2016年06月08日 公開

子どもの足を守り育てる「足育」から学ぶ、靴選びのポイント

歩き始めた子どもにどんな靴を履かせたらいいのか……子どもの足の成長は思った以上に早く、また骨がまだやわらかいため靴選びには注意が必要です。身体の土台となる足を守り育てる「足育」とともに、正しい靴選びのポイントをいくつかご紹介します。

歩き始めた子どもにどんな靴を履かせたらいいのか……子どもの足の成長は思った以上に早く、また骨がまだやわらかいため靴選びには注意が必要です。身体の土台となる足を守り育てる「足育」とともに、正しい靴選びのポイントをいくつかご紹介します。

靴選びの基本は、「足育」の正しい知識から!

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足裏のタコや魚の目、外反母趾など、子どもの足のトラブルも増えてきている昨今。その原因には、間違った靴選びが少なからず影響していると言われています。

幼少期の骨は軟骨が多くやわらかいという特徴があるため、成長に合わせて靴選びをしていないと、靴に合わせて足が変形してしまう可能性も出てきます。

足の様々なトラブルから守るためにも、「足育」の知識から、正しい靴選びのポイントを学びましょう!

正しいサイズ選びのポイントとは?

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靴選びでまず最初の重要ポイントはサイズの確認。

靴の中で指が自由に動かせることを目安に、実際の足のサイズよりも5mm程度余裕がある大きさを選びます。

通常、足のサイズは左右異なるため、長い方のサイズに合わせて選ぶことを基本とします。また靴底は、指の付け根部分で曲げることができる適度な硬さが理想です。

次に重要なポイントは、靴のかかとと足のかかとがぴったり合う靴を選ぶということ。身体の土台となる足で、体重が集中するかかと。かかと周りがしっかり支えられている靴であれば、安定した歩行ができます。

必ず履いて歩いて試すことが大切!

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靴を購入する前に、必ず履いて、そして歩いて足とのフィッティングを試すことが重要です。靴下を履いて靴を履く場合は、靴下を履いた状態で試すことをおすすめします。

その際に、靴のかかと部分を押さえてかかとを上げさせて、脱げないかを確認することもポイントです。また、自我が強くなり始める2歳以上のお子さまには、自分で靴が着脱しやすいものを選ぶようにしましょう。

靴選びで知っておきたい一つ、足長と足囲をフィットさせる手段にインソール(中敷き)の利用があります。自分の足にフィットするインソールと入れ替えられるように、インソールが剥がせるタイプの靴を選ぶこともポイントです。

靴の買い替え時期を知っておこう

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子どもの足のサイズは、個人差はありますが、3歳までは基本的に1年に1cmずつ大きくなっていきます。そのこと踏まえて、3歳までは3~4カ月ごとが買い換えの目安となります。

子どもの爪切りを親がしている幼少期は、足の爪を切るタイミングで足の健康チェックができます。

指先がまっすぐに伸びているか、擦れて赤くなっていないか、タコなどができていないかなどしっかり確認し、足に合ったサイズの靴であるかどうか再度見極めることをおすすめします。

身体の健康を支える「足」を守る靴選び

子どもの足の成長は早く、「靴がキツイ」と自分で言えるようになるまでは、親の目でこまめにチェックすることが大切です。

足は身体の健康に大きく関わっています。正しい靴の選び方を知り、健康な身体を育てる「足育」とともに、子どもの健やかな毎日を応援していきたいですね。

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この記事のライター