2021年08月28日 公開

【マイペースな子に勉強させる方法】無理強いせずに学習習慣がつく!5分からはじめる家庭学習

マイペースな子の勉強への導き方、学習習慣のつけ方のご紹介です。マイペースな子が集中して学習するには、安心できる学習環境と精神的サポートが必要。「幼児期のうちに家庭学習の習慣をつけたいけれど、うちの子はマイペースで計画通りに勉強が進まない」・・・そんなお悩みを抱えるママパパ必見です。

           
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「幼児期に家庭学習の習慣を身につけさせたい」とお考えのご家庭は多いかと思います。毎日少しでも勉強する(集中して考える)ことは、小学校以降の成績に直結します。
とはいえ、小さい子に静かに勉強させることは難しいですよね。好奇心旺盛で運動欲求も高い幼児期はマイペースな子も多く、決まった時間に机に向かわせることが難しいこともあります。
「机に向かって集中できない」、「なかなか椅子に座らない。」・・・マイペースなわが子にイライラしてしまうママパパもいらっしゃるのでは。そんな時は勉強の始め方、やり方を変えるだけで見違えるほど集中できるようになります。自分にはまる勉強法を見つけた時、マイペースな子ほど集中して取り組むようになります。未就学児のうちに家庭学習の習慣をつけることで、その子に合った効率の良い学び方を見つけられます。

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マイペースは強み!

マイペースと言うと、行動が遅い・自分勝手・人の意見を聞かない等、悪いイメージもあるかと思います。自分のペースで物事を進める傾向があるので、幼稚園・保育園などの集団生活で遅れを取ることもあるかもしれません。しかしマイペースは決して悪いことではありません。「周りに流されず自分のペースで物事を進められる」ということは人生において大きな強みになります。例えばテスト・受験の時など「ここぞ!」と言う時に強いのはマイペースな子です。競争相手が多い場面でも、自分を見失わず問題に取り組むことができるので能力を発揮しやすいのです。
子どもが集中する「得意なこと・好きなこと」から勉強法のヒントを探すのがおすすめです。読み聞かせ・外遊び・室内遊びをしている時に「何に夢中になっているか」観察しましょう。
「積み木遊びが好き→積み木を使って数と形の勉強をする。」
「絵本が好き→ママパパにも読んで欲しいとお願いして、ひらがなと音読の練習に導く。」
など好きなことから勉強につなげると集中しやすいです。

まずは5分から「ゆるく始める学習習慣」


幼児の集中力は年齢+1分と言われています。3歳なら4分、4歳なら5分程度しか集中できません。最初からドリル・教材に20分、30分取り組むのは難しいかもしれませんね。問題を解くことに慣れていない場合、設定された目標時間で解けないこともあります。また問題の挿絵に気を取られて、関係ない話やお絵かきが始まるかもしません。
そんな時はイライラせず、話を聞き問題に取り組むように導きます。「ママ(パパ)と一緒に数えてみようか。いくつあるかなぁ。」などと一緒に考えると良いですね。まずは1問からでも良いので5分間「集中して考える」ことからスタートしましょう。

なかなか答えが出てこなくても問題ありません。ママパパがヒントを出す、質問をするなどして子どもから回答をひき出します。正解・不正解は問わず「考えられたこと」を褒めてあげます。自尊感情を高めることで「考えること」「自分の意見を言うこと」に楽しさ・喜びを感じられるようになります。
まずは5分。短時間でも良いので家庭学習の時間を「楽しむ」練習から始めましょう。

自由奔放なわが子、どう勉強に誘うのが正解?

遊んでいるとき、スマホ・ゲームをしている時など、夢中になっている時にドリル・知育教材をするように言っても、素直には取り組む子は少ないです。特にマイペースな子は自分の気が乗らないと、勉強が始められません。効く子には効くであろう競争心を煽る言葉もマイペースな子には効果が薄いです。
「○○ちゃんは頑張ってドリルをしてるよ。」
「お兄ちゃんはもう教材終わったよ。」などと言っても慌てることはないでしょう。
勉強する時間を決めていたのに、「その時間に机に向かおうとしない」、「机に向かって見るものの、なかなか問題に取り組まない」など思い通りにいかないものです。「親の態度・場所・時間」を見直すことで、ママパパがイライラせずに、子どもも楽しく学べるようになります。

勉強する時間・場所を定める

その子のスケジュールに合わせて学習時間を組んでしまいましょう。起きてすぐの15分、幼稚園帰宅後の20分、夕ご飯の前の30分、など無理なく毎日続けられる時間帯を設定します。習い事のある日は時間を短縮する、子どもの機嫌が悪いようなら時間帯をずらすなどして無理なく学習しましょう。
学習する場所も決めます。自室・リビングなど「子どもが落ち着く場所」を勉強スペースとして定めます。この場所にはおもちゃや食べ物など、気が散るものは置かないようにします。「ここに座ったら静かに集中する場所」と意識づけることが大切です。勉強する時間と場所を決めることで、その時間にその場所に行くだけで「勉強モード」に切り替えられるようになります。

パパママが一緒に音読しながら取り組む

幼児期の学習には親の寄り添いが欠かせません。隣でスマホポチポチはNG。勉強の際は必ず近くにいて見守ることで学習効果も上がり、親子の信頼関係も築かれます。家庭が安心して学べる環境になると、勉強に集中できます。学んだ内容に関して興味を持ち、知的好奇心・思考力が育まれるようになります。
問題が解けた、自分の考えで答えが出せた(不正解であっても)時は大げさなくらい褒めましょう。「勉強時間を楽しいと感じること」、「勉強を一緒にしているママパパも楽しそう」と感じることが学習意欲を高めます。
子どもがなかなか勉強モードに入らない時は、「音読学習」で集中力アップ!パパママが問題文を親が読み上げると子どもの集中力が長続きします。文字が読める子でしたら「問題をママパパに教えて~」とお願いしても良いですね。

