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日本の学童保育と少し似ているイギリスのアフタースクールクラブ。一体どんな活動をして過ごすの?利用できる時間帯や値段は?ブレックファーストクラブやアウトドアクラブなども含め、気になるポイントをリサーチしてきました!
アフタースクールクラブってなに?
就業時間帯によっては、下校時間に学校へ迎えに行くのが難しいということもありますよね。そんなときに便利なのが、アフタースクールクラブです。日本の学童保育に似ています。
アフタースクールクラブは、私立で運営されているもの、学校や自治体で運営されているものなどさまざまです。学校で運営されているものは、学校からの移動が不要で便利なのはもちろん、信頼できるなどの理由で、人気が高いです。
活動内容はどんな感じ?
専用の教室にはボードゲームやスポーツ用品、アートやクラフトなどの道具がたくさん用意してあります。子どもたちは興味がある活動内容を自由に選んで、自主的に時間を過ごすことが可能です。運動場でサッカーをしたり、持参したスクーターに乗ったり、遊具で遊んだり、友だちと楽しそうに過ごしている姿をたくさん見かけました。
どんな方針で運営されているの?
とはいえ、サッカーなどスポーツをする子ども、屋外遊具で遊ぶ子どもなどそれぞれが自由に動きまわっていると、体格の違いによる怪我なども心配ですよね。そこで、基本はYear RとYear 1(4〜6歳)、Year 2からYear 4(6〜9歳)、Year 5とYear 6(9〜11歳)の3つのグループに分けて、活動を行うように工夫されているようです(Yearというのは「学年・年生」のような単位です)。
利用できる時間帯と費用も気になるところ…
※値段は、運営団体や地域によって異なります。
忙しい朝には、ブレックファーストクラブ
この学校のブレックファーストクラブの参加費は£3.10/回です(日本円で約470円ほど:2018年1月のレート)。
アウトドアクラブなどに参加することも可能
内容はサッカーや空手など日本でもよくあるものから、クロスカントリーやホッケー、ガーデニングのようなイギリスらしいクラブまで、選択肢が多いです。
学校が運営しているものは1回£1程度と安く、気軽に参加できるのが魅力です。
クラブ参加中の子どものパパママの声
「他の子どもたちと過ごす時間を通して社交性も育つし、良い経験となっていると思う」という声も多く聞きました。
これから、日本もイギリスも、ますます共働きが増える時代になるでしょう。子育てを頑張るパパママにとって、安心して子どもを預けられる場所が、今後さらに増えてくるといいですね。
在英13年目の2時の母、ライター兼イラストレーター。武蔵野美大卒。現在は英国で日本語教育・日本語子ども会活動にも従事。海外生活・育児経験を活かした記事を執筆中。
※いしこがわ理恵さんのイギリス漫画レポートの過去記事はこちら↓↓↓
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