はじめてのおりがみは子どもにとってストレスの多いもの。でも「難しいなぁ……」ではなく「楽しい!」「できた!」という成功体験にしたいですよね。今回は、子どもに身近なたべものをテーマとした、おりがみビギナーにもおすすめの1冊と遊び方をいろいろご紹介します。
「たべものおりがみ」とっておきの1冊はこちら!
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タイトル:とってもかわいい!たべものおりがみ(親子であそべるミニブック)
著者:いしかわ☆まりこ
出版社:ポプラ社
著者:いしかわ☆まりこ
出版社:ポプラ社
たべものを扱ったおりがみの本はいくつかありますが、断然おすすめしたいのはこちらの1冊です。フルーツ、お弁当、スイーツ、パン、そしてパーティーメニューなどお子さまに身近な作品が60種類も掲載されています。一番のポイントは、つくり方がとっても簡単なこと。折る回数も少なく、多少曲がっても大胆でも問題なし。テンポよく作業が進み、それっぽくできあがるため、子どものやる気もアップしますよ!
まずはおりがみを楽しみましょう!
用意するものは、おりがみとペン、クレヨン、セロテープ、はさみなど。まずはお子さまと本を眺めながら何をつくるか相談しましょう。おりがみの本によっては「ああ、これは難しいのでもう少し慣れてからね~」と誘導が必要なものもありますが、こちらの本はシンプルにつくれるものばかりで、何を選んでも大丈夫。サポートすれば2~3歳でも自分のやりたい!を達成することができるのです。
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たとえばお弁当の定番、卵焼きとたこさんウィンナーも、折るステップはたったの3つ。はさみやペンの助けを借りて本格的な仕上がりになります。まだはさみを使うのに慣れていないお子さまの場合は、色塗りをお子さまの担当にするなど分担してみてください。わが家では、はさみを使う部分には鉛筆でガイド線を書いて、子どもが取り組みやすいようにしています。
「ごっこ遊びタイム」①お弁当を作ってピクニックごっこ
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「たべものおりがみ」のうれしいところは、つくったものでいろいろな遊びができること!まずはおままごとでしょうか。
おりがみが完成したら、ごっこ遊びに向けて盛り付けをしましょう!ご自宅にあるお皿やお弁当箱に盛り付けてもOKですし、お弁当箱や取り皿、バスケット、フォークやナイフ、レースペーパーまで本につくり方が載っていますので、つくってみるのも楽しいのではないでしょうか。
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盛り付けが終わったら、さっそくごはんの時間にしましょう。お弁当を持ってピクニックごっこも楽しそう。シェフになった気分で、お料理&レストランごっこも盛り上がります。また、おりがみの本にはケーキやピザなどのパーティーメニューもあり、お誕生日会やクリスマス会ごっこなどに応用もできますよ。
「ごっこ遊びタイム」②お店屋さんごっこ
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こちらは、つくった食材を嬉しそうに「いらっしゃいませ~」と売る息子。ふと「お金があったほうがよいなぁ」と言われ、簡単なコインを折り紙でつくったり、「お客さんは袋に入れて持って帰るよ」という提案に、確かに!とレジ袋を持ってきたり……。
こんな風に親子でやり取りをしながら必要なアイテムをそろえていくのも面白いです。
できあがったおりがみは、お弁当屋さん、パン屋さん、スーパー、八百屋さんなどのお店屋さんごっこ遊びにもうってつけですね。
おりがみは大事にしまって、MYおままごとセットに!
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ごっこ遊びがおわっても、つくった作品は捨てずに取っておきましょう。遊ぶたびに種類が増えて気が付くと立派なMYおままごとセットに!実は男の子もおままごとが大好き。わが家は男の子兄弟なのですが、このお手製おままごとセットでいつも盛り上がっています。
簡単で2度おいしい!「たべものおりがみ」で、ぜひ楽しいおりがみタイム、ごっこタイムを過ごしてみてくださいね。