子どもの学力を伸ばすためには、10歳までの教育が大切だと言われています。実は、そのためには、小学校入学前までにできることがたくさんあるのです。そこで今回は、小学校入学前までにオススメの、10歳までの育児、教育本を5冊ご紹介します。
『10歳までの子育ての教科書』
著者 :アスコム(監修)
出版社 :アスコム
幼児期から10歳くらいまでの子育てに役立つ情報が書かれている、タイトル通りの「教科書」的な育児書です。
国語や算数など、分野別に専門の先生が担当していることが本書の大きな特徴。
専門知識に基づいて書かれているため、具体的で分かりやすい点がオススメのポイントです。
『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』
著者 :松永 暢史
出版社 :すばる舎
学力の基盤である「読解力」を育てるために有効な方法が「読書」。
地頭が完成する10歳くらいまでの読書量が、それ以降の学力に大きな影響を及ぼすとのこと。
読書が好きな子どもにするコツや、上手な読み聞かせの方法など、子どもの学力向上に有効な方法が満載です。
どんな本を読ませれば良いのか迷っているときには、紹介されている145冊のオススメの厳選本のリストが役に立ちますよ。
本こそが最高の知育教材!読書量が将来の学力のカギ – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
『覚えておきたいちょっと難しい1000の言葉』
著者 :アーバン出版局(編)
出版社 :アーバン出版局
子どもにとって「少し難しい」漢字が集められた、練習問題形式の書籍です。
お子さまの中学受験を考えている方や、国語力向上を目的とした方、読書の幅を広げたい方にオススメの一冊。
小さなお子さま向けには、楽しく学べるマンガとクイズを使った『10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことばジュニア版』もありますので、年齢に応じて選んでみても良いですね。
『男の子の将来が決まる!10歳までの「言葉がけ」』
著者 :朝妻 秀子
出版社 :PHP研究所
子どもが何か「できた」と言ってきたとき「良かったね」「がんばったね」と答えるのは、できなかったときは「良くない」「がんばらなかった」というメッセージにもなってしまうとのこと。
こんなとき、親がどんな言葉を選べばよいのか、子どものやる気を引き出す「魔法の言葉がけ」について書かれている書籍です。
軸になるのは、「アドラー心理学」と、心理学「NLP」の2つのテクニック。
今、話題になっているテクニックを組み合わせて、将来立派に自立した大人になるために、今、子どもにできることが分かりやすく書かれている一冊です。
『中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること』
著者 :村上 綾一
出版社 :株式会社KADOKAWA
著者は難関中学の入試に精通している、理数系専門塾エルカミノの村上綾一先生。
中学受験を視野に入れた、しつけや勉強などの「やっておくべきこと」が、低学年と高学年に分かれて記されています。
中学受験の専門家が、実際の親の質問答える形式になっているので、疑問に対する答えを探すのに便利ですよ。
中学受験を考えはじめたときに、まず手に取って欲しいお役立ちの一冊です。
子どもの基礎学力向上に、教育本を活用しよう!
その時期に向けて小学校入学前にできることが、たくさんあります。
ご紹介したような育児本や教育本を上手に活用して、お子さまの学力向上に役立ててくださいね。