お絵描きは好きだけど、子どもの「創造力」を引き出すにはどうしたらよいか悩んでいる方も多いはず。絵や工作が得意ではないので悩んでいたとき、エポンテの存在を知りました。エポンテを使ったスタンプ遊びを通して、子どものお絵描きに少しバリエーションを付けてみませんか?実際に子どもと遊んでみた体験や作例、遊ぶときのアドバイスなどご紹介します。
エポンテとは?
エポンテ「カタチスタンプ」(手前)
発売元:シャチハタ
エポンテは、スタンプで有名なシヤチハタ社の商品だけあって、いくつかのこだわりがあります。
発達心理学者の内田伸子先生監修により、個性やそうぞう力(想像・創造)を伸ばすにはどうしたらよいか?が考えられています。
また、子どもたちに実際に、何度もモニターをしてもらったことで、まだ手先が器用でない小さな手でも押しやすい・楽しめるスタンプになっています。インクは食用色素を使用・衣服に着いても落としやすいものを使っており、万が一のことも考えられています。
今回は「カラースタンプ」と「カタチスタンプ」で2歳前半の子どもと遊んでみました。
卵型で手になじむ「カラースタンプ」
発売元:シャチハタ
卵型で握りやすく、軽くポンと押すだけで色が着くので、子どもが一番最初に触れるエポンテとして最適です。
上の写真の通り、黄色と青を混ぜると緑、黄色とピンクを混ぜるとオレンジ、青とピンクを混ぜると紫色になります。全部で6色を表現することができます。
丸・三角・四角を組み合わせて楽しむカタチスタンプ
発売元:シャチハタ
カタチスタンプは丸・三角・四角のスタンプを自由に組み合わせて楽しむスタンプ。
それぞれ大・中・小の丸・三角・四角がスタンプになっています。
先ほどのカラースタンプに比べると少し難易度が高くなりますが、2~3歳くらいの子なら押せるくらいの柔らかさ・大きさです。
エポキシ樹脂でできているので、水洗い可能ですが、埃が付きやすいのが難点でしょうか。終わった後は水洗いして乾燥させ、袋やケースに入れて保管しておくことをおすすめします。
作例
ぶどうは青とピンクを同じ場所に、かぼちゃは黄色とピンクを同じ場所に押すことで色をつくりました。
「エポンテ」オフィシャルサイト
体験した感想と遊ぶときの注意点
「カラースタンプ」や「カタチスタンプ」で少し表現力を磨いてから、「パズルスタンプ」「どうぶつスタンプ」にも挑戦してみてはいかがでしょうか。
インクは、衣類についても落としやすい素材を使っていますが、指や机などについてしまうと落とすのが大変でした。遊ぶときは新聞紙などを敷く、普段は絶対手の届かない場所に置いておく……などの注意を払って楽しんでくださいね。