2017年09月15日 公開

【材料は100均!】親子でおうちアートの「折り染め」(紙染め)に挑戦!

和紙染め・折り染め、または染め紙や紙染めとも呼ばれる制作遊びご存知ですか?小さい頃幼稚園や保育園、小学校でやった方も多い筈。やり方は簡単!おうちでも簡単に楽しめ、材料は100円ショップや家にあるものでできます。そのまま飾ってもいいし、ブックカバーにしたり、工作の一部にしたり知っておくと色々使えますよ!にじみ絵やぬらし絵もちょっとご紹介します。

和紙染め・折り染め、または染め紙や紙染めとも呼ばれる制作遊びご存知ですか?小さい頃幼稚園や保育園、小学校でやった方も多い筈。やり方は簡単!おうちでも簡単に楽しめ、材料は100円ショップや家にあるものでできます。そのまま飾ってもいいし、ブックカバーにしたり、工作の一部にしたり知っておくと色々使えますよ!にじみ絵やぬらし絵もちょっとご紹介します。

折り染め(紙染め)ってどんなもの?

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和紙染めや折り染め、または染め紙や紙染めなど様々な呼び方で呼ばれるこちらの製作遊び。

半紙などを折りたたみ、端っこに絵の具を染み込ませると、カラフルな模様ができる技法です。

折り方や絵の具、その濃さや混じり方、範囲によって、模様や色の広がり方が違うので、世界に一枚の作品ができあがります。簡単に全体に模様がつくので、子ども大喜び。

簡単に何枚でもできるので、プレゼントをあげるときの包装紙にしたり、ブックカバーや絵や工作をまとめておくためのファイルカバーなどにも重宝します。透けた色合いが涼しげなので、うちわに貼ったり、夏の工作によく使われますが、もちろんアイディア次第で季節を問わず、大活躍しますよ!

折り染め遊びに必要な材料と用具

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材料も用具も100円ショップや家にあるものでできます。

<必要なもの>
・絵の具(水彩絵の具、ポスターカラーなど。朝顔などの花や果物の絞り汁でも)
・半紙(書道用の半紙、障子紙、キッチンペーパーなど吸水しやすく丈夫なもの)

<あると便利なもの>
・空のペットボトル(筆を洗ったり、水を継ぎ足したりする)
・ペットボトルのふた(絵の具を溶いて入れるのにちょうど良い)
・筆(割りばしなどでも代用可能)
・ウエットティッシュ(雑巾、タオル、ティッシュでも)
・シート(新聞紙など、周囲が汚れないように)

また、親子共に汚れても良い格好にしておきましょう。

折り染遊びの染料を作ろう

染める絵の具は100円ショップに売られている12色入りの水彩絵の具を利用しました。ポスターカラーも濃い発色になってよさそうです。

ペットボトルの蓋に好きな色を出して、ペットボトルの中の水道水を直接注ぐか、ペットボトルにストローをさして、水ストローに入れてから親指などで塞ぎ、少しずつ垂らしましょう。筆や割り箸を使って混ぜ、絵の具が完全に溶け、紙が染まりやすい濃度に調整してください。水が少なすぎると紙に染み込まず、多すぎると色が薄くなります。

もちろん、2、3種類の色を混ぜて好きな色を作っても良いでしょう。

ペットボトルの蓋の代わりに紙皿なども使えます。

折り染め遊びをはじめよう!

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書道用の半紙を小さく折りたたんでいきます。小さくたためばたたむほど細かな模様ができます。三角に畳んだりするのも面白いですよ。半紙は薄いので小さな子どもでも簡単に折りたためます。

白いキッチンペーパーを利用するのもオススメです。

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折りたたんだ紙を染めよう

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紙のはしっこや縁に好きな色を染み込ませていきます。筆を使って色を置いてもいいでしょう。
一度にいろんな色をつけて混ざり具合を楽しんだり、一色ずつ乾くのを待ってから違う色で染めるのも楽しいです。

完全に乾く前に、破れないように気をつけてゆっくり紙を開き、乾かします。

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ちょうちょの形に似ているね!お花みたいだね、と何に見えるか聞きながら作業するのも楽しいですね。

コーヒーフィルターでにじみ絵(ぬらし絵)にチャレンジ!

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似たような技法に、にじみ絵やぬらし絵と呼ばれるテクニックがあります。あらかじめしっかり水でぬらした紙の上に筆などで水彩絵の具などの顔料をにじませていくものです。

こちらも半紙やキッチンペーパーで楽しめます。あるいはこのコーヒーフィルターもオススメです。

キッチンペーパーやコーヒーフィルターに水性ペンで模様を描き、上からスプレーで水を吹きかけても同様の効果を楽しめます。こちらは描いたものが広がっていく様子が面白いです。水に溶けるクレヨン(水で落ちるクレヨン)でも同様の効果になりますよ。

紅葉を表現したり、クリスマスツリーやおひなさまの衣装などを作るのにも向いています。

吸水性が高く、破れにくい紙と、水、水に溶ける絵の具やペンがにじむ様子を楽しむ技法は様々なバリエーションがあるので、色々やってみたり、組み合わせてみたりするとさらに表現の幅が広がりますよ。

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最後に

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手軽にできて、仕上がりは鮮やか。水彩絵の具なら手足についてもすぐ落ちますので、おうちの中が汚れたり、準備が大変すぎないのも良いですね。どんな風に染まって、どんな模様ができるのか、子どもだけではなくて親も一緒にワクワクできて楽しいもの。一緒にステキな作品を作ってみてくださいね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

志田実恵
志田実恵

エディター/ライター。札幌出身。北海道教育大学卒業(美術工芸)。中高の美術教員免許所持。出版社でモバイル雑誌の編集を経て、様々な媒体で執筆活動後、2007年スペイン留学、2008〜2012年メキシコで旅行情報と日本文化を紹介する雑誌で編集長。帰国後は旅行ガイドブック等。2014年6月に娘を出産。現在は東京で子育てしながらメキシコ・バスクの料理本の編集のほか、食、世界の子育てなどをテーマにwebを中心に活動中です。