおさえられそうですが、実際に私立小学校に通う場合、その間の学費は公立よりも高くなります。実際にかかる費用はどのくらいでしょうか。

・私立小学校に通った場合(中学校受験をしない)
学費は年間80万~100万円ほど、6年間通うと500万~600万円ほど必要です。ただし、中学校受験の費用は不要になります。

・公立小学校に通った場合(中学校受験をする)
公立小学校では学費はほとんどかかりません。しかし、中学校受験をする場合は4年生から6年生までの塾費や交通費などで300万~400万円くらい必要です。

こうして考えると、私立小学校の学費が高いとは言いきれないかもしれませんね。

小学校受験、中学校受験の特徴

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中学校受験で有名校や難関校に合格するためには、おそらく進学塾に通うことが必要でしょう。なぜなら、中学校受験の勉強内容は、プロの講師でなければ教えるのが難しいためです。朝から晩まで勉強し、自宅学習も欠かせません。それを小学4年生から6年生まで続け、中学校受験に臨むのです。

それに対して、小学校受験では親が教えられることが多々あります。その子らしさを大切にしながら、親子で一緒にがんばっていけるのがよいところです。希望する小学校の情報やレベルなどを知るために教室に通う必要があるとしても、子どもの適性に合ってさえいれば、中学校受験のような学習面での難しさはありません。

お子さまの将来を考えるきっかけに

小学校受験と中学校受験の費用や内容を簡単にご紹介しました。どちらがよいのかは、お子さまの将来や適性を家族でしっかり考える必要があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、通いたいと思える学校があるかどうか、実際に調べてみると選択しやすくなるはずです。

少しでも受験を考えているのなら、検討をはじめるのに早すぎることはありません。ちょっとずつ準備を進めてみてはいかがでしょうか?

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この記事のライター