2017年06月16日 公開

後悔しない!幼児向け英語教室選びの10のポイント

幼少期の英語教育が一般的になりつつある今、英語教室の数や種類も豊富になってきています。「種類が多すぎてどの教室を選べばいいか分からない」とお悩みの方に、英語教室を選ぶときにチェックしておくべき10のポイントをご紹介します。

幼少期の英語教育が一般的になりつつある今、英語教室の数や種類も豊富になってきています。「種類が多すぎてどの教室を選べばいいか分からない」とお悩みの方に、英語教室を選ぶときにチェックしておくべき10のポイントをご紹介します。

1. 教室の場所

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幼児向け英語教室へ通わせる場合、一般的には親が送迎をすることになります。送迎が負担にならないよう、できるだけ通いやすい場所を選びましょう。自宅のドアを出てから教室まで、片道30分以内でおさまる場所がおすすめです。

また、親同伴の授業でない場合、子どもが英語教室に行っている間、親はどう過ごすのかということも考えておきましょう。近くのカフェなどで子どもを待つのか、もしくは一度自宅へ帰るのか、それによって親が待ち時間にできることも変わってきます。

大型のショッピングセンターに入っている英語教室であれば、子どもがレッスンをしている間に買い物などを済ませられるので人気があります。

なお、小学生以降も同じ英語教室へ通わせる予定がある場合は、1人でも通える手段があるかどうかを確認しておくと良いですね。

2. レッスンの開始時間

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自宅から教室までの移動時間も考慮して、余裕のある時間帯にレッスンが可能かチェックしておきましょう。夕方以降にレッスンがある場合は、帰宅後の夕食や入浴などに影響が出ないか、シミュレーションをしておくと安心です。

長く通う予定がある場合、小学生になって学校の下校時刻が遅くなっても、通い続けられるかどうかもチェックしておきましょう。

3. レッスンの月謝

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英語教室の月謝は、時間や内容によって大きく異なりますが、週に1回、1時間程度の授業で、5,000~10,000円程度が相場のようです。

年払いやレッスン受講に使えるポイントを事前に購入するシステムの場合、受講期間が長くなりがちなので注意が必要です。

1レッスンあたりの単価だけに気をとらわれず、本当に受講し続けられるのか、万が一途中でやめたくなったときの返金方法はどうなっているのか。きちんと確認するようにして、無理のない範囲で契約をするようにしてください。

4. 月謝以外にかかるお金

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月謝以外に、入会金や年会費、教材費、施設利用料などで追加料金が必要になる場合があります。

特に入会金は、友人紹介制度やキャンペーンなどで安くなることもあるので、事前によくインターネットなどでリサーチしておきましょう。

教材費などの雑費は、ホームページ上に掲載されないことも多いものです。テキストやCDなどの購入費が思っていた以上にかかることもあるので、入会前に確認しておくことが大切です。

5. 講師は誰か

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教室によっては、ネイティブスピーカーのみ、日本人講師のみ、あるいは両方など、さまざまなレッスンのスタイルがあります。

ネイティブスピーカーが在籍している英語教室が人気のようですが、「日本人講師だから良い英語教室ではない」ということではありません。教え方の上手な日本人講師はたくさんいますし、国際経験が豊かで、ネイティブ並みの英語力がある日本人講師も増えています。

講師の質を確かめるには、その教室がどのような基準で講師を採用しているのか、採用率はどの程度なのかを尋ねてみると良いでしょう。

また、講師が固定制か変更があるのかも確認しておきましょう。固定制の場合は、子どもの性格などを把握してくれて成長を見守ってもらえる良さがあり、講師が変更する場合は、さまざまな言い回しやアクセントに慣れることができるというメリットがあります。

教室に通わせる目的や子どもの性格に合わせて、相性の良い先生を選べると良いですね。

6. グループレッスンかプライベートレッスンか

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子ども向けの英語教室の場合、グループレッスンが中心です。お友だちができたり、大勢で1つのことに取り組んだりする楽しさがあります。ただし、英語を話す機会が減ってしまう場合があるので、先生1人に対して最大何人の生徒が受講できるのかを、確かめておく必要があります。

一方でプライベートレッスンは、子どもの発達に応じてカリキュラムを組むことができるので、英語が上達しやすいといわれています。また、用事や体調に合わせて、ある程度スケジュールも柔軟に対応してもらえるところが多いようです。ただし、1時間あたりの値段がグループレッスンよりも高くなりがちです。

それぞれの良さがあるので、目的や予算に合わせて選択をしましょう。

7. 休んだ場合に振替が可能かどうか

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子どもは体調を崩しやすいものです。レッスンを休まなくてはならないときに、日程を変更できるか、もしくは他の授業へ振替が可能かどうか確認しておくと良いですね。

場合によっては、長期的にレッスンを休まなくてはならない場合があるかもしれません。休会制度があるかどうか、あるとしたらお金はかかるのか、いつまで休会ができるのかといったこともチェックしておくことをおすすめします。

8. どのようなカリキュラムか

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英語教室の数が増えるにつれて、レッスンの種類も細分化してきました。後悔しない教室選びをするために、「子どもに英語教室で何を学んでほしいのか」を明確にしておく必要があります。

英語に親しんでほしいのか、発音がきれいになってほしいのか、もしくは英検などを受験させたいのか。それによって選ぶべきカリキュラムは異なります。教室のカリキュラムが、英語教室へ通わせる目的に沿っているかを確かめておきましょう。

月や年単位で、どの程度の英語力まで到達させるのかというゴールをきちんと決めているか、事前に確認しておくことも大切です。親へのフィードバックの形式(手紙・面談・テストの成績など)もあわせてチェックしておきましょう。

「聞く、話す、読む、書く」を総合的に鍛えるのか、どれかを集中的に鍛えたいのか、目的を明確にして、子どもが楽しんで通えるところを選びたいですね。

9. 教室でのイベントや、試験があるかどうか

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英語教室では、ハロウィンやクリスマスなど、季節のイベントを積極的に行っているところがあります。海外の文化を身近に体験できる良い機会なので、そういったイベントを実施しているのかも聞いておくと良いですね。

あわせて、そのようなイベントの機会に別途お金がかかるのかどうかも確認しておきましょう。特にサマースクール(夏期講習)への参加などで、お金が追加で必要になることもあります。

英検などの受験に積極的かどうかも尋ねておくと良いでしょう。試験がある英語教室では、普段の勉強に加えて試験勉強もしなければならないので、家庭での学習時間が多めに必要です。

10. 子どもとの相性

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気になる教室が見つかったら、体験レッスンを申し込むか、子どもを連れて説明を聞きに行ってみましょう。

送迎に問題はないか、教室の雰囲気はどうか、通っている他の生徒の様子はどうかなど、教室に行ってみることでわかることはたくさんあります。

子どもと教室との相性は、やはり実際に足を運んでみるのが一番です。

その場で入会を迫られることが心配な場合は、事前に「授業料なども含め、他の英会話教室も回って検討している最中です」と伝えておくと良いですよ。

じっくり検討して後悔しない教室選びを!

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筆者は、3つの英語教室を見学したあとに「自宅から子どもが1人でも通える場所」「英語を読む量が多いこと」を重視して、長女の英語教室を選びました。

読み・書き中心の教室のため、英会話を実践する機会は少ないのですが、マイペースな長女には、コツコツとテキストに向かうスタイルが合っているようです。

入会したあとに合わないと気づいても、教室を変えるのは手間もお金もかかります。気になる点は事前にしっかり確認して、目的や子どもの性格に合った教室を見つけるようにしたいものですね。

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この記事のライター