2018年05月24日 公開

ご利益大!?小さくなったくつ下の手作りお守りを「父の日」に贈ろう♪

「母の日」はカーネーション、じゃあ「父の日」は……?と父の日のプレゼントに、悩む方も多いのではないでしょうか。そんなときは、お子さんの小さくなったくつ下で、お守りを手作りしてみませんか?パパの日常のモチベーションが上がる、簡単・手作りのお守りの作り方をご紹介します。

「母の日」はカーネーション、じゃあ「父の日」は……?と父の日のプレゼントに、悩む方も多いのではないでしょうか。そんなときは、お子さんの小さくなったくつ下で、お守りを手作りしてみませんか?パパの日常のモチベーションが上がる、簡単・手作りのお守りの作り方をご紹介します。

贈るなら、パパのモチベーションがアップするプレゼントを!

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「父の日」のプレゼントって、結構悩みませんか?「母の日」のプレゼントほど確固とした定番がないので、私たち保育者も毎年、保育園で作る子どものプレゼント作りをどうしようかな……と結構、悩んでしまいます。

そんなとき、とあるパパから、「子どもからの応援メッセージが入った落書きが、ものすごくうれしくて。見る度に元気が出るので、それをスマホで撮って、ときどき見てるんですよ」というお話をうかがいました。

「なるほど!やっぱり物より気持ちなのね!」と、その話をきっかけに思いつきました。

くつ下で作ったお守り♪

くつ下で作ったお守り♪

鉄道好きのパパには、電車のイラストが描かれたくつ下で作るのもおすすめです。
というわけで、パパがお子さんの気持ちをいつも持ち歩ける、プレゼントプランを考えてみました。

子どもの落書きの画像もいいけれど、ここは「父の日」。ひと手間かけて、小さくなったくつ下を使ったお守りをお家で作ってみませんか?

小さいときのくつ下って、お子さんの成長も感じられますよね。そこにお子さんの気持ちをたっぷり詰めたら、パパのお仕事や子育てへのモチベーションもアップするはず!うれしいプレゼントになると思いますよ!

用意するものはこちら!

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材料・道具ともに、いずれも100均ショップで手に入りますよ。

【材料】
・小さくなったくつ下 片方のみ
・ハギレ 5~6cm角程度の大きさ
・コピー用紙などの紙 1枚(折り紙や便箋など、メッセージが書けて折りたためるならOK!)
・毛糸 30cm程度
・ビーズ 2個(8mm径ぐらいの毛糸が通せるサイズのものや子ども用ビーズなど)

【道具】
・布用ボンド
・毛糸針
・はさみ
・筆記用具

さあ作りましょう!

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くつ下は正面にして作りはじめます。
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【作り方】
1. 紙にメッセージや絵を書く
ここが一番大事です!「なんて書く?」と、ママと子どもで必ず相談しましょう。ママが代筆する場合、子どもがその周辺になぐり描きしたり、シールを貼ったり、スタンプを押すなど、できることをやりましょう。

2. 毛糸を通します
靴下の口ゴムの下ぐらいのところに、表→裏と図のように毛糸針に通した毛糸を刺し通します。

3. ビーズで毛糸の端を留めます
毛糸針を外して、毛糸の両端にビーズを通し、ビーズが取れないように玉結びをします。ビーズに毛糸がうまく通らないときは、毛糸針を使ったり、毛糸の先にセロハンテープを巻いて端を尖らせてやってみてください。

4. ストラップ部分を作ります
毛糸を後ろで余らせた状態で、表をちょうちょ結びし、残った後ろをまとめ絞り結びます。

5. ハギレに「お守り」と書きます
ハギレは、くつ下より一回り小さくカットします。文字は油性ペンや、布用ペンなどで書きましょう。

ハギレは、ピンキングばさみで切るとほつれにくいですが、周りをボンドでつけるため、普通のはさみでも大丈夫。お守りのタイトルは「たくみ大明神」など、お子さまの名前を神様風に入れても楽しいですよ♪

6. お守りを靴下に貼り付けます
布が接着できる、布用や木工用を使います。もちろん縫い付けてもOKです。

7. メッセージを書いた紙を畳んで入れ、毛糸をちょうちょ結びにしたらできあがり!

くつ下でなくてもOK!アレンジいろいろ♪ 祖父母へのプレゼントにもぜひ!

小さくなったくつ下がなければ、サイズアウトしたお子さまのTシャツを適当な大きさで袋にすれば、同様に作れますよ。縫わなくてもOK。布用ボンドで充分です!大丈夫、便利な世の中になりました!

祖父母のプレゼントに添えても、大変喜ばれるかと思います。孫パワーでプレゼントもグレードアップ♪(笑)

子ども知ってほしい!記念日は「気持ちを伝える日」

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パパにご利益がありますように!
一年を通して、「父の日」などの記念日は、相手のことを思いやり、どうしたら喜んでくれるかな?と考えるよい機会です。

想像して考えることは、子どもの心を育てます。心の成長は、きっと長い目で見たとき、お子さまの人生をより豊かにしてくれます。

子どもたちには、記念日とは「何かをプレゼントをする日」ではなく、「日々の気持ちを伝える日」と伝えていきたいものですね。

お子さまの「パパ大好き!」という気持ちと、ママの「ちょっとのひと手間」の相乗効果で、すてきな父の日になりますように!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

いわいざこまゆ
いわいざこまゆ

イラストレーター・造形作家です。7年間の保育士勤めを経て、主に保育の専門誌や書籍でイラストやまんがを描いたり、保育のための造形やアイデアを発表しています。現在も、近所の保育園に助っ人保育士として時折出没します。著書に「まゆ先生の保育な毎日」(世界文化社)「縫わずにできる手作り衣装BOOK」(メイト)「おりがみよくばり百科」(ひかりのくに/津留見裕子・池田かえる共著)他。鹿児島県出身。神奈川在住。