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「飲む点滴」とも言われる甘酒。新年やひな祭りによく飲まれるものですが、最近では自作する人も増えているようです。米麹から作る方法と酒粕から作る方法がありますが、どちらも簡単。自宅で作った甘酒で、ひな祭りをお祝いしてみてはいかがでしょうか。
ひな祭りに甘酒を飲むようになった理由
室町時代には、「百歳(ももとせ)」に通じるとして、桃の花びらを浮かべた桃花酒が飲まれていました。やがて、蒸したもち米にみりんなどを加えて作る白酒が飲まれるように。
それが甘酒に変わったのは、アルコールが含まれる白酒は子どもが飲めなかったから、という理由のようです。
甘酒の作り方(米麹の場合)
【材料】
米麹 250g
水 300cc
【作り方】
1.鍋に水を入れ60度くらいまで熱します。
2.鍋に米麹を加え、さらに熱を加えて65度にします。
3.鍋の中身を魔法瓶に入れ、約8時間保温すれば完成です。
米麹を入れる前に、魔法瓶をお湯で温めておくと、失敗しにくくなります。
甘酒の作り方(酒粕の場合)
【材料】
酒粕 100g
水 500cc
砂糖 大さじ3
塩 1つまみ
お好みでショウガなど
【作り方】
1.鍋に水を入れ、酒粕を加えます。酒粕が十分水に浸ったら、ときどきかき混ぜてほぐします。
2.鍋を火にかけて温め、砂糖と塩を加えたら完成です。
甘酒を子どもに飲ませても大丈夫?
ただし、酒粕を使ったものは、加熱することで減るとはいえ、少量のアルコールが含まれています。お子さまに飲ませるのは控えたほうがよいでしょう。
一方、米麹と水だけで作る自家製の甘酒であれば、アルコールだけでなく、添加物も含まれていません。赤ちゃんでも安心して飲むことができますよ。
いろんなアレンジで楽しめる
独特の風味が苦手なお子さまには、ココアと混ぜたり、はちみつを加えたりしてあげると、飲みやすくなるでしょう。
いろいろな工夫も楽しい甘酒を、ひな祭りに楽しんでみてはいかがでしょうか。
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