イヤイヤ期が長く続くお子さまやイヤイヤ期がはじまるのが遅くて、他の子どもよりも遅くまでイヤイヤ期が続くお子さまをお持ちで悩んでいらっしゃるパパママもいらっしゃるのではないでしょうか。そんなパパママの悩みを解消できるような対処法をご紹介します。
周りの子は落ち着いているのに……というとき
3歳頃になると意思疎通ができるようになり、イヤイヤをしなくても自分の意思を伝えることができるようになることが一因のようです。
しかし、イヤイヤ期は個人差が大きく、お子さまによってはじまる時期や終わる時期、イヤイヤの度合いなどは異なります。
「周りの子がイヤイヤ期真っ盛りなのにうちの子は全然そんな傾向がない……もしかしてうちの子、イヤイヤ期がないのかしら。ラッキー」と思っていたら、3歳になりイヤイヤ期が開始……という話もよく聞きます。
つい「なんでうちの子だけ……」「うちの子、他の子とは全然違うけど大丈夫?」となってしまいがちですが、まずは周りのお友達と比べるのをやめてみるのはいかがでしょうか。
パパママが周りの子と比べていたり、焦っていたりすると子どもは敏感に察知します。
周りと異なると心配なお気持ちはとてもわかりますが、まずはご自分のお子さまだけに目を向けてみるのが大切なことかもしれません。
時間に余裕を持った生活を心がけましょう
3歳児はますます自分でできることが増えているため、その傾向はより強くなるかもしれません。
できれば子どもが「やりたい!」と言ったら、なんでもやらせてあげたい。でも、いつでもそんな悠長なことをいっていられないのが現実。
出がけや朝など忙しい時に「やりたい!」が出てきて「また今度ね」となったら、イヤイヤが大爆発……そしてこちらもイライラの悪循環に……
そうならないためにも、あらかじめ時間に余裕をもって行動してみてはいかがでしょうか。 時間に余裕ができると、自分の精神面にも余裕ができるため、お子さまの対応も落ち着いてできるでしょう。 あわせて、お子さまのいつもの行動パターンを把握し、イヤイヤが起きる前に少し先回りして、いろいろなことを想定しておくと、よりよいですね。
疲れと眠気は大敵!十分な休息と睡眠を
機嫌が悪くなると、イヤイヤも増えてしまうでしょう。
3歳くらいになると体力がつき、中にはお昼寝をしなくなるお子さまもいます。また、昼寝をしすぎて夜寝る時間が遅くなるお子さまも。
十分な夜間の睡眠を確保するために、お昼寝や就寝の時間は、極力毎日ずらさないよう心掛けましょう。
また、日中疲れていそうな場合は、寝るまでしなくても横になって休むなど、少しでも疲れを溜めないようにしましょう。
手を貸すときは子どもに確認してから
でもこれもイヤイヤが爆発してしまう原因です。
なにか子どもが自分で挑戦しているときは、できるだけ見守り、どうしても手伝いたいときは、必ず確認してからにしましょう。
意思疎通ができる3歳児だからこそ、子どもの意思を尊重することが大事です。
自立への一歩だけど、まだパパママに甘えたい時期
いろいろと自分でやりたいけどうまくできなくてイヤイヤしてしまうのも3歳のイヤイヤ期の特徴。
2歳頃までは力づくでだっこでもなんとかなっていたけど、からだも力も大きくなり、厳しくなってきた……3歳だからこそ悩むこともたくさんありますよね。
でも過ぎてしまえばよい思い出!大変ですが、「今しかできない経験!」と前向きに、ある意味、楽しんでしまうのも1つの手かもしれませんね。