2018年05月11日 公開

「せなけいこ」さんの絵本5選 親子で共感できるストーリーが魅力

温かく素朴な貼り絵が印象的な、せなけいこさんの絵本。お子さまへの読み聞かせにぴったりで、パパママも子どもの頃に読んだ記憶があるのではないでしょうか。長きにわたり読み継がれる絵本の魅力を、せなけいこさんの人物像や作品からひも解きます。

温かく素朴な貼り絵が印象的な、せなけいこさんの絵本。お子さまへの読み聞かせにぴったりで、パパママも子どもの頃に読んだ記憶があるのではないでしょうか。長きにわたり読み継がれる絵本の魅力を、せなけいこさんの人物像や作品からひも解きます。

せなけいこさんはどんな人?

せなけいこさんは1931年、東京で生まれました。高校卒業後、あこがれていた絵本作家・武井武雄さんに弟子入りします。しかし、なかなか芽が出ず、銀行員やコピーライターをして生計を立てていたそう。

絵本デビューは、息子さんのために描いた「にんじん」という作品です。その後も自身の子育ての経験を活かし、お子さまが親しみやすい絵本をたくさん生み出しています。

絵本を、ただ「好きだから」描いているというせなけいこさん。1ページ1ページから感じられる温かな雰囲気は、そうした姿勢が織り成すものなのでしょう。

幼稚園や保育園に入園するお子さまに

 (92625)

タイトル:あーんあん
著者  :せなけいこ(作・絵)
出版社 :福音館書店
保育園や幼稚園に入園すると、多くの子どもははじめてパパママと長い時間離れる経験をします。不安や寂しさから、泣いてしまうお子さまは多いものです。この絵本が描いているのは、そんな子どもたちの様子。

一人が泣くと、みんなつられて泣き出してなんと最後には……?

せなけいこさんらしい個性的な結末ですが、お母さんの愛情を感じられます。「何かあったらパパママが助けてあげるからね」という思いを込めて読んであげてください。

なかなか寝ないお子さまに

 (92627)

タイトル:ねないこだれだ
著者  :せなけいこ(作・絵)
出版社 :福音館書店
夜になってもなかなか寝ないお子さまは、パパママの悩みの種。そんなお子さまに読んで欲しいのが、この絵本です。

数あるせなさんの絵本のなかでも、定番の作品。驚きの展開に、ますます目がさえてしまうかもしれません……。

ストーリーは衝撃的ですが、かわいらしいイラストのおかげで、お子さまを怖がらせすぎることはないでしょう。元気が良すぎて、なかなか寝てくれないお子さまにおすすめです。

「イヤイヤ期」のお子さまに

 (92630)

タイトル:いやだいやだ
著者  :せなけいこ(作・絵)
出版社 :福音館書店
なんでも「イヤ」と言いたくなる「イヤイヤ期」。この時期のお子さまの扱いに困ったら、「いやだいやだ」を読んであげましょう。

この絵本の主人公・ルルちゃんは、せなさんの娘さんがモデルです。そのせいか、リアリティのある描写がたくさん。お子さまは、絵本のルルちゃんと自分を思わず重ね合わせてしまうのではないでしょうか。

それまで「イヤイヤ」と言っていたお子さまも、この絵本を見たら「あれ、私みたい」とわれに返るかもしれません。

はじめてストーリーのある絵本に挑戦するなら

 (92634)

タイトル:おばけのてんぷら
著者  :作/せな けいこ 絵/せな けいこ
出版社 :ポプラ社
はじめてストーリーのある絵本に挑戦するときに、選んで欲しいのがこの絵本。のんびりマイペースなうさこちゃんの様子が、楽しい作品です。

うさこちゃんのモデルは、せなけいこさんの息子さんだそう。めがねを揚げても、おばけにてんぷらをとられても気がつかないマイペースなうさこちゃんに、思わず笑ってしまいます。

自分で絵本を読みはじめたお子さまへ、プレゼントするのも良いでしょう。親しみやすく楽しいストーリーなので、飽きずに最後まで読むことができそうです。

離乳食をはじめる前に

 (92637)

タイトル:にんじん
著者  :せなけいこ(作・絵)
出版社 :福音館書店
にんじんが嫌いな息子さんのために描いた、せなさんのデビュー作。にんじんが大好きな動物が、次々出てきます。

リズミカルな繰り返しの文章なので、言葉がまだわからないお子さまでも楽しめるでしょう。テンポの良さと動物の愛らしさに、にんじんが苦手なお子さまもついつい「食べてみようかな?」という気持ちになるかもしれません。

離乳食をはじめる前から読めば、「にんじんはおいしいもの」と思ってもらえそうな一冊です。

せなけいこさんの絵本の世界観を親子で楽しんで

 (92640)

せなさんの絵本には、自身の子育て経験から誕生したものがたくさんあります。そのため、親子ともに共感できる内容のものばかり。子育てのなかで困ったときに、パパママを助けてくれることもあるかもしれません。

またお子さまは、絵本の主人公と自分を重ね合わせ、ストーリーに引き込まれることでしょう。何度でも読み返したくなるせなけいこさんの絵本を、親子で楽しんでみてくださいね。

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この記事のライター