お子さまが家具や家電製品などあちこちにシールを貼ってしまい、お困りのご家庭も多いことでしょう。そんなときにおすすめの剥がし方をいくつかご紹介します。シールのある場所によって使い分けてみてください。
ドライヤーで温めてみる
温める前に、まずシールの角を少し剥がします。剥がした面に向かってドライヤーの熱風をあてます。すると粘着剤がゆるんでくるので、指で少しずつ剥がしていきましょう。
中性洗剤を使用する
剥がしたいシールの上に中性洗剤を塗り、ラップで覆ってしばらくなじませます。洗剤に含まれている界面活性剤の働きで、シールと接着面に隙間を作って剥がしやすくするのです。10~20分程度なじませたら、ゆっくりと剥がしましょう。
家具や家電製品、壁などに使えますが、塗装加工したものは剥がれることもあるため注意しましょう。
オイルで剥がす
オイルをシール全体になじませて10秒ぐらいおきます。するときれいに剥がすことができます。ただし、木製品、プラスチックなど油に弱いものの場合は注意が必要で避けたほうが無難です。
便利な裏技はほかにも
中性洗剤やオイルと同じような要領で、お酢も使えます。酸の力で粘着成分を溶かして剥がしやすくします。ハンドクリームの油分を活用する方法もあります。
また、シールは剥がれたけれど、粘着部分だけが残ってしまったということもありますよね。そんなときは、消しゴムでこすったり、ガムテープやセロハンテープでペタペタとくっつけていきましょう。
いくつかの方法を試したものの、それでも剥がれないという場合には、市販のシール剥がし剤に頼るのが確実です。いずれも接着面を傷める恐れがありますから、事前に確認してから使うようにしてください。