子どもが自由に描く絵は、微笑ましく心癒やされるもの。でも子どもの絵を飾ったら、お家のインテリアに合わずに浮いてしまい、途端に所帯染みてしまうのが気になることも……。ご安心ください!子どもの「飾れるアート」は、ちょっとの工夫で簡単に生まれるのですよ!
キャンバスを使えばすぐに「サマ」になる!
が、子どもの描いた絵を「飾るアート」にするためには、ちょっとした工夫が必要です。
それは……、キャンバスを使うこと。簡単に「サマ」になる作品を作るのに、超おすすめなんです。
キャンバスを使えば、額に入れる必要がなく、壁に掛けたりどこかに立て掛けたり。とにかくそのまま飾っても、ナチュラルでオシャレになるのです。
絵の具は全色出さない!インテリアに合う色をパパママがチョイス!
普段は、子どもの好きな色を好きなだけ好きなように混ぜて、自由に描いてもらえばよいのですが、今回は「飾れる」がテーマなので、パパママが色をチョイスしてしまいましょう。
「自由にやらせたほうが……」と思うかもしれませんが、色を厳選することや、同系色を使うことで、作品にまとまりが出ることを子どもが学ぶチャンスでもあります(何度も言いますが、普段は自由でいいと思います!)。
子どもに「今日は、おうちに飾る絵を一緒に作ってほしいんだ!このおうちには、黄色い絵を飾りたいと思うの」とパパママから説明すると、結構「なるほど!」と理解してくれますよ。
クレヨンや水彩絵の具と比べて、耐水性に優れており、乾くのも早い!埃がついても掃除がしやすいので、おすすめです。
例えば、グリーン系の絵が欲しいなと思えば「緑」「黄色」「青」「水色」など。その際、グリーンだけではなく、ちょっと絵に表情を加えるのに適した色を、一緒に出してあげるとよいです。
アルミホイルを絵の具皿にすればいいことづくし!
アルミホイルの端をくしゃくしゃっと立たせてあげると、即席絵の具皿のでき上がり!絵の具を混ぜるときも、外にはみ出すこともなく、またこの端っこで筆につけすぎた絵の具をしごいて取ることもできます。
さらに!!終わったら、そのまま丸めてポイ!!!!
ハッピーです。ハッピー過ぎます……!
とにかく自由に楽しく、好きな形の筆を使いながら下地塗り
今回は、母の白髪染め(4歳児の母の苦労を感じてください……笑)に入っていた、未使用のブラシを使って、普通の筆では出せない味を出すことに。
筆以外にも、スポンジや丸めた紙などに絵の具をつけて、ペタペタしたりすると、味わい深い表情に仕上がります。
色を最初から限定しておくー。これが大事です。
キャンバスは、側面部分も忘れずに塗ってあげてくださいね!!
さらに絵に立体感や表情を持たせるために廃材などを利用
例えば、シュレッダーの紙くずや細かく切ったストロー、適当に刻んだ厚紙、生米やマカロニなどをボンドで貼り付けるのも面白いです。
廃材である謎の丸を、ボンドで好きな位置に貼り付けてもらいました。息子はひたすら右側にペタペタと……。
大人だったら、もっと左の方にもまんべんなく……なんて思ってしまいがちですが、子どもは自由!これが、本当にのちのち、いい味を生むんです。うらやましいですね~。子どものなんの汚れのないピュアなハート!
ここからは、もう自由にさせてあげましょう。好きなだけ塗り塗り、どうぞ!
細かなディテールをポスカで加えるのもアリ
みなさまもおなじみの、ガラスにも描けちゃう耐水性のあるPOSCA。これも今回は、絵の色に合わせて、こちらでカラーをチョイスしてあります。
もちろん「白」のPOSCAだけでもすてきな表情を生み出すので、おすすめです。
完成!!
大人では生み出せない不思議な線や表情、子どもならではの純粋な心で、見応えのあるアート作品ができ上がりました。
壁に掛けるもよし、玄関先のシューズクローゼットに立て掛けるもよし。キャンバスなので、どこにおいてもサマになります。
最後に
画材や色の選定など、こちらが少し下準備さえすれば、各家庭のインテリアに合う大人では生み出せない、オシャレで素晴らしい作品を作ってくれること間違いなしです。