2017年04月22日 公開

子連れで行きたい、関東の藤の花の名所5選

関東では、ゴールデンウィーク頃にちょうど藤の花が見頃を迎えます。季節の花を楽しみに、お子さまと一緒に出かけてみませんか?家族連れでも訪れやすい、関東の藤の花の名所をご紹介します。お好みの名所でぜひ季節を感じてみてください。

関東では、ゴールデンウィーク頃にちょうど藤の花が見頃を迎えます。季節の花を楽しみに、お子さまと一緒に出かけてみませんか?家族連れでも訪れやすい、関東の藤の花の名所をご紹介します。お好みの名所でぜひ季節を感じてみてください。

池に映る藤の花が楽しめる「亀戸天神社」

File:亀戸天神の藤.jpg - Wikimedia Commons (44973)

shin Suzuki/CC BY-SA 2.0
錦糸町駅や亀戸駅から徒歩約15分の場所にある亀戸天神社は、「亀戸の天神さま」「亀戸天満宮」とも呼ばれ、江戸時代から親しまれてきた藤の花の名所でもあります。
File:Kameido shrine wisteria festival2.JPG - Wikimedia Commons (44975)

御粥/CC BY-SA 3.0
4月中旬からは「藤まつり」が開催されます。15棚100株の花が咲き、心字池に映る見事な藤を楽しむことができます。期間中は日没から午前0時までライトアップも行われます。

御祭神は学問の神様として知られる菅原道真公なので、お子さま連れで学業祈願するのもおすすめです。砂利道が多いので、歩きやすい靴で行きましょう。

【開催期間】
「藤まつり」4月15日~5月7日
※ライトアップは日没~午前0:00

【開門時間】
午前6:00~午後5:00
※境内は24時間

【所在地】
亀戸天神社
東京都江東区亀戸3-6-1

【アクセス】
・JR総武線亀戸駅 徒歩15分
・JR総武線・東京メトロ半蔵門線錦糸町駅 徒歩15分

・駐車場 無料

さまざまな藤の花が見られる「神代植物公園」

File:Wisteria (8718185903).jpg - Wikimedia Commons (44979)

Takashi Hososhima/CC BY-SA 2.0
調布市にある都立神代植物公園には約4,800種類もの花や樹木が植えられており、のんびりと散策することができます。リニューアルされた大温室では約1,300種類の植物が観賞でき、水生植物園や雑木林で季節の移り変わりを感じることもできます。

各地から多くの観光客が訪れるフジ園には、13種49本と、さまざまな藤の花が植えられています。シャクナゲやサクラソウ、春咲きのバラなども同時期に見頃を迎えます。

子どもがのびのびと遊ぶことのできる芝生広場があるので、花見に疲れたら一休みもOK。お弁当を持参すればピクニックも楽しめます。

【見頃】
4月中旬~5月上旬

【開園時間】
午前9:30~午後5:00

【休園日】
月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始

【入園料】
大人500円 中学生200円(都内在住・在学の中学生は無料) 小学生以下無料

【所在地】
神代植物公園
東京都調布市深大寺元町2・5、深大寺北町1・2、深大寺南町4・5

【アクセス】
・京王線調布駅またはつつじヶ丘駅 バス約20分
・JR中央線三鷹駅または吉祥寺駅 バス約20分

・駐車場 有料

ゆっくり散策できる「横須賀しょうぶ園」

File:Wisteria at Yokosuka Iris Garden.jpg - Wikimedia Commons (44983)

椎林 隆夫/CC BY-SA 3.0
日本有数の規模を誇るハナショウブの名所「横須賀しょうぶ園」は、藤の花の名所としても有名です。藤や白藤の花が見頃を迎えるゴールデンウィーク頃に「ふじまつり」が開催されます。和菓子とお茶を味わえる席も用意され、ゆったりと花を楽しむことができます。

園内はぐるっと回っても約1.5kmほどなので、ウォーキングや散策にぴったり。眺望を楽しめる展望台や水車小屋など、見どころも多数あります。

レストランや売店のほか、4月~6月には無料休憩室も設けられます。おむつ交換ベッド設置の授乳室もあるので、小さなお子さま連れでも安心です。

【開催期間】
「ふじまつり」4月22日~5月5日

【開園時間】
9月~4月 午前9:00~午後5:00
5月~8月 午前9:00~午後7:00

【休園日】
月曜日(祝日などの場合はその翌日、4月~6月は無休)、年末年始

【入園料】
4月~6月 大人310円 小・中学生100円
7月~3月 無料

【所在地】
横須賀しょうぶ園
神奈川県横須賀市阿部倉18-1

【アクセス】
・JR横須賀線衣笠駅からバス 徒歩2分
・京浜急行本線汐入駅からバス 徒歩15分

・駐車場(90台)
1時間310円、以後30分ごとに150円(4月~6月のみ)

天守閣に遊園地も「小田原城址公園」

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pinkpanther3/CC BY
「小田原城址公園」では、4月下旬頃から大正天皇ゆかりの「御感の藤(ぎょかんのふじ)」が開花します。この藤棚は花房が1mほどもあり、小田原市指定天然記念物、かながわの名木100選に選定されるほど見事。同時期に、ツツジの花も見頃を迎えます。
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江戸村のとくぞう/CC BY-SA 4.0
藤の花の観賞後は、「天守閣」や「常盤木門SAMURAI館」も見学してみましょう。「こども遊園地」には小さなお子さまでも乗れる豆汽車、豆自動車、メリーカップなどがあり、リーズナブルな料金で遊ぶことができます。
【見頃】
4月下旬~ゴールデンウィーク頃

【開園時間】
24時間
※天守閣、常盤木門SAMURAI館などは、午前9:00~午後5:00

【入園料】
無料
※天守閣、常盤木門SAMURAI館などは有料

【所在地】
小田原城址公園
神奈川県小田原市城内

【アクセス】
・JR・小田急・箱根登山鉄道ほか小田原駅 徒歩10分
・西湘バイパス小田原ICから約5分

・駐車場 近隣の有料駐車場を利用

4月末プレオープン!水郷佐原あやめパーク(水郷佐原水生植物園)

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katorisi/CC BY 2.5
あやめで有名な水郷佐原水生植物園ですが、藤の名所としても知られています。
入口近くにある長さ70メートルの藤のトンネルは幸せの道といわれています。園内には椅子やテーブルもあるので、子連れでも休憩しやすくゆっくり観賞することができます。

こちらの施設は、平成29年4月29日に「水郷佐原あやめパーク」と名称も新たにプレオープン。園内にはあやめの他、藤棚やハス池に加え、新たにリコリスなどを植栽し、水と植物が織り成す風景を楽しめる空間にリニューアルします。さらに、子どもたちが楽しめる遊園施設もできるそうですよ。

【見頃】
5月上旬

【開園時間】
午前9時~午後4時30分
※入園最終受付は、閉園の1時間前です
※あやめ祭り期間・はす祭り期間は営業時間が異なります。ホームページでご確認ください。

【休園日】
月曜日、年末年始 ※あやめ祭り・はす祭り期間は無休

【入園料】
4月、9月~11月:大人200円 小・中学生100円
5月~8月:大人600円、小・中学生300円
あやめ祭り期間:大人800円、小・中学生400円
12月~翌3月:無料

【所在地】
水郷佐原水生植物園
千葉県香取市扇島1837‐2

【アクセス】
JR佐原駅から
・コミュニティーバス(月・火・木・金運行)「水生植物園」下車 徒歩7分
・関鉄観光バス 「水生植物園入口」下車、徒歩5分

車の場合:東関東自動車道 佐原香取ICから約14km 大栄ICから約16km

・駐車場 無料(乗用車500台、大型バス40台)

GWには藤の花を見に出かけよう

藤の花の見頃は4月下旬から5月上旬くらいなので、ゴールデンウィーク中のお出かけ先にぴったりです。お子さまに、藤棚特有の美しさをぜひ見せてあげましょう。ただ、どこも人気があり混雑必至なので、子連れで出かけるなら、駐車場の有無などを事前にチェックして早めに動くようにするのがおすすめです。

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