2016年09月08日 公開

おいしい!身体にいい!お子さまに食べさせたい秋野菜4選

暑い夏が過ぎ去って落ち気味だった食欲も戻ってくる秋にはお米やりんご、さんまなど旬を迎える食材がたくさん収穫されます。夏の疲れを癒し寒い冬に向けて家族みんなには栄養たっぷりの野菜を食べてほしいですよね。今回はそんな家族みんなに食べてほしい秋野菜を紹介します。

暑い夏が過ぎ去って落ち気味だった食欲も戻ってくる秋にはお米やりんご、さんまなど旬を迎える食材がたくさん収穫されます。夏の疲れを癒し寒い冬に向けて家族みんなには栄養たっぷりの野菜を食べてほしいですよね。今回はそんな家族みんなに食べてほしい秋野菜を紹介します。

なぜ旬の野菜は身体にいいの?その理由とは

 (17794)

なぜ旬の野菜は身体にいいと言われているのでしょうか。

安くて栄養がたくさん含まれているから?何と言ってもおいしいから?実は旬のヒミツは、原産地にも関係しているのです。

旬とは「最も生育条件が揃った環境で育てられ、最も成熟している時期」を指します。

例えばごぼうの原産国は、ユーラシア大陸北部とされています。遥か昔に寒い地域で生まれたごぼうは、世界中を旅して日本にやってきた後も生まれ育った地域の環境を忘れずに、寒い時期になると栄養を蓄え、旬を迎えているなんて神秘的ですよね。

また、旬の野菜がおいしいと感じるのは、私たちの身体が欲しているからだと言われています。

暑い時期には身体を冷やしてくれるキュウリやトマト、寒い冬には身体を温めてくれる大根やごぼうなどが旬を迎えます。

私たちの身体が必要だと感じているので、ますますおいしいと感じているのかもしれませんね。

おかずにもお菓子にも使える!かぼちゃ

 (17797)

かぼちゃは中南米原産の野菜で、日本にはカンボジアに寄港したポルトガル船によって16世紀中頃に大分県に伝わったとされています。

そのときの「カンボジア」がだんだんと訛って「かぼちゃ」になったといわれています。

かぼちゃには免疫力を高めたり、がん予防や老化予防に効果が期待できるβカロテンや食物繊維が多く含まれています。

煮物や天ぷらなどをはじめ、プリンやクッキーなどおやつにも利用することができます。

ひとつ難点なのは、固くて切るのが大変なことですよね。現在ではスーパーでカット済みのものや小玉かぼちゃなども出回っているためそちらを利用するのも便利です。

秋のおやつに食べたい!さつまいも

 (17800)

秋のおやつの大定番焼き芋。ホクホク甘いさつまいもの代表的な栄養といえば食物繊維です。腸の調子を整え便秘予防に効果があるといわれています。

さつまいもは世界中に3,000〜4,000種類ほどあるとされており、日本ではお菓子づくりに向いたもの、焼酎専用など用途に応じて数十種類のさつまいもが生産されています。

秋の行楽としてさつまいも掘りなども盛んに行われていますが、さつまいも掘りで掘った芋は風通しの良い場所で5〜10日ほど陰干ししてからのほうが甘みが増すためオススメです。

穴は何のためにあるの?レンコン

 (17803)

正月料理や煮物などには欠かせないレンコンは、蓮(ハス)の地下茎が膨らんだものです。

レンコンの穴は「通道組織」と呼ばれるもので、空気を茎や根に送るための通気口の役割を果たしてます。

この穴は地上の茎や葉にある穴につながっており、昔から見通しが良いとされ縁起物として活躍してきました。

れんこんにはムチンというぬめり成分があり、胃腸の粘膜を強くするという効果が期待できます。
また、切った後に黒くなるのはタンニンという成分のせいで抗酸化作用があるポリフェノールの一種です。

手軽に使えてかさ増しにも最適!しめじ

 (17806)

一年中安定した価格で手に入れることができるきのこの代表しめじも秋に旬を迎える野菜の一つです。

クセがないためしいたけは苦手……というお子さまにもオススメのしめじ。

しめじをはじめきのこ類にはβグルカンと呼ばれる免疫力を高める成分が入っており、寒くなっていくこの時期には家族みんなで摂取したい栄養の一つです。

しめじはお鍋や炒め物、炊き込み御飯などさまざまな料理に使うことができ、石づきを落として手で簡単にほぐして使えるなど手軽な食材であるのも魅力です。

秋野菜を親子で一緒に料理しよう

春夏秋冬それぞれの野菜に旬があり、遥か昔から野菜は私たちの身体をつくるうえで重要な役割を果たしてきてくれました。ぜひお子さまと一緒に野菜について話し合い、皮をむいたりちぎったりと一緒に料理して秋野菜を楽しんでみてくださいね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター