2017年01月09日 公開

寒いからこそ外に出よう!雪の中で子どもと楽しむウィンタースポーツ

寒い時期に大人は家にこもってこたつむりになりたいところですが、子どもにとっては体を動かすことのほうが大切ですし、この時期にしかできないスポーツもたくさんあります。そこで子どもと一緒に楽しむことのできるウィンタースポーツをご紹介します。

寒い時期に大人は家にこもってこたつむりになりたいところですが、子どもにとっては体を動かすことのほうが大切ですし、この時期にしかできないスポーツもたくさんあります。そこで子どもと一緒に楽しむことのできるウィンタースポーツをご紹介します。

子どもにとって冬の外遊びが大切な理由

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冬といえばスキーのようなウィンタースポーツがある一方で、家の中で暖かい布団にくるまっていたい欲求もわいてきます。しかし子どもにとっても運動不足になりがちな冬は、この時期にしか得られない刺激の宝庫なのです。まず雪を使って遊ぶことは往々にして下半身を刺激し、バランス感覚や運動神経、基礎体力を養うことにつながります。また、雪や風の冷たさ、氷の感触は子どもの五感を大いに刺激してくれます。そのような環境の中で戯れることでしか得られないコミュニケーションも多々あるでしょう。

ウィンタースポーツの定番、スキー!

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ウィンタースポーツと言えばいつだって真っ先に挙がるのがスキーです。よく滑る雪の上でスキーをすることで、下半身が否が応でも鍛えられ、バランス感覚や体力が養われます。またこれらの力はウィンタースポーツに限らず、球技や武道など何にでも必要になってくるものです。親としてはスノーボードとどちらをさせるかについて悩むかもしれませんが、発達的な観点からみると、両足が固定されないスキーのほうがバランス感覚を伸ばしやすく、またケガもしにくいのでオススメです。

侮るなかれ、速くて楽しい「そり」!

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一見、スキーやスノーボードに比べて地味に見えるそりですが、実は意外と奥が深い乗り物なんです。スキーほど技術的な要素はないにせよ、いったんスピードに乗るとかなりの速度が出るため、うまく体重移動を行わないとすぐに転んでしまいます。足はブレーキに、胴体は体重移動、腕はステアリングと考えると、そりは乗馬並みの立派な全身運動なのです。全身を使ったバランス感覚が養われるうえ、将来的に車を運転する感覚に近いものを体験することができるのです。車と同様に二人乗りもできたりしますので、そうするとまた乗り方が大きく変わって、違う楽しみ方ができますよ。

ただの散歩も冬には立派なスポーツ!

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スノーシューハイキングは、いわゆる現代版のかんじきを履いて、雪景色の中を闊歩する雄大な散歩です。冷たい冬を肌で感じながら、安価に誰でも楽しめることから近年注目されています。スノーシューのおかげで柔らかい雪に足が沈み込むことなく、スムーズに歩くことができます。ストックを使えばさらに歩きやすくなるでしょう。スノーシューハイキングは雪をよけるために、普段よりも大きなストライドで歩かなければいけないため、足を持ち上げる筋肉、骨盤のバランスを保つための筋肉、さらには心肺機能や持久力も鍛えることができます。

雪遊びどころじゃない立派なスポーツ「雪合戦」!

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もちろんただの雪遊びとして馴染んだ雪合戦もありますが、いまではチーム競技として国際大会もあるほど発展しているのです。雪合戦はすばやく雪玉を作り、相手に投げる力、投げられた雪玉をよける力、さらにはチームで挑戦する場合はフォーメーションやチームワークが必須となってきます。必然的に投てきに必要な上半身の筋力、よける際の反射神経と全身の柔軟性、チームで戦う際の空間認識能力などが養われます。頭脳のスポーツと呼ばれる雪合戦は、将来的に何らかのチームスポーツに取り組む際にも必ず役に立つでしょう。

寒い冬だからこそ家族で熱くなろう!

一年の間に短い時間しかできないウィンタースポーツですが、他のスポーツにも応用がきいたり、個人の身体能力を養う上でこれ以上ないような環境が整っています。成長期にある小さい時分だからこそ、大自然を五感で感じさせながら、目いっぱい体を動かしてすくすくと育ってほしいものです。

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この記事のライター