2018年10月10日 公開

新連載【小1から英検チャレンジ】vol.01 早期から英語学習に取り組んだ理由

Chiik!で小学校受験体験記を連載中のママミーヤです。実は、娘のミヤピーは小学校入学後に英検に挑戦し、5級と4級に一発合格。3級も合格した今は2級合格を目指して親子で勉強中です。そんなママミーヤ親子の英語学習の取り組みも新連載でご紹介していきます!

Chiik!で小学校受験体験記を連載中のママミーヤです。実は、娘のミヤピーは小学校入学後に英検に挑戦し、5級と4級に一発合格。3級も合格した今は2級合格を目指して親子で勉強中です。そんなママミーヤ親子の英語学習の取り組みも新連載でご紹介していきます!

新連載「小1から英検チャレンジ」スタート

ママミーヤです。
Chiik!では「『お受験』はじめました!」を連載中ですので、読んでいただいたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

「『お受験』はじめました!」は塾に通わずに小学校受験に挑戦した体験談をご紹介しています。今回スタートする「小1から英検チャレンジ」は、現在取組中の英語学習について失敗体験も交えつつご紹介したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

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私の英語力と挫折

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ママミーヤは日本の大学を卒業していますが、英語レベルが「大学卒業レベル」と言えるかというと答えはNoです。

全くできないわけではないと思っていましたし、英語を使うことは一切ない環境でしたので困ったことはありませんでした。海外に行って買い物くらいはできたので十分だと思っていました。

しかし、社会人になり会社にも慣れて、仕事の内容が広がってきたときに海外の情報を常にチェックする必要があったり、職場に外国の人から電話がかかってきたりするようになりました。そこではじめて知ったのです。英語が全く聞き取れないということと、私が話す内容は全く伝わらないことを……。ショックでした。自分の努力不足を日々感じることが多くコンプレックスになっていきました。

慌てて英語を勉強しはじめましたが、読むことはできても聞き取ることと話すことが全くできません。私が受けてきた英語教育は「読む」と「書く」だけ。コミュニケーションを取るのに必要な「聞く」と「話す」がなかったのです。

英語ができる知人は人生のステージを日本以外にも広げていっていました。

彼らの共通事項は人生の早い段階から英語に慣れ親しんでいたということ。英語でのコミュニケーションの経験を多く積み重ね、若いうちにたくさんの失敗もしながら長い時間をかけて英語力を形成していました。付け焼き刃でない英語の実力を持つ人は友人関係も広く、自分の活動フィールドを制限することなく活躍していました。エンターテインメントにおいても興味の対象がワールドワイドに広がっていて、情報も翻訳される前の一次情報から得て楽しんでいます。

もはやこの段階から英語を勉強し直そうというモチベーションを持つことができず、コンプレックスだけを持ったまま時間がすぎていきました。

子どもが生まれて考えたこと

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私が英語の電話をとったときに一番ショックだったのは話していることが全く聞き取れなかったこと。旅行先で買い物をスムーズにできた!と思っていましたが、あれは接客のためこちらの言いたいことを先方が汲んでくれていただけだったのです。

英語の本を妊娠中に読んでいたときに(まだ英語に多少の未練がありました(笑))、言語の聞き取り能力は目安として9歳ごろまでに完成するという一文を見かけました。

赤ちゃんのときから英語を聞かせていたらどうなるだろう?

はじめから言葉を話せる赤ちゃんはいません。英語をたくさん聞かせていたら自然に英語がわかるようになっていたりはしないか?と興味がわきました。

子どもと勉強してみよう!

