5月頃から夏にかけてはトンボの季節。田んぼや川の周辺に群をなして飛んでいるトンボを捕まえてみませんか?捕まえ方にはいくつかコツがあり、コツさえ押さえれば子どもでも捕まえることができます。今回は素手、網、道具を使ってトンボを捕まえる際のポイントをご紹介します。
トンボがよくいるのはどこ?
幼虫のときに淡水で暮らす種の多くが、成虫になっても水のある場所を好むことがその理由。
比較的人間の目につきやすい場所に生息しているため、トンボに出会うことはさほど難しいことではありません。お散歩がてら、田んぼや川などの水場に足を運んでみましょう。
素手で捕まえる方法
近づくときは、ゆっくりと蛇行しながら歩み寄るのがコツ。トンボに向かって一直線に進むとびっくりして逃げてしまいますが、右に左に移動しながらゆっくり近づくと、トンボがその動きをなかなか認識できないため捕まえやすくなります。
ゆらゆらと揺れながらそっと近づいたら、親指と人差し指を使い一瞬で羽を挟んで捕まえましょう。
網で捕まえる方法
より確実にゲットするには、飛んでいるトンボの横からさっと網をかぶせたあと、8の字を描くように空中で回してから、トンボが入っている網の入り口をふさぐようにしましょう。トンボが網の奥の方へ移動するので、逃がしづらくなります。
網をかぶせる前は、あわてずゆっくり動くのがコツです。素早い生き物ではないので、落ち着いて移動すれば問題ありません。
道具を使って捕まえる方法
小石を虫だと思い込んだトンボが小石に飛びつき、そのまま糸に絡まって落ちてきます。子どもでも簡単に作れて、扱いも難しくありません。
自分が作った道具でトンボを捕まえることができれば、喜びも倍増でしょう。
トンボを捕まえてみよう
トンボは首が脆く、捕まえるときに首へ固いものを当てると簡単に取れてしまうため「優しくしてあげてね」と声をかけておきましょう。