2023年07月04日 公開

A 4画用紙でひらひら蝶の羽が動く工作【無料型紙あり】

子どもが喜ぶ『動く工作』の作り方。今回は、ひらひらと飛んでいるように動かせる蝶の紙工作です。蝶の型紙は、塗り絵としても使えるものをご用意しました。材料はA4画用紙1枚とストロー2本がメイン。家にあるものですぐ作れる気軽さが嬉しい工作です!

子どもって、動く工作が大好きですよね。
もちろん塗り絵だけでも楽しいけれど、自分で塗ったカラフルな蝶が、ひらひらと目の前を飛んだら(飛ぶように動かせたら)、特別感はさらに増します!

というわけで、塗り絵と動く工作の合体版『ひらひら蝶の羽が動く』工作の作り方をご紹介します。塗り絵&工作型紙は、無料でダウンロード&印刷可能です。

室内遊びはもちろん、作った蝶を外出のお供に連れていくのもおすすめです!ぜひお子さまと作ってみてくださいね。

家にある材料で作れるのに、特別感がすごい

家によくある材料だけで作れるのに、できあがったときの特別感&満足感が高い工作です。目の前で動かして見せると、「私にも/僕にもやらせて!!」と、目をキラキラさせて興味を持ってくれること間違いなし。

作り方も簡単なので、お友達へのプレゼントや、子ども会などの工作アイデアとしても幅広く利用できます。蝶は塗り絵になっているので、ひとりひとりのお子さまの個性が発揮できそうですね。

それでは、材料と作り方をご紹介します。

ひらひら蝶の羽が動く工作【材料】

材料

・A4画用紙 1枚(コピー用紙よりも画用紙のような厚めのもの推奨)
・型紙(ダウンロードして、A4画用紙に印刷してください)

・ストロー2本
・はさみ
・セロテープ
・塗り絵用のペンやクレヨン、色鉛筆など

型紙ダウンロードは、こちらから

まずは塗り絵を楽しもう♪

まず型紙をダウンロード&印刷したら、好きな色に蝶を塗ります。

蝶の本体と台座の作りかた

塗り絵が終わったら、蝶の部分と、蝶の下にある長方形をハサミで切ります。

続いて、画用紙から切った蝶を、体の中心で半分におります。
このとき、蝶の顔は折らずに、上の写真のようにそのままにしておいてください。

羽を動かすための台座をつくります。先ほど切った、蝶の下にあった長方形の紙を使います。
長方形を半分におって、持ち手を固定する部分を作ります。

上の写真のように2.5㎝ほど、半分に折った台座を蝶本体に重ねたら、その部分を両方のりで貼ってください。

持ち手の作りかた

2本のストローを用意します。(今回は2本とも同じ太さのストローです)
まず、1本目のストローから作業します。今回は赤いストライプのストローを使用しました。

ストローの端から、約3㎝の切込みを入れます。そして反対側にも同じように約3㎝の深さの切込みを入れます。

つづいて、2本目のストローの中に通せるように、1本目のストロー(赤)を少し細くする作業をします。(もし、2本の太さが違うものを用意していれば、この手順はスキップしてください。)

ひとつ前の手順で、約3㎝切込みを入れたのと逆の端から約12㎝ほど、今回は1か所のみ切込みを入れます。

ここで、一つ注意点があります!この12㎝の切込みは、下の写真のように、先ほどの3㎝の切込みと90度の角度をずらして入れるようにしてください。(2つの切込みが繋がるのを防ぐため)

また用意したストローが短めの場合は、必ずしも12㎝の切込みにする必要はありません。反対側の3㎝の切込み近くまで切るだけで大丈夫です。

1本目のストロー(赤)の切込みは、上の写真のように、全部で三か所です。

3㎝の切込みの方を蝶の台座に挟んで、動かないようにセロテープで固定してください。

では2本目のストロー(緑色)の作業に移ります。

端から約8㎝の切込みを入れ、その反対側にも同じように切込みをいれて、上の写真のように大きく枝分かれ部分を作ります。

次に、ストローの反対側(8㎝の切込みがないほう)を約3㎝切り落とします。
(1本目の赤いストローより細くするため)

この手順までできたら、2本目のストロー(緑色)を1本目のストロー(赤)に被せるように通して、2本を重ねます。

2本目のストロー(緑色)の先端が、台座の端まできたら、セロテープで固定します。
(下の赤いストローと一緒に固定しないように注意してください。)

最後に、中に通っている1本目のストロー(赤)を少し細くなるように絞り気味に持ち、細くなった状態のまま、見えている部分のみで良いので、セロテープでぐるっと巻いて補強しましょう。(切れ目がある状態だと、ふにゃふにゃしてしまい、ストローが動かしにくくなってしまいます。)

これで、作業は完了。ひらひら蝶の羽が動く工作のできあがりです!

大きな蝶なので、存在感抜群

今回は、蝶の左側を次女がペンで着彩、右側を長女が色鉛筆で着彩しました。塗り絵に使うアイテムや塗り方でも、印象が変わってきますよね。シンプルな蝶の型紙なので、色の塗り方によって、いろいろな種類の蝶が作れそうです。

ご家族やお友達と、いろいろな種類を作って、見せ合うのも楽しそう!

蝶を羽ばたかせてみよう

蝶の動かし方はとても簡単。2本の重なったストローをずらすように動かすと、蝶の羽がひらひらと動きます。コツは、1本目のストロー(赤)を固定するように持って、2本目のストロー(緑色)を上下に動かすだけです♪

上の動画で蝶の動きと動かし方が確認できますので、こちらもぜひ見てみてくださいね。

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この記事のライター

いしこがわ理恵
いしこがわ理恵

在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa