おうちで手作りできる知育玩具やおもちゃのアイディアを知りたい人のために、おすすめの作り方本をピックアップしました。お子さまと一緒にどれを作ろうか相談したり、一緒に見ながら作ったりするのにも最適です。発達に合う、今必要なおもちゃをすぐに用意できるのも利点ですよ。
『室内でたっぷり遊べる!頭と体をつかう「手作りおもちゃ」』
著者:築地制作所(編著)
出版社:PHP研究所
材料は、牛乳パックやお菓子の空き箱、食器トレイなどのスチレン容器、ポリ袋、ラップやトイレットペーパーの芯など。おうちで手に入る身近な廃材を利用して作るおもちゃばかりです。今、家にあるもので何を作ることができるのか探せる「材料別インデックス」もとても便利ですよ。
場所をとらないテーブル遊びから、リビングで身体を使って思いっきり遊びを楽しむもの、お風呂で水遊びや知育玩具などバリエーションも豊富です。正月やクリスマス、誕生日などイベントにぴったりなおもちゃ、なりきり遊び用のアイテムもあります。実験が楽しめるものも。どれも試行錯誤や工夫のしがいがあるので、アイディア次第でバリエーションも広がります。
1〜5歳頃が対象ですが小学校低学年くらいでも遊べそうなものもあり、長い期間、参考になります。4、5歳なら一緒におもちゃ作りから楽しめますね。2013年2月発売。
『0・1・2歳児のたのしい手作りおもちゃ』
著者:横山 洋子、いとう なつこ
出版社:チャイルド本社
お家にあるものですぐに作れるものから、かなり手の込んだ本格的なおもちゃまでさまざまですが、どれも長く使えるよう工夫されています。どちらかというと、家庭で使うというより、保育園や子育て支援センターなどで使われるプロっぽいおもちゃが多いです。せっかく作るなら、クオリティが高いおもちゃを作りたい人にもオススメです。
型紙はコピーで拡大して使います。2015年11月発売。
『0〜4歳 遊んで学べる 手作りの知育おもちゃ』
出版社:ブティック社
シートフェルトを中心に、布で作れるおもちゃが中心です。さまざまな作家さんが提案していて、どれもセンスがよく可愛らしいおもちゃばかりですが、作り方はどれもそれほど難しくはありません。全て手縫いででき、実物大の型紙も作り方に含まれています。
2016年7月発売です。
『手作り知育おもちゃの本』
著者:京都幼児教室 監修
出版社:主婦の友社
「みる・にぎる」「つまむ・ひっぱる」「みわける・集中する」「お話を想像する手作り布絵本」「組み合わせる木のパズル」とPart1〜5に分け、それぞれに月齢・発達段階に合わせたおもちゃが掲載されています。各おもちゃには、丁寧な作り方と共に、遊び方、声かけの仕方、どんな発達を促すかの丁寧な解説がされています。コラムもたくさんあり、参考になりますよ。
主な対象は0〜5歳頃まで。2017年12月発売です。
『楽しく作って賢く遊ぶ! 子どもの発達を促す知育おもちゃ』
著者:寺西 恵里子
出版社:日東書院本社
ここさえおさえておけば、キレイに作れるという「作り方ポイント」やどんなふうに成長に役立つか、遊び方などのアドバイスもある「知育のポイント」が書かれているのも嬉しいところ。
内容は、ガラガラやにぎにぎなどの赤ちゃん用からあいうえお、アルファベットから時計・数字を学ぶ学習おもちゃまで幅広く網羅。お箸のお稽古や靴ひものお稽古など、生活の上で役立つものもたくさんあります。これ一冊で生まれてから小学校に上がるまで楽しめる手作りおもちゃがたくさん作れますよ。
指先や手先を使うおもちゃとして「ぽっとん落とし」「形落とし」「色つなぎ」「ひも通し」などおなじみの知育おもちゃも網羅。また、「ペットボトルシャワー 」「お風呂シール」など水遊びおもちゃも豊富です。
2013年6月発売。
親子で手作りおもちゃ作りを楽しもう
お気に入りの一冊に出会えますように!