2018年12月09日 公開
節分に使う「鬼のお面」の作り方│幼児も簡単にできるお面作り
節分にかかせない、鬼のお面。子どもに手作りさせたいけれど、怪我の心配・後片付けを考えると躊躇してしまうかもしれません。そんなときは簡単・安全にできる作り方で、親子一緒に鬼のお面作りを楽しんでみましょう。材料も身近なものなので、気軽に取り組めます。
節分にかかせない、鬼のお面。子どもに手作りさせたいけれど、怪我の心配・後片付けを考えると躊躇してしまうかもしれません。そんなときは簡単・安全にできる作り方で、親子一緒に鬼のお面作りを楽しんでみましょう。材料も身近なものなので、気軽に取り組めます。
お面作りで創造力・巧緻性・集中力アップ
今回ご紹介する鬼のお面は、カッター・きりなどを使う作業を除いて「子どもができる簡単で安全な作り方」で完成します。子どもが大好きな描く・貼る作業がたっぷりあるので、子どもの創造力・巧緻性のトレーニングにもなるでしょう。
取り組む際は、できるだけ子どもの好きなように作らせてあげてください。パパママから見て上手くできていなくても構いません。自分の意思で作り上げることで、作る喜びと達成感を感じられます。
本来、幼児の集中持続時間は年齢+1分程度と言われています。しかし楽しいことをしている場合、集中持続時間がぐんと長くなるもの。お面作りを自由にさせることで、集中力アップの効果も期待できます。
1.丸いお顔がかわいい「紙皿のお面」
via Photo by author
紙皿に鬼の顔を自由に描いて、輪ゴムを付ければ完成するとっても簡単なお面です。ペン・クレヨンなど「濃く・はっきり」と描ける画材で描くことがポイント。子どもの好きなキャラクターをアレンジした鬼も喜ばれますよ。
鬼の目鼻口はシンプルに大きく描くと、完成度が高くなります。毛糸・モール・ポンポン・折り紙など、お好みの素材で飾り付けてみましょう。
材料
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・紙皿
・ゴム(輪ゴムもOK)
・毛糸・フェルト・モール・ポンポン・折り紙などの飾り付け用素材
・カラーペン
・手芸用ボンド
・はさみ
・カッター
・きり
作り方
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1.紙皿を子どもの顔にあてて、目の位置を確認して印(目の穴になります。)をつけます。
2.印をもとに鬼の顔を描きましょう。
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3.マーカーペンで色を塗ります。
4.鬼の髪の毛は、手芸用ボンドをたっぷりつけて毛糸を貼りつけ。10cm程度の毛糸を指にくるくる巻いて、指を引き抜きます。これを貼ると鬼の毛らしくなりますよ。
5.折り紙などで角を作り、お面につけてください。
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6.耳に引っ掛けるゴムを取りつけます。耳にあたる部分にきりで穴を開けて、輪にしたゴムを裏から通しましょう。通したゴムの輪の部分に、残りのゴムを通して引き抜きます。これを両耳に。
7.目の部分をカッターナイフで切り抜きます。
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付けるとこのような丸顔の鬼になります。口・鼻をくり抜いてもOK。耳にかけるゴムですが、輪ゴムだと毛の細い子はからまって痛がるかもしれません。その場合、ヘアアレンジ用の太いゴムを輪状にして使うと解決します。
2.「丈夫で見栄えの良い」ダンボールお面
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豆が当ってもへっちゃらなダンボールのお面です。固くて複雑な形に切ることが難しいダンボールも、こちらのお面は四角いので作りやすいでしょう。
フラットなダンボールの面を活かして、画用紙や折り紙で目鼻口を貼ることで「くっきりした見栄えの良いお面」に。目鼻口を少し大きめのパーツで作ることで、幼児にも完成度の高いお面が作れます。
材料
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・ダンボール
・色画用紙または折り紙
・ポンポン・毛糸・モールなど飾り付けに使う素材
・ヘアゴム(輪ゴム)
・サインペン
・カッターナイフ
・はさみ
・きり
・手芸用ボンド
・のり
・ホチキス
作り方
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1.ダンボールを顔のサイズ+左右10cmの大きさにカッターナイフで切ります。
2.ダンボールの中心部分(顔)に、お好みの色画用紙または折り紙をのりで貼りましょう。
3.子どもの顔にあてて目の位置にペンで印をつけます。
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4.眉・目・鼻・口を色画用紙または折り紙で作成。シンプルに大きめに作るのが、上手に見せるコツです。まだ子どもが小さく作るのが難しい場合は、パパママがいくつか眉・目・鼻・口のパターンを作って、そこから選ばせてあげても良いでしょう。
5.目の印に黒目の中心がくるように、目を貼りつけます。目を基準にバランスを見ながら、眉・鼻・口も貼りつけてください。
6.髪の毛と角を手芸用ボンドでつけます。今回はポンポンで髪の毛を、ダンボール+色画用紙で角を作りました。
7.再度子どもの顔にあてて、お面を固定する左右のパーツの位置を確認します。印をつけ、それを基準に幅5cm程でゴム掛け部分を切り抜きましょう。
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8.画像のように輪ゴムをホッチキスで固定します。
9.両サイド同じように留めて被れるようにします。
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上から被れば、強そうな鬼のできあがり。輪ゴムを子どもが痛がる場合、こちらもヘアアレンジ用の太いゴムを輪状にして使いましょう。少し大き目に作ることで、豆が当っても痛くないヘルメット代わりにもなります。
3.すっぽりかぶって大変身「紙袋のお面」
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覆面のようにすっぽり被れる「紙袋のお面」。変身した感があり、子どものテンションも上がります。袋全体に自由に絵を描いて飾り付けができるので、子どもの創作意欲を掻き立てられるはずです。
視界が狭くならないよう、子どもの頭部にフィットするサイズの紙袋を選びましょう。紙袋が大きすぎる場合は、切り込みを入れてテープで留めるなどしてサイズダウンします。
材料
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・紙袋(子どもの頭の大きさに合ったもの)
・毛糸、フェルト、ポンポン、モール、折り紙など飾りつけ用の素材
・カッターナイフ
・はさみ
・カラーペン
・手芸用ボンド
・のり
作り方
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1.子どもの頭に紙袋を合わせ、顔の位置を確認して印をつけます。
2.印に合わせて紙袋をカッターナイフ・はさみを使って切り抜きましょう。
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3.手芸用ボンド・のりを使って髪の毛・角・飾りをつけます。モール・毛糸を貼る際は、手芸用ボンドをたっぷりとつけることがポイント。繰り返し遊んでも剥がれにくくなります。
左右後ろのスペースにカラーペンで絵を描いても楽しいですね。折り紙やシールを貼って、子どもに自由に飾りつけしてもらいましょう。
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すっぽり被るとこのような感じに。前髪やひげをつけるとより変身度がアップします。顔全体が見えるので、お面の閉塞感が苦手な子も楽しめるはずです。
一緒にお片付けすることで整理整頓の癖付け
カラーペンをしまう、はさみを元の場所に置く、毛糸・ダンボールなどの切りくずを捨てる、作業した場所を拭く……。パパママが行えば5分とかからない片付けですが、あえて子どもと一緒にやってみましょう。自分で考えてお片付けを行うことで、整理・掃除の仕方を学ぶことができます。子どもの力を伸ばしながら、楽しく工作してみてください。