楽しみの前後に勉強時間を設定

おやつの前、ゲームの後など「楽しみの前後」に勉強時間を入れると集中しやすいです。楽しみの前に勉強する場合は、「勉強を頑張ればおやつが食べられる、お友達と遊べる」など勉強後の楽しみを意識することで、モチベーションが上がり勉強に集中しやすいです。また楽しみの後に勉強する場合は、「楽しんだ満足感・達成感」があることで安心して勉強できます。遊びや運動を我慢させて勉強をさせるよりも、楽しみを満喫させてからの方が勉強に身が入ります。

丸つけを増やす、工夫する

ドリル・教材に取り組み、ママパパから○をつけてもらうことで、達成感と自己肯定感も育みます。できるだけ1問ずつ丸つけをして○をたくさんにします。1単元完了ごとに大きな花丸やイラストをプラスするのもおすすめ。子どもはかなり喜ぶはずです。花丸・イラストが見たいから勉強を頑張るようになります。ママパパの丸つけはモチベーションアップ効果大!
間違えた時は、×をつける前に「なぜその答えにしたのか?」子どもに聞きます。理由を説明できたら、正誤に関わらず「そうなんだ。○○ちゃんはそう思ったんだね!」と受け入れます。その後に正しい答えと考え方を簡潔に教えます。正しい答えを書き直せたら、大きく丸をつけます。
×をつける場合も、答えを消すような形でつける、大きくつけることは避けたいですね。小さいレ点や×を口にした動物のイラストなどで、ソフトに間違えを知らせます。間違うことは学びを深めるチャンス。その都度なぜ間違ったのかを理解することが大切です。間違うことにネガティブな感情を抱かせないよう、叱る・見下すことは避けましょう。

学習時間はいつがベスト?

幼稚園・保育園から帰ってきてすぐに取り組ませたい、習い事の後・夕ご飯の後に取り組ませたい、など各家庭で学習させたい時間はさまざまだと思います。子どもが落ち着いて学習できる時間ならいつでも良いです。できれば毎日決まった時間に学習をする方が習慣づけになります。その日のスケジュール・体調によって学習時間が取れない時は無理強いはしません。また時間がずれてしまっても、子どもにやる気があるなら、いつもと違う時間に勉強してもOK
習い事でまとまった時間が取れない時は分散して勉強してみてはいかがでしょう。起床後15分、おやつの後15分、お風呂の後15分のように分けると学習時間が確保しやすいです。ただし夜に勉強する場合は就寝1時間前までに終わるようにします。

記憶に残りやすいのは朝と夜

学習内容が頭に残りやすいのは朝と夜。特に早朝は脳内で神経伝達物質ドーパミンの分泌が活発になるので、集中力・記憶力・情報処理能力が高くなります。計算問題・積み木の数を数える問題など、じっくり考える問題を解くのに向いている時間です。
夜の勉強が効果的なのは、その後の睡眠によって覚えたことが定着するからです。都道府県・国名・漢字・英単語などの暗記学習が向いています。ただし寝る直前はNG。寝る直前まで頭を使ってしまうと、脳が興奮状態になり良い眠りに入れなくなります。
良い睡眠は記憶力定着に必須。幼児の場合は10時間程度の睡眠が必要とされています。幼稚園・小学校受験を考えるご家庭では、受験前の数カ月間は勉強時間を増やしがちです。睡眠時間を減らしてまで勉強することないよう、計画を立てて準備したいですね。十分な睡眠も受験対策の一環です。

参考書籍:菊池洋匡.小学生の子の成績に最短で直結する勉強法.実務教育出版,2020,151p-152p

決まった場所・時間で勉強できない時は?

スケジュール、体調などで決まった時間でできない場合は先に述べた通り、無理せずできる時間で取り組めばOK。場所も同じく変更可能です。
お子さまの中には決まった場所・時間で勉強することが苦手な子もいます。その場合は、時間や場所は気にせず子どもの様子を見ながら「ママ(パパ)と一緒に○○(教材名)やろうか?」と親から誘ってみましょう。子どもが嫌がる場合は、「○○時にリビングに集合するのはどう?」などと遊び風に誘うのもおすすめ。いつも決まった場所・時間で取り組める子が、勉強を嫌がる時にも使える方法です。
いつもとは違う場所で勉強することは気分転換にもなりますし、集中力もアップします。
勉強をしている時、周りの環境も背景として頭に記憶として残ります。学習内容もその環境と結びついて記憶されます。
部屋を変えることは環境(背景)が変わること。新たな環境で学ぶことで、結びつく背景が増えて新たな学習内容が記憶しやすくなります

ママパパも一緒に学習時間を楽しもう

小学校入学前の時期は「親との関り」が学習意欲・効果を高めるための大切な要素です。親から見守られることで集中力も高まり、知的好奇心も育まれます。
思考力を鍛えるなら、答えを出すまでの過程を説明させると良いでしょう。ママパパが「自分の考えに関心を持っている」と感じることで自尊感情も育ちます。毎日子どもの学習を見ることは大変なこともありますが、成長を実感できる楽しい時間でもあります。家事・仕事の手を止めて子どもに勉強を教えることは、親にとっても良い気分転換になります。

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AOTANAOAO AOTANAOAO 2015年よりライターと鞄・アパレル雑貨メーカーのWEBモデルの仕事をしています。Chiik!!では幼稚園入試、英語学童、インターナショナルスクール、親子で作れる知育玩具などの記事を執筆。 教育・健康・レジャー・ファッションなど、「日常生活がより豊かに楽しく送れる」ような情報記事を書いております。