2018年12月09日 公開

節分に使う「鬼のお面」の作り方│幼児も簡単にできるお面作り

節分にかかせない、鬼のお面。子どもに手作りさせたいけれど、怪我の心配・後片付けを考えると躊躇してしまうかもしれません。そんなときは簡単・安全にできる作り方で、親子一緒に鬼のお面作りを楽しんでみましょう。材料も身近なものなので、気軽に取り組めます。

節分にかかせない、鬼のお面。子どもに手作りさせたいけれど、怪我の心配・後片付けを考えると躊躇してしまうかもしれません。そんなときは簡単・安全にできる作り方で、親子一緒に鬼のお面作りを楽しんでみましょう。材料も身近なものなので、気軽に取り組めます。

お面作りで創造力・巧緻性・集中力アップ

 (119392)

今回ご紹介する鬼のお面は、カッター・きりなどを使う作業を除いて「子どもができる簡単で安全な作り方」で完成します。子どもが大好きな描く・貼る作業がたっぷりあるので、子どもの創造力・巧緻性のトレーニングにもなるでしょう。

取り組む際は、できるだけ子どもの好きなように作らせてあげてください。パパママから見て上手くできていなくても構いません。自分の意思で作り上げることで、作る喜びと達成感を感じられます。

本来、幼児の集中持続時間は年齢+1分程度と言われています。しかし楽しいことをしている場合、集中持続時間がぐんと長くなるもの。お面作りを自由にさせることで、集中力アップの効果も期待できます。

1.丸いお顔がかわいい「紙皿のお面」

Photo by author (119277)

via Photo by author
紙皿に鬼の顔を自由に描いて、輪ゴムを付ければ完成するとっても簡単なお面です。ペン・クレヨンなど「濃く・はっきり」と描ける画材で描くことがポイント。子どもの好きなキャラクターをアレンジした鬼も喜ばれますよ。

鬼の目鼻口はシンプルに大きく描くと、完成度が高くなります。毛糸・モール・ポンポン・折り紙など、お好みの素材で飾り付けてみましょう。

材料

Photo by author (119279)

via Photo by author
・紙皿
・ゴム(輪ゴムもOK)
・毛糸・フェルト・モール・ポンポン・折り紙などの飾り付け用素材

・カラーペン
・手芸用ボンド
・はさみ
・カッター
・きり

作り方

Photo by author (119280)

via Photo by author
1.紙皿を子どもの顔にあてて、目の位置を確認して印(目の穴になります。)をつけます。

2.印をもとに鬼の顔を描きましょう。

Photo by author (119281)

via Photo by author
3.マーカーペンで色を塗ります。

4.鬼の髪の毛は、手芸用ボンドをたっぷりつけて毛糸を貼りつけ。10cm程度の毛糸を指にくるくる巻いて、指を引き抜きます。これを貼ると鬼の毛らしくなりますよ。

5.折り紙などで角を作り、お面につけてください。

Photo by author (119282)

via Photo by author
6.耳に引っ掛けるゴムを取りつけます。耳にあたる部分にきりで穴を開けて、輪にしたゴムを裏から通しましょう。通したゴムの輪の部分に、残りのゴムを通して引き抜きます。これを両耳に。

7.目の部分をカッターナイフで切り抜きます。

Photo by author (119283)

via Photo by author
付けるとこのような丸顔の鬼になります。口・鼻をくり抜いてもOK。耳にかけるゴムですが、輪ゴムだと毛の細い子はからまって痛がるかもしれません。その場合、ヘアアレンジ用の太いゴムを輪状にして使うと解決します。

2.「丈夫で見栄えの良い」ダンボールお面

Photo by author (119284)

via Photo by author
豆が当ってもへっちゃらなダンボールのお面です。固くて複雑な形に切ることが難しいダンボールも、こちらのお面は四角いので作りやすいでしょう。

フラットなダンボールの面を活かして、画用紙や折り紙で目鼻口を貼ることで「くっきりした見栄えの良いお面」に。目鼻口を少し大きめのパーツで作ることで、幼児にも完成度の高いお面が作れます。

材料

Photo by author (119285)

via Photo by author
・ダンボール
・色画用紙または折り紙
・ポンポン・毛糸・モールなど飾り付けに使う素材
・ヘアゴム(輪ゴム)

