子どもが描く絵って、とても可愛いですよね。描いた作品が溜まっていくのを見て、ふと「何かに利用できないかな?」と思ったことがあるパパママも多いのでは?今回は、お気に入りの作品を使ったコースターの作り方をご紹介します。デコパージュの液があれば簡単にできますよ♪
用意するもの
・お絵かき作品(スキャンまたは撮影して、印刷できるように準備しておきます)
・デコパージュ液(今回はMod Podgeを利用しました)
・筆(デコパージュ液を塗るときに使います)
・コースター、またはタイル(100円ショップにあるようなシンプルなもの、長く使って色が剥げてしまったものの再利用でもOK)
・プリンター&印刷用紙(コンビニでも印刷できますね)
・ハサミ、またはカッター
・トップコート
このようなシンプルなコースターやタイルが使いやすいです(無地のものがおすすめです)。
もし柄があるものを使う場合には、絵を上から貼ったときに柄が透けて見えてしまうので、白のアクリル絵の具などで下地を塗って乾かしておくと良いでしょう。
作り方
まず、スキャンまたは撮影したお絵かきを、コースターの大きさ・デザインに合うように印刷・カットしておきます。印刷する用紙は普通のコピー用紙で大丈夫です。
もしプリンターがない場合やにじみやすいインクの場合、色鉛筆・アクリル絵の具・その他耐水性のペンなどで書いた絵であれば、そのまま使用することができます。
塗ったデコパージュ液が乾かないうちに、あらかじめ印刷・カットしておいた絵を上から貼ります。
このとき、絵の真ん中からその側に向かって指で軽く空気を抜くように貼っていくと、きれいにできますよ。
今回はマスキングテープを貼って、絵の周りをデコレーションしました。厚みがあまりないステッカーやシールなどを使うのも良いかもしれません。
お好みでいろいろと追加してみてください。
次に、コーティング1層目として、全体にデコパージュ液を塗ります。
プリンターのインクの種類によってはにじみやすいものもあるかもしれません。その場合は、薄い色のところを最初に塗ってから、次に濃い色の部分はポンポンとカバーするように塗ります。
濃い色の部分を塗った液を、あまり周りに引き伸ばさないようにすると、比較的きれいにできるようです。また、筆をときどきキッチンペーパーなどで拭き取りながら塗ると、色のにじみを防ぐことができます。
端の部分からはがれてこないように、紙とコースターの境目のところも、間に空気が入らないよう、紙をしっかり貼りつけるようにデコパージュ液をぬります。
タイルを使用する場合には、側面のガサガサした部分にも液を塗って保護します。
1層目のデコパージュ液が乾いたら、その上からあと数回デコパージュ液を塗り重ねて、強度を出します。(最低2層は必要)
最後に、耐水性のトップコートやクリアスプレー等でコーティングしたら、表の工程は完了です!
タイルを使用した場合は、テーブルを保護するために、クッション性のあるもの(例えば、椅子や机の脚に貼ってフローリングを保護するシールなど)を、小さく切ってタイルの裏に貼ります。
既成のコースター、コルク素材などを使用した場合は、この工程は不要です。
できあがり!
カラフルで可愛いコースターは、子どもの工作にもピッタリ。このまま飾っても良いですし、おじいちゃんおばあちゃんなどへのプレゼントにも喜ばれそうですね。
コースターのサイズに合わせて絵を全面に貼ったり、絵の一部を切り取って組み合わせたり自由にアレンジして、思い出いっぱいの作品づくりにトライしてみてください。