2017年10月25日 公開

実は大の読書好き!芦田愛菜ちゃんの読書量と愛読書

お子さまの語彙を増やし、表現力を磨くには、本を読むのがよいといわれます。難関中学に合格した芦田愛菜ちゃんも小さな頃から本が大好きで、子役として忙しい日々のなかでも読書を大切にしてきたそうです。この記事では、芦田愛菜ちゃんの読書量と愛読書についてご紹介します。

お子さまの語彙を増やし、表現力を磨くには、本を読むのがよいといわれます。難関中学に合格した芦田愛菜ちゃんも小さな頃から本が大好きで、子役として忙しい日々のなかでも読書を大切にしてきたそうです。この記事では、芦田愛菜ちゃんの読書量と愛読書についてご紹介します。

難関中学に合格した芦田愛菜ちゃん

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芦田愛菜ちゃんは幼い頃から子役として数々の映画・ドラマに出演しており、知名度抜群。そんな愛菜ちゃんが、難関中学に合格したというニュースを耳にした方も多いのでは。

芸能活動をしている愛菜ちゃんが偏差値70以上ともいわれる難関中学に合格したのは、塾の難関中学受験コースでの勉強はもちろんのこと、読書の存在も大きかったようです。

芦田愛菜ちゃんの読書量

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芦田愛菜ちゃんは大の読書好きとして知られます。幼稚園の頃から読書が好きで、年間120冊ほどを読み、多いときには月に50冊を読んでいたこともあったそうです。

現在までに読んだ本は、なんと1,000冊を超えるとか。数多くの本を読んできた愛菜ちゃんの愛読書の一部をご紹介しましょう。

『若おかみは小学生!』シリーズ

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タイトル:若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー(1)
著者:令丈ヒロ子 (作)、亜沙美(絵)
出版社:講談社

『若おかみは小学生!』シリーズは、交通事故で両親を亡くした「おっこ」が主人公。彼女は旅館”春の屋”を経営する祖母に引き取られます。そこでユーレイの少年やライバル旅館の跡取り娘などと知り合い、失敗しながらも若おかみとして厳しい修業の日々を送るというコメディ作品です。

『若おかみは小学生!』は小学生向けの作品ですが、芦田愛菜ちゃんは5歳のときにこのシリーズと出会い、読破しています。

『そして誰もいなくなった』

そして誰もいなくなった | 種類,クリスティー文庫 | ハヤカワ・オンライン (68442)

書名:そして誰もいなくなった
著者名:アガサ・クリスティー
訳者名:青木久惠
文庫名:ハヤカワ文庫

『そして誰もいなくなった』は、世界的な人気を誇るアガサ・クリスティー作品のうちの一つ。孤島に招き寄せられた十人の男女が一人、また一人と殺されてゆくミステリー作品です。

芦田愛菜ちゃんは、『そして誰もいなくなった』を小学校低学年のときに読破しています。この作品は「ミステリーの史上最高傑作だ」と感じたそうで、何回読んでも飽きない作品と語っています。

『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』

ふりがな付 山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた (講談社+α新書) | 山中 伸弥, 緑 慎也 |本 | 通販 | Amazon (63664)

タイトル:山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた
著者:山中伸弥(著)、緑慎也(聞き手)
出版社:講談社

『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』は、ノーベル賞受賞者である山中伸弥先生が受賞直後に発表した自伝です。「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」が語られるだけではありません。これまで歩んできた道や味わった挫折、もどかしさ、先生が見つめる再生医療の未来についても書かれており、読み応えのある一冊になっています。

芦田愛菜ちゃんは、9歳のときにお母さんにこの本を買ってもらったそうです。本のなかで語られる山中先生の人生や考え方が心に響き、一番魂が震えた本だと紹介しています。

山中先生は本のなかで、好きな言葉として「人間万事塞翁が馬」を挙げています。「人間万事塞翁が馬」とは、「人生はいつ幸せや不幸が訪れるのかわからない、予測不可能なものである」という意味の言葉です。

愛菜ちゃんは本を読んで山中先生の好きなこの言葉を知りました。これから先、つらいことがあっても一喜一憂するのではなく、「人間万事塞翁が馬」を思い出して、これはチャンスかもしれないと思えるようになりたいと感じたそうです。

読書を大切にしている芦田家

幼い頃から読書が好きで、これまでに数多くの本を読破してきた芦田愛菜ちゃん。彼女が読書好きになったのは、家庭の教育方針が影響しているようです。

愛菜ちゃんの父親は読書家で、幼い頃から娘に本を与えるようにしていました。何かに興味を持ったり、好奇心を刺激されたりする様子を見ては、答えを導くヒントになりそうな本を選んで手渡していたそうです。

これを繰り返すことで好奇心旺盛な愛菜ちゃんは本の世界に魅了されていき、そのうち、自分から多くの本を読むようになりました。難しい言葉に出会うと、母親に聞いたり、辞書を引いたりして調べながら本を読み進めたそうです。

お子さまが本に興味を持ち、自分から学ぶ機会は逃さないようにしたいもの。芦田家を参考に、本は楽しいものだと感じられる環境づくりを意識してみてはいかがでしょうか?

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この記事のライター