・サインペン
・カッターナイフ
・はさみ
・きり
・手芸用ボンド
・のり
・ホチキス

作り方

Photo by author (119286)

via Photo by author
1.ダンボールを顔のサイズ+左右10cmの大きさにカッターナイフで切ります。

2.ダンボールの中心部分(顔)に、お好みの色画用紙または折り紙をのりで貼りましょう。

3.子どもの顔にあてて目の位置にペンで印をつけます。

Photo by author (119287)

via Photo by author
4.眉・目・鼻・口を色画用紙または折り紙で作成。シンプルに大きめに作るのが、上手に見せるコツです。まだ子どもが小さく作るのが難しい場合は、パパママがいくつか眉・目・鼻・口のパターンを作って、そこから選ばせてあげても良いでしょう。

5.目の印に黒目の中心がくるように、目を貼りつけます。目を基準にバランスを見ながら、眉・鼻・口も貼りつけてください。

6.髪の毛と角を手芸用ボンドでつけます。今回はポンポンで髪の毛を、ダンボール+色画用紙で角を作りました。

7.再度子どもの顔にあてて、お面を固定する左右のパーツの位置を確認します。印をつけ、それを基準に幅5cm程でゴム掛け部分を切り抜きましょう。

Photo by author (119288)

via Photo by author
8.画像のように輪ゴムをホッチキスで固定します。

9.両サイド同じように留めて被れるようにします。

Photo by author (119289)

via Photo by author
上から被れば、強そうな鬼のできあがり。輪ゴムを子どもが痛がる場合、こちらもヘアアレンジ用の太いゴムを輪状にして使いましょう。少し大き目に作ることで、豆が当っても痛くないヘルメット代わりにもなります。

3.すっぽりかぶって大変身「紙袋のお面」

Photo by author (119291)

via Photo by author
覆面のようにすっぽり被れる「紙袋のお面」。変身した感があり、子どものテンションも上がります。袋全体に自由に絵を描いて飾り付けができるので、子どもの創作意欲を掻き立てられるはずです。

視界が狭くならないよう、子どもの頭部にフィットするサイズの紙袋を選びましょう。紙袋が大きすぎる場合は、切り込みを入れてテープで留めるなどしてサイズダウンします。

材料

Photo by author (119292)

via Photo by author
・紙袋(子どもの頭の大きさに合ったもの)
・毛糸、フェルト、ポンポン、モール、折り紙など飾りつけ用の素材

・カッターナイフ
・はさみ
・カラーペン
・手芸用ボンド
・のり

作り方

Photo by author (119293)

via Photo by author
1.子どもの頭に紙袋を合わせ、顔の位置を確認して印をつけます。

2.印に合わせて紙袋をカッターナイフ・はさみを使って切り抜きましょう。

Photo by author (119294)

via Photo by author
3.手芸用ボンド・のりを使って髪の毛・角・飾りをつけます。モール・毛糸を貼る際は、手芸用ボンドをたっぷりとつけることがポイント。繰り返し遊んでも剥がれにくくなります。

左右後ろのスペースにカラーペンで絵を描いても楽しいですね。折り紙やシールを貼って、子どもに自由に飾りつけしてもらいましょう。

Photo by author (119295)

via Photo by author
すっぽり被るとこのような感じに。前髪やひげをつけるとより変身度がアップします。顔全体が見えるので、お面の閉塞感が苦手な子も楽しめるはずです。

一緒にお片付けすることで整理整頓の癖付け

カラーペンをしまう、はさみを元の場所に置く、毛糸・ダンボールなどの切りくずを捨てる、作業した場所を拭く……。パパママが行えば5分とかからない片付けですが、あえて子どもと一緒にやってみましょう。自分で考えてお片付けを行うことで、整理・掃除の仕方を学ぶことができます。子どもの力を伸ばしながら、楽しく工作してみてください。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

AOTANAOAO
AOTANAOAO

2015年よりライターと鞄・アパレル雑貨メーカーのWEBモデルの仕事をしています。Chiik!!では幼稚園入試、英語学童、インターナショナルスクール、親子で作れる知育玩具などの記事を執筆。 教育・健康・レジャー・ファッションなど、「日常生活がより豊かに楽しく送れる」ような情報記事を書いております。