ママ友ができた!でもランチ会にお出かけに…と、おつきあいにお金がかかるように。楽しみだけど、考えないといけないこともありますよね。お誘いをお断りするときのマナーについても考えてみましょう。「2年で350万貯めた あきのズボラ家計管理」著者による、連載第5回です。
お誘いが増えてうれしい!でも、出費も増えてない?
何度か公園に通ううちに顔見知りも増え、連絡先を交換するママ友ができることも。はじめは新しい友だちができたことにワクワクしますが、お互いの家を訪問したり、ランチ会やクリスマス会などのお誘いが増えると、ママ友との交際費がかかるように。「これってママ友貧乏…?」と心配になることはありませんか?
ママ友との交際費が家計を圧迫?
ママ友とのおつきあいはたくさん考えられます。一度の費用は大したことなくても、毎回つきあっていたらママ友との交際費が気づいたら月数万円、なんてことにもなりかねません。年間にしたらとんでもないことに!?
思うようにお金が貯まらないというママの中には、実はこのママ友交際費が家計を圧迫しているという人もいます。月々数千円ならともかく、数万円になっているのに気がつかないようでは、これから先の家計のやりくりも心配です。
でも、ママ友とのおつきあいも楽しみのひとつですし、まったくつきあわないというのも難しいですよね。
ママ友のおつきあいはどう考える?
なかには、ママ友からのお誘いを断るなんて角が立つ。お金のためにお友だちとのおつきあいを控えるなんてケチくさくてイヤと考えるママもいますよね。
もちろんお金に困っていないなら好きなだけおつきあいしてもいいんですよ!でも、もしお金に困っているなら使いすぎないようにコントロールしなくてはいけません。
たとえば、公園に行く時はお友だちはジュースを買っていても、自分は水筒を持参する。ジュースを買うより、子どもの健康にもいいですよね。普段のランチ会までは参加するけど、遊園地などのお高めのところは理由をつけて断ってもいいでしょう。
なんでもかんでもケチケチするとか、そのときの気分によって判断するということではなく、前提としてここまではいいけどこれ以上は無理、という自分軸をもっておいたほうが断りやすくもなります。「行きたいけど、高いな~、どうしようかな」と、返事をぐずぐず先延ばしにしていると、マナー的にもよくないですよね。
家計にもよりますが、しっかり貯金したい場合には、自分軸は少し厳しめにもっておいたほうがいいでしょう。ちなみに、3人の子どもがいる筆者の場合は、「子どもが5人いてもそれをやるかな?」という視点で考えるようにしていました。たとえばお友だちに遊園地に誘われた場合でも、大人1人、子ども1人なら「いいよ」と言えますが、子どもが5人いた場合を考えると、年に1回ならいいけど、毎月は無理だな…など、何回までならOKなのかという判断基準にもしていましたよ。
お隣のママとはお金の事情が違うのですから、相手の金銭感覚にただ流されているだけでは身が持ちません。もちろんお友だちとのおつきあいも大切ですから、全部断るのではなくて、自分なりの限度をもちましょう!ブレずに続けられれば、相手のママにも「ケチくさいな」というより、「しっかり管理しているんだな」という印象を与えられると思います。
いくらまでなら使ってもいい?
仕事をしていないママだと、夫には小遣いを渡すけれど、自分の小遣いはないというママもいます。でも、ママ友とのおつきあいの度にお金を使っていたら、気づいたら夫の小遣い以上の交際費を使っている…という場合もあります。とりあえず月数千円など、家庭の事情に合わせた金額を設定し、小遣い以上になりそうだったら「今月はピンチだから…」などといってお断りする場面があってもいいのではないでしょうか。