秋の人気レジャーのひとつ、栗拾い。はじめて栗拾いにチャレンジするお子さまもいるのではないでしょうか?そこで今回は、栗拾いに行く前の予備知識を得るために、栗の種類や原産地などの栗に関する豆知識をご紹介します!
栗はどこから来たの?【栗の出身地】
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栗の主な原産国は、中国、北アメリカ、地中海沿岸地方です。
現在日本に生育している栗のほとんどは日本原産の栗で、北海道西南部から本州、四国、九州にかけて広く分布しています。
日本では約5,000年前、縄文時代の人々の主食として栽培されていたことが青森県の三内丸山遺跡で出土した栗のDNA調査から分かっています。
現在日本に生育している栗のほとんどは日本原産の栗で、北海道西南部から本州、四国、九州にかけて広く分布しています。
日本では約5,000年前、縄文時代の人々の主食として栽培されていたことが青森県の三内丸山遺跡で出土した栗のDNA調査から分かっています。
栗はどこでいちばん多くとれるの?
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日本で栗がいちばん多く生産されているのは、農林水産省の平成26年産のデータによると1位が茨城県、2位が熊本県、3位が愛媛県の順になっています。
日本でいちばん多く出回っているのは筑波山のふもと、関東平野の肥沃な大地に育まれた栗というわけです。
日本でいちばん多く出回っているのは筑波山のふもと、関東平野の肥沃な大地に育まれた栗というわけです。
みなさんの手元に届けられる栗は、どこで作られたものなのか、産地を気にしてみてみるとおもしろいですね。
栗の種類にはどんなものがあるの?
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現在、栽培されている品種の原種は、柴栗(しばぐり)または山栗(やまぐり)と呼ばれる品種で、山野に自生しています。
栽培されている品種はおおむね、原種である柴栗よりも大粒な特徴があります。
栗の種類は、収穫時期の違いから「みかん」や「梨」と同じく「早生、中生、晩生」の3つに分けられています。
栽培されている品種はおおむね、原種である柴栗よりも大粒な特徴があります。
栗の種類は、収穫時期の違いから「みかん」や「梨」と同じく「早生、中生、晩生」の3つに分けられています。
日本の栗のほかには、中国栗、ヨーロッパ栗、アメリカ栗などの種類がありますが、いずれも日本では病害虫の影響で栽培されていないのが現状です。
栗の実はどんなふうに木になっているの?
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栗の実はとげ状の鋭い「イガ」で覆われていて、その下には「鬼皮」というかたい皮、そのまた下に「渋皮」という薄い皮があり、その中においしい栗の実が包まれています。
動物などに食べられてしまわないように、栗の実は3重もの皮で守られているのです。
動物などに食べられてしまわないように、栗の実は3重もの皮で守られているのです。
この栗のイガイガは素手で触ると皮膚に刺さってしまうので気を付けましょう。
栗拾いをするときには、なるべく直接手で触らずに道具を使って、さらに軍手などの厚手の手袋をすると安心ですね。
おいしい栗を選んでみよう!選び方のコツ
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新鮮でおいしい栗の実の選び方をご紹介します。
・果皮(固い皮)に張りと光沢があるもの。
・ずっしりと重みがあるもの。
・傷がついていないもの。
・黒っぽく変色していないもの。
・穴が開いていないもの。
古い栗は乾燥しているので軽く、食べてもおいしくありません。
また、穴があいているものは中に虫がいる可能性が高いので避けましょう。
以上のポイントを押さえて、おいしい栗を選んでくださいね!
栗のことを学んだら、甘くておいしい栗を食べてみましょう!
秋の味覚、栗の豆知識をご紹介しましたが、いかがでしたか?旬の食材には、たくさんの体に良い栄養分が含まれています。栗のことを学んだら、今度は実際に栗拾いに行ったり栗のお料理をしたりして、甘くておいしい栗をたっぷりと味わってみてくださいね!