結婚式に子どもも一緒に招待された場合はどんな点に注意したらよいでしょうか?まずは事前の確認と準備が大切です。新郎新婦を心から祝福し思い出に残る式にするために、ここでは子ども連れ結婚式の事前確認と準備のポイントを紹介します。
幼児連れでの結婚式出席、気をつけることは?
新郎新婦に確認を!
親戚ならともかく友達の式など、当然家族で招待されていると思っていても、招待側はできるなら夫婦だけで来てほしいと思っている場合もあります。
また、新郎新婦に確認する前にそもそも子どもを連れていくべきか、あらためて考えてみましょう。特に日頃から元気いっぱいでじっとしていられないタイプの子どもは、見ている親も大変ですし、周りに迷惑をかけてしまう可能性大。預かってくれる先があれば、連れて行かないのがベストです。
事前に相談しておきたいこと
何度も出入りすると周りに迷惑をかけてしまうため、可能であれば入り口近くの席にしてもらえるかどうか、新郎新婦に相談するのも手です。席次は早い段階で決まりますので、招待されたらすぐに確認・相談するとよいでしょう。
また、比較的おとなしいタイプの子どもでも、結婚式の間中静かに座っていることは大変なこと。
パパママが結婚式を楽しめて、かつ子どももストレスなく過ごせるよう、工夫や注意が必要です。
式場でのマナー
結婚式は新郎新婦の晴れ舞台。迷惑をかけないように配慮することが大切です。
また、会場の外に出ることは子どもの気分転換にもなります。窓の外の景色を眺めたり、ロビーで折り紙や塗り絵で遊んだり。子どもの気持ちが落ち着いたら会場に戻るようにしましょう。
会場内のテーブルでは、グラスやお皿を子どものそばに置かないように注意を。
また、会場内の冷房がきいていたり、飲みなれないジュースをたくさん飲んだりして、いつもよりトイレが近くなることも。式の前はもちろん、イベントの合間を見て、行けるときにこまめにトイレに連れていくようにすると安心ですね。
子どものための持ち物と、あると便利なグッズ
・ウェットティッシュ
・替えの着替え
・ビニール袋(汚れ物を入れるため)
・飲み物(式場内にもありますが、普段のお気に入りがあれば喜ぶでしょう)
・ブランケット(会場内での温度調整に)
・子どものお気に入りのおやつ(ぐずったときのために)
・絵本(本が好きな子は1冊準備しておくと便利)
・音が出ないおもちゃ
おもちゃはシール絵本やマグネット絵本など、手を汚さずに遊べるものがおすすめです。また、迷路や塗り絵などの遊びブックが1冊あると重宝します。書く道具は、クレヨンやペンだと手や服が汚れるので、色鉛筆にしましょう。
結婚式の子どもの服装は?
子どもの服装男の子編
販売元:Catherine Cottage(キャサリンコテージ)
燕尾ジャケット、カマベルト、シャツ、パンツ、蝶ネクタイの5点セットです。
子どもの服装女の子編
販売元:Catherine Cottage(キャサリンコテージ)
ドレスに重なった花柄のオーガンジーが素敵な、ふんわりした華やかなドレスです。
イエロー・ピンクなどの定番から、ライラックやグリーンなど5色展開で色も豊富。
姉妹やお友達で色違いで揃えても素敵ですよ。
お出かけ用のきちんとした服装ならば問題ありません。
色も大人のような制限はありません。派手すぎず可愛らしい服装を用意しましょう。
またパパママは子どもを抱っこするケースもあるので、フォーマルなドレスコードをおさえた上で、動きやすさも考慮しておきましょう。
子ども連れの場合のご祝儀は?
食事はお子さまメニューといってもそれなりにかかりますし、席代もあります。
自分の分に+α包むか、別に贈り物を用意するのがおすすめです。
金額は食事メニューによっても変わってきますが、5,000円~10,000円程度が相場でしょうか。
少ないケースですが、大人と同じコース料理になるのであれば、金額はもっと高くなりますのでご注意ください。
また、子どもの金額を足すと縁起の悪い金額になってしまう…という場合も。別に贈り物を用意する予定もないときは、親のご祝儀袋の中に、子ども用の小さいご祝儀袋を入れるのもひとつの方法です。
特別なイベントをお子さまと素敵な日に!
でもせっかくのお呼ばれですし、子どもと一緒に参列できる機会はなかなかありません。
事前準備を万全にして、大人も子どもも結婚式を楽しめるといいですね。