夏祭りや縁日は、暑い季節の楽しみのひとつ。中でも金魚すくいは、子どもが大好きな出店のひとつでしょう。かわいい金魚たちを上手にすくうにはコツがあります。ここでは金魚すくいを成功させるコツについてご紹介します。
人だかりのできている出店を選ぶ
人が集まるということはたくさんすくっている子どもがいて注目を集めている可能性があります。ほかの出店よりも金魚をすくいやすいかもしれません。
そして金魚すくいをするお店を決めたら、子どもや女性がすることをアピールするのもポイントです。中には子どもや女性にはやや丈夫なポイを渡してくれることがあります。
ポイの持ち方とすくい方がポイント
そして水の抵抗をできるだけ避けるために、水面と平行の角度になるようにすくいます。金魚をすくったら真上にあげるのではなく、斜めの向きに引き上げることです。
器に金魚を入れる時は尾びれがポイの上に乗らないようにします。頭やお腹だけを乗せるようにすると、金魚が暴れて尾びれでポイが破れることを防げますよ。
モナカですくう場合のコツ
モナカは、水に入れると金魚が食べたくて寄ってくるので、その瞬間をねらいます。水面まで上がってきた金魚をモナカのふちでサッとすくいましょう。大きい金魚は破れやすいので、小さめを狙いましょう。
水中に浸す時間が長いほどふやけてしまうので、短時間で勝負するのがポイント。また、モナカを支えている金具(針金)が濡れると、すぐに終わってしまうので注意しましょう。
たくさんすくう方法と大型を狙う方法
すくう度に、ポイの使う部分を変えることもポイントです。同じところばかりですくっていると、紙の同じ部分に負担がかかるので破れやすくなります。
目玉ともいえる大物をすくいたい時は、いくつかポイントをおさえましょう。ポイが丈夫・水槽のコーナーを陣取る・動きが遅い金魚を狙うことです。
丈夫なポイの見分け方は難しいですが、実はポイによって、紙の厚さが違います。
大体4号~7号まで厚さの種類があり、4号が一番厚くて破れにくく、大きい号数になるほど薄くて破れやすいです。実際、ポイの厚さまでは見た目でなかなか分かりませんが、屋台の後ろに積んである段ボールなどをチェックしてみると号数が分かるかもしれません。
水槽のコーナーを取るのは、コーナーに金魚を追い込むためです。ポイのふちの硬い部分を使って壁際に金魚を追い込みますが、このときも、ポイは水面と水平に動かしましょう。追いこんだら同じようにお腹や頭をのせるようにしてすくいます。
金魚すくいの練習方法
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夜店で挑戦!金魚すくいのコツ
メダルゲーム
実際の金魚すくいとは勝手が違いますが、金魚すくいの方法やその難しさが体感できます。金魚すくいをやったことがないお子さまには、事前のイメージトレーニングにもなるでしょう。
お祭りの屋台ですくえる主な金魚の種類
最近減ってきたようですが、かつては流金という種類も金魚すくいで多く見られました。お腹がぷっくりとした丸い体型で、尾が長いのが特徴。和金と同じ、よく見かける金魚です。金魚と言えばこの流金を思い浮かべる人も多いでしょう。
また同じように丸みを帯びた体型の、出目金も金魚すくいでは定番です。出目金は、目が飛び出しているので、すくう際は目を傷つけないように気をつけましょう。
すくった金魚を大切に飼う方法
水槽に移す時はいきなり金魚を入れることはせず、持ち帰った袋のまま別のバケツにカルキ抜きをした水道水の水面に浮かべておきます。30分ほどしてから袋の水ごとバケツへ移します。そのまま3日間おいてから水槽へと移しましょう。
生命を身近に学ぶチャンス!金魚の飼育方法 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
楽しく金魚すくいをして大切に飼おう!
金魚すくいのコツをおさえて、たくさん金魚たちを持って帰ってきたら、優しくていねいにお世話してあげましょう。