2017年12月29日 公開

お正月気分を高める門松づくりをご紹介

正月になると飾られる門松。どのように作られているかご存じでしょうか。この記事では門松づくりについて解説します。作り方を知ると、門松の見方が変わるはず。今度のお正月は門松に注目してみてはいかがでしょうか?

正月になると飾られる門松。どのように作られているかご存じでしょうか。この記事では門松づくりについて解説します。作り方を知ると、門松の見方が変わるはず。今度のお正月は門松に注目してみてはいかがでしょうか?

門松の基礎知識。飾るのはいつからいつまで?

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katorisi / CC BY 3.0
門松は、新年にやってくる年神様への目印。

門松というと中央の竹がイメージされますが、本来は「松」が主役です。松は「祀る(まつる)」を連想させる樹木であり、古くから生命力・不老長寿・繁栄の象徴とされてきました。現在のように玄関の飾りとされるようになったのは室町時代からといわれています。

年末年始を「松の内」と呼ぶのを聞いたことがあるでしょう。門松が置かれるのもこの期間。一般的には12月13日から1月7日ですが、地域によって10日・15日までとなるところもあります。

門松を置くのは12月13日以降ならいつでも構いません。ただし12月29日に飾るのは「二重苦」につながるため避けられています。また、12月31日に飾るのもNG。「一夜飾り」といわれ、神を疎かにすることになります。

門松の作り方

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yoshi0511 / shutterstock.com
【門松の主な材料】
・20リットル缶
・藁
・縄
・砂や土
・竹
・松
・梅や南天など

【門松の基本的な作り方】
1.3本の竹をのこぎりで斜めにカットする。
2.缶の外周に沿うように藁を立てて並べる。
3.縄で藁を結ぶ。縄を巻くのは3ヶ所。下から7回、5回、3回巻く。
4.カットした竹を缶の中に立て、砂や土を入れて固定する。
5.松を挿し、梅や南天などで飾り付ける。

通常サイズの門松を個人で作るのは難しいかもしれませんが、作り方を知ること自体に意味があります。どのように作られているのかわかると、飾ってある門松にも注目したくなることでしょう。

ミニ門松の作り方

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お子さまと門松づくりにチャレンジするならミニ門松がおすすめ。缶と藁の部分を竹筒にして、細い竹を立てればOKです。あとは自由な発想で飾り付けてみましょう。オリジナルの門松ができあがります。

紙で門松づくり

Chiik編集部 (78206)

via Chiik編集部
折り紙や画用紙でも門松を作ることができます。お子さまと一緒に工作することで、お正月を迎える気分が高まりそうです。門松に加えて、梅や鏡餅など、お正月ならではの飾りを作ってみてはいかがでしょうか。

今度のお正月は門松に注目してみては?

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特にマンション住まいだとなかなか飾る機会のない門松。本格的な門松は難しくても、ミニ門松や折り紙の門松でお正月を演出することができます。お子さまにとって、ますますお正月が楽しみになること間違いなしです。

また門松の由来を知ることで、神社やお店に置かれている門松にも興味を持つようになるでしょう。竹の切り方や縄の巻き方など、ぜひ注目してみてください。

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この記事のライター