普段なかなかお子さまとコミュニケーションが取れない、取り方がわからないという方に親子クッキングがおすすめです。旬の食材を使ったメニューを取り入れることで、食育にもつなげることができるクッキングは魅力満載!今回は親子でつくる「草餅」のつくり方をご紹介します。
草餅に欠かせない食材「よもぎ」とは?
よもぎの主成分であるタンニンには多くの嬉しい効果があり、中でも消炎作用や止血の収斂作用があることはぜひ子どもに教えたい知識の一つです。外遊びをしている際に、虫に刺された時や転んでできた時の傷口によもぎの生の葉を揉んで貼っておくことで効果がみられるので、消毒液や絆創膏などが無い時に応急の処置ができるので何かと便利です。
コミュニケーションがとれる!親子で「草餅」に挑戦!
・よもぎの若葉 400g
・上新粉 400g
・白玉粉 100g
・熱湯 400ccほど
「よもぎの下ごしらえ」
1.摘み取ったよもぎをきれいに水洗いをしたら、1~2分さっと下茹でしすぐに冷水にさらします。
2.よもぎの水気をきり、包丁で細かく刻みます。
「餅をつくる」
1.熱湯を少しずつ加えながら上新粉・白玉粉をよく練り合わせます。
2.練り合わせた粉を食べやすい大きさにちぎり、中まで熱が通りやすいように平たくします。
3.蒸し器に平たくした生地を並べ、10分~20分間ほど蒸しあげます。
「よもぎと餅を練りあわせる」
1.冷ました餅に下ごしらえをしたよもぎを加え、よく練り合わせます。
2.よもぎが全体にまんべんなく混ざって、餅がきれいな緑色になったらできあがりです。
3.成型します。
子どもに手伝ってもらうポイントは?
・よもぎを摘み取る
・ゴミを取り除きよもぎをきれいにする
・練り合わせた粉をちぎって平たく成型する
・最後の成型を手伝ってもらう
※この時丸い形にこだわらず、子どもの感性のまま好きな形に作らせるのも面白いです。
子どもの個性・表現力が発揮されるポイントです!
もっと草餅を手軽に作る方法はないの?
絵本でもだんご作りを学べる『よもぎだんご』
著者 :さとう わきこ
出版社 :福音館書店
よもぎだんごの作り方の手順がイラストとともに解説されているところが嬉しい作品です。また、よもぎだけでなく野原には食べられる草がたくさんあることが学べる1冊でもあります。