保育士の私にとって、園以外で見る子どもたちの表情は、また別の面白味があります。園の外で見て、ちょっとにやっとしてしまった、子どもの表情を徒然なるままにルルラルラ~♪ まゆ先生のつれづれ子ども絵日記第2弾! 子どもたちのファストフード店での闘いをお届けします!
園外の子どもたちの顔も楽しいのです。
「今の顔見た!?」なんて、そばにいる保護者の方に教えてあげたくなる……ができない!……ので、そんな思いをここにつづりたい!
普段の生活で見る、園外での子どもさんの表情をお送りする(セレクト基準は完全に個人的趣味です笑)まゆ先生のつれづれ子ども絵日記シリーズ第2弾は「張り合う顔」です。
ファストフード店での闘い
端から見ていても、如実にわかる表情がたまらない!
負けることはできない!そこには、子どもとはいえ、譲れない意地がありました。
そして、このとき彼らは確実に、瞳とゼスチャーで語り合えていたのです。私にはハッキリとまんがのように吹き出しにセリフが見えました。
すごい、コミュニケーション能力!感心せざるをえません。そして、端から見ていてもありありと分かる感情。何て素直!何てかわいい!(笑)
しかし、子どもたちと接していていつも思うのですが、あのライバル心どこからくるのでしょう?
「これ、私の!」となるあの気持ちや、なんだか負けたくないという感情は、確かに子どもたちを成長させるきっかけになったりしますが、どこから湧いてくるのか、なんとも興味深いことです。
感情も子どもとともに成長するのです
子どもたちの感情はまだ未分化で、いろいろな経験を通して枝分かれし豊かに育っていきます。
ですから、大人からみて、嫉妬だったり、縄張り意識みたいなちょっとキレイでない感情の発露も、子どもの成長の兆しなんですよね~。
まずは、「なるほど、君は今そんな気持ちなんだね」と受けいれて一呼吸置いてみてください。
そうすると、私はなんだか子どもの意地っ張りの顔が楽しくなって、愛しくなってしまいます。笑っちゃう。子どもたちは真剣だから、隠すのに苦労するけど(笑)。
いつもよりちょっと第3者の目で子どもの顔を見つめてみると、新しい子どもの表情や、小さな成長が見れるかもしれませんよ。