幼稚園などに通いはじめる幼児期になると、子どもが朝起きないことに頭を悩ませるパパママが増えてきます。無理やり起こすのは、起こす方も起こされる方も、あまり気持ちのいいことではありません。今回は、朝起きない子どもが自然に起きられるようになる工夫をご紹介します。
子どもが朝起きない悪循環
そんな中、子どもがなかなか起きてくれないと、起こし役のパパママはどうしてもイライラしてしまいますよね。しかし、その気持ちが子どもにも伝わってしまうと、子どもはますます起きられなくなってしまいます。
大切なのは生活リズムと睡眠の質
自分のお子さまの生活リズムについて一度考えてみましょう。睡眠時間は足りているか、寝る時間は遅くなっていないか、日中は元気に活動しているか、お昼寝はしすぎていないか……。
これらが睡眠の質を大きく左右します。睡眠の質が悪いと、朝起きられなくなってしまうので注意しましょう。
前日の夜からできる工夫
まずは、寝る前に必ずトイレへ行かせること。トイレを我慢していると、睡眠が浅くなってしまうからです。
そして、夜ご飯は早めに済ませて、食後はお菓子を食べさせないようにしましょう。寝る直前に食べ物を食べると胃もたれしてしまい、睡眠の妨げになってしまいます。
また、お風呂には毎日入れましょう。体を清潔にすることで、寝るときの不快感を取りされます。かゆみがあったり体が汗臭いと、大人でも気持ちよく眠れないですよね。
さらに、寝る前には興奮する遊びや、スマートフォンの使用は控えましょう。興奮すると脳が刺激され、寝つきが悪くなってしまいます。
体内時計のリセットボタンを押してあげよう
人の体には体内時計があるといわれていますが、その時計のリセットボタンを押してあげれば、朝すっきりと目覚めることができます。
リセットボタンは全部で3ステップ。
1つめは、朝日を浴びることです。カーテンを全開にして、部屋に光を入れてあげましょう。
2つめは、外気を吸うこと。寒さが厳しくない時期は、起こすときに窓を開けて喚起をしてあげると効果的です。
3つめは、体を起こすこと。上半身を起こすことで、起きる時間であることを体に教えてあげましょう。
気持ちよい朝で有意義な1日を過ごそう
今回ご紹介したアイデアは、今日からすぐに実践できることばかり。起こす方も起こされる方も1日を気持ちよく過ごせるよう、できることからはじめていきましょう。