2017年01月05日 公開

1月のおてんきことばを生活で使ってみましょう

寒い日が続く1月です。冬ならではの現象がいろいろと見られるのがこの時期で、大雪が積もるなど、観測史上最低気温が見られるころでもあります。お天気を表す言葉を生活で使うことで、冬の寒さをお子さまと楽しんでみてはいかがでしょうか。

寒い日が続く1月です。冬ならではの現象がいろいろと見られるのがこの時期で、大雪が積もるなど、観測史上最低気温が見られるころでもあります。お天気を表す言葉を生活で使うことで、冬の寒さをお子さまと楽しんでみてはいかがでしょうか。

お出かけするのが嫌になる「真冬日」

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最高気温が0度に満たない日を「真冬日」といいます。寒さが厳しい地域では、「今日は、真冬日だから水道管の凍結に気を付けなくちゃね。」と親子で会話してみてはいかがでしょう。お子さまに実際に何かしてもらうというわけではないけれど、真冬日ってそういう日なのかと印象付けられます。

ちなみに、最低気温が0度未満の日は冬日といいます。さらに、真冬日、冬日、夏日、真夏日などお子さまと話し合えたら、楽しい時間が過ごせそうですね。

土の中の水分が凍ってできる「霜柱」

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霜は空気中の水分が冷えて地表に降りてきて凍るので、地面や路上に駐車している車のフロントガラスに見ることができますが、霜柱は土の中の水分が凍ったものなので、土の中に見られるのが特徴です。

寒い日の朝に土が少し盛り上がって、ひび割れているようなところをそっと踏むと、シャクシャクっとまるで、薄いクッキーを踏んだときの様な音と感触が楽しめます。ぜひ寒い日の朝に親子でお散歩にでかけて「霜柱どこかなー」と探してみてください。

冬の雷はひときわ荘厳で派手!「雪起こし」

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1月ごろに日本海側で、雪と一緒に見られる雷を「雪起こし」と呼びます。積もった雪を起こしてしまうほどの激しい雷であることから、そう呼ばれたという説もあります。雪起こしの雷は、雪が降る前兆や、激しい雪の前触れと言われて、お天気が崩れる合図にもなっています。

雪起こしの雷が特に激しいと有名な石川県の沿岸の地方では、ブリの豊漁をしらせる雷「ブリおこし」とも言われています。ブリの水揚げのニュースがテレビから流れたときに、「ブリおこしの雷はなったのかな」と話し合うのも楽しいですね。

とても寒い日が続きます「寒の入り」

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12月ごろから「寒いなぁ」と思う日は多いと思いますが、1月になると体が芯から冷えるような寒さになりますね。そのような寒い時期を「寒の入り」といいます。おおよそ1月5日の小寒から2月4日の立春の前日である節分までのことを表し、二十四節気でいえば小寒と大寒のころになります。寒中見舞いはこの頃に出すのが良いとされています。

「今日も寒いのかー。」となげくお子さまに「寒の入りだから。仕方がないのよ。」と話してあげることがきっかけで、二十四節気に興味を持ってくれるようになるかもしれませんね。

寒さの中で冬ならではの楽しみもたくさん!

現在は、冬でも温水プールで泳ぐことができ、温室でとれたきゅうりを一年中食べることができるなど、生活に季節感がどんどんなくなってきている面も。大人になり寒さが苦手になった人も多いかと思いますが、冬ならではの楽しみがたくさんあるので、季節を感じる言葉をどんどん会話に盛り込んで、お子さまと楽しめたらいいですね。

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この記事のライター

ゆうこ
ゆうこ

興味があるのは、絵本や電化製品です。電気屋さんでウロウロする事が癒しです。