2016年10月25日 公開

社会のルールをしっかり身につけよう!5歳児のしつけ

保育園や幼稚園では年中さんを迎え、お兄さんお姉さんの自覚も出てくる5歳児。お友だちとの交流もますます盛んになり、そろそろしっかりとした社会のルールも身につけさせたいものですよね。今回は5歳児のしつけのポイントを紹介します。

保育園や幼稚園では年中さんを迎え、お兄さんお姉さんの自覚も出てくる5歳児。お友だちとの交流もますます盛んになり、そろそろしっかりとした社会のルールも身につけさせたいものですよね。今回は5歳児のしつけのポイントを紹介します。

グングン成長する!5歳児の心と身体

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身体面では、大人と変わらないような速度で歩いたり、鉄棒や平均台、ブランコなどがどんどん上手になっていきます。
また、はさみや箸など指先を使うような道具も上手に使うことができるようになります。
精神面ではお友だちとの遊び方も複雑になり、相手の気持ちを考え自分の気持ちをコントロールしたり、決められたルールを守ることができるなどパパやママが「大きくなったんだな」と実感できることも多くなることでしょう。
この頃には、小学校も視野に入れて公共でのマナーや人との関わり方に関するしつけをしっかりとしていきたいものです。

一人でもちゃんとしよう!「あいさつ」のしつけ

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世界中どこでもあいさつはしつけの基本中の基本です。
パパやママと一緒ならあいさつをするのに、一人になるとあいさつできないお子さまもいらっしゃるかもしれません。
一人のときにあいさつしづらいのはやはり「恥ずかしいから」という気持ちが大きいお子さまが多いようです。
こういったお子さまにはなるべくパパやママと一緒にあいさつをする機会を多くし、少しずつ練習していくのが効果的です。
そして、「身近な人やあいさつをしてくれる人がいたら、きちんとあいさつをしよう。決して恥ずかしいことじゃないんだよ」と根気よく説明してあげてください。

みんなで気持ちよく食べるために!「食事」のしつけ

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遊び食べしてるお子さまはいませんか?足をプラプラさせているお子さまはいませんか?
食事中のマナーはたくさんありますよね。社会人になってから恥ずかしい思いをしないよう、最初のしつけはしっかりとしたいものです。
「ちゃんと食べなさい!」「箸ちゃんと持って!」と言葉だけで伝えてもお子さまには何が「ちゃんと」なのかがわかりません。
足をプラプラさせているお子さまには、台を用意してしっかりと足をつけられるようにしましょう。
箸がうまく持てないお子さまは、箸の長さや重さが適切かチェックしましょう。サポート箸を利用したり、食事のときはスプーンで遊びの中に箸の練習を取り入れるなど、お子さまに合わせたステップでしつけを行っていくことが大切です。

将来のためにも身につけたい「歯みがき」のしつけ

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「歯みがきしてね」と言っても「後で」と言ってなかなか歯みがきしないお子さまはいませんか?
「後で」には理由があるのです。好きなテレビの真っ最中だったり遊びの最中だったりしませんか?
お子さまからすると「せっかく観ているのに」「せっかく遊んでいるのに」と気が進まないのは当たり前なのです。
こういった場合には、「食べたらすぐ磨く」が効果的です。
「食事のあとは歯みがき」を習慣付けることで、「食事」と「歯みがき」の間に気がそれるものがなくなり、スムーズに歯みがきをすることができます。

騒いで良い場所?悪い場所?公共の場所でのしつけ

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スーパーや病院、駅などいつもと違う場所に行くと、お子さまはどうしてもテンションが上がってついついはしゃいでしまいますよね。
こんなときは、日頃から「たくさんの人がいる場所ではぶつかってケガをすると危ないので走ってはいけない」「大きな声を出すと周りの人がびっくりするので騒いではいけない」ことを話し合っておきましょう。
そして、実際に公共の場所で騒ぎそうになったときには「ここはどこ?走ったり騒いだりしていいのかな?」とお子さまに問いかけましょう。
問いかけることによって自分で考える力が身に付き、少しずつ自分で判断できるようになっていきます。

お子さまは見ています!パパやママの姿を!

いくら口うるさくお子さまにしつけを教えても、教えているパパやママが実践していないのでは意味がありません。
お子さまにきちんとマナーを守ってほしいと思ったら率先してパパやママがお手本になりましょう。パパやママのしっかりとした姿こそが何よりもしつけとなるのです。

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