自分と同じような思いを子どもにはさせたくない、という人生における後悔が子どもの教育へのモチベーションになることは多々あります。押し付け教育は良くないと思いますが、だったら親子一緒に勉強してみるというスタンスはどうだろうか、と考えました。

英語は勉強して損になることはひとつもないはずです。生まれた子どもが嫌がるようだったらやめればいいことです。

何より、英語学習を小さいときからの習慣にできれば、それが当たり前になって気にならなくなるのではないか?と、そんな思いがありました。

そこで、生後すぐから今までさまざまな取り組みを行ってみました。
・英語のCDのかけ流し
・海外旅行で現地の託児所を利用
・英語教室
など。

娘が小さいうちから英語に触れる体験をできるだけ与え、私も一緒に英語を勉強するようになりました。

習ってきたはずなのに……ショック!娘の英語の実力

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年長のときは、小学校受験対策に力を入れたかったこともあり、通っていた英語教室は辞めました。ただ自宅で英語のCDを書け流すことだけは続けました。

そして無事に小学校に入学後。2人で歩いているときに、ふと、「DOG」と書かれている看板が目に入りました。気まぐれで娘に「あれ読める?」と聞いたところ、「ディー・オー・ジー」とアルファベットは読めても「DOG」という単語だとはわかっていませんでした。

何度も見てきた単語のはず。英会話教室でも触れてきた単語です。でも「ドッグ」と聞けば「犬」を意味するとわかるものの、「DOG」がドッグ=犬だとは見てわからなかったのです。あるいは忘れてしまっただけなのかもしれませんが……。

いずれにしても、長く英語に触れさせてきてそれなりに英語が身についていると思っていたのは親だけだったことを痛感した出来事でした。

英検を学習のマイルストーンとモチベーション維持に!

このことをきっかけに、娘の英語学習について今後どのように取り組んでいくべきか真剣に考えるようになりました。

週1回の英会話教室に行くだけでは大きな成果は得られません。インターナショナルスクールや海外での生活が望ましいですがそれもできません。

どうしたらいいのか考えたときに、終わったばかりの小学校受験のことを思い出しました。小学校受験も塾に通うだけでは子どもの能力は伸びません。家庭で親がどの程度関われるかが肝になります。日本で暮らす子どもにとっての英語学習も、同様に親のマネジメントが必須なのだと強く感じました。

塾に通わなかったわが家で、小学校受験における能力を図る手段としていたのが「模試」です。模試の結果は子どもの学習プランの計画や見直しに役立ちます。英語学習においても信頼性の高い模試のようなものがあれば現在のレベルや得意分野苦手分野の明確化などの分析に役立ちます。

そこではじめたのが「実用英語技能検定」。通称「英検」です。

5級から1級までのレベルに分かれ、自分の英語のレベルが現在どのあたりなのかを把握することができます。語彙力・読解力などを試す筆記試験に加え面接もあり、スピーキングの能力も必要とされるため包括的な学習をする必要があります。それは私にとって大変望ましいものでした。

そして、受験者が多い「英検」は学習するための素材を書店で簡単に用意できるところも魅力でした。小学校受験ですと受験者の母数が少ないため、問題集を揃えるのが大変なときもありましたので……。

現在小2の娘・ミヤピーの英語力は?

今、娘は小学校2年生。現在の英語力ですが、

・英検3級
・語彙力よりリスニング能力が高い
・音読は上手
・英語環境に放り込まれることは抵抗なし

といったところでしょうか。

私、ママミーヤは……「英検4級」です(汗)

すでに娘に追い越されました。あいさつ程度の会話はできます。簡単な英文なら読めますが、長文になるとすぐ読めなくなります。語彙力がないので辞書を引きながらでないと読めません。

まだまだ発展途上のママミーヤ親子の英語学習ですが、このあとの連載で約8年間の試行錯誤の様子を詳しくご紹介していきたいと思います。

使ってよかった教材もご紹介します。今後お楽しみに!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

ママミーヤ
ママミーヤ

フルタイムではたらくママ(時に数日にわたる徹夜あり)。 会社員から脱却し、フリーランスになるが前より忙しくなる誤算に悩む。 0歳から保育園に通う娘が一人。昨年、塾なしで小学校受験に挑戦して無事に入学。 0歳からの幼児教育・お受験の勉強を自宅で行うためのコツ・時間のやりくりなどをお伝えします!