今年の選定対象は、2017年1月以降に発売された知育・学習玩具。その中からAmazonのカスタマーレビューなどにより49点の玩具を選出し、教育・脳科学分野の専門家による審査を経て、大賞1点、部門賞各1点ずつ計3点、審査員特別賞1点、Amazon特別賞2点の合計7商品が選定されました。
　また、今年新設された英語部門では、発売が2017年1月以前の商品も選定対象となっており、英語に精通したAmazon社員が選出に参加したそうです。

　それでは、本年度の受賞玩具を見ていきましょう。

　アニメパートと実写パートで構成されるテレビ東京系列の人気番組『ポチっと発明 ピカちんキット』と連動した、科学の基本要素が盛り込まれたプラモデルシリーズ。アニメの中に登場する玩具が実際に商品化されています。
　科学系の玩具は教材的で子どもに敬遠されがちですが、テレビ番組やYouTubeなどと連動し、子どもが親しみやすいキャラクター性の高い玩具となっている点が評価されました。

　ボール型のラジコンロボット『Sphero2.0』のミニチュア版。プログラミングのほか、AppゲームやFaceDrive（顔の表情でボールを操作する）など多くの機能を備え、玩具として多角的な遊びを行うことができます。家庭内に取り入れやすいコンパクトなサイズやデザイン性の高さも、高く評価されました。

　プラスからマイナスに電気が流れる回路をつなげていくパズルゲームです。電気回路という直感的に理解しづらいものを、パズルを解きながら、わかりやすく学ぶことができます。
　パズルの難易度には幅が設けられ、繰り返し遊び、飽きずに学ぶことができるように工夫されています。

　スマホと連動させて使用するボタン型のスピーカー玩具。この『ペチャット』をお気に入りのぬいぐるみにつけ、専用のアプリを操作すると、ぬいぐるみとのおしゃべりを体験することができます。歌やお話、自動会話モードのほか、英語版のアプリ（無料）などもあります。
　英語を学ぶ際に心理的な壁となりやすい“話しづらさ”を、ぬいぐるみなどの身近で愛着のあるものを介することで和らげられるという点が、英語部門で高く評価されました。

　マグネット入りの積み木で、磁石の力を使うことで、これまでの積み木では作ることのできなかった形を作り出すことができます。磁石の極を考えながら組み立てていかなければならない点に、知育要素が強く感じられる玩具です。
　インテリアとして楽しむこともできるデザインの美しさも評価されました。

　交差ピースと直線ピースを置き換えて、ボールが同じ色のゴールに入るようにルートを作るパズルです。問題集が付属されており、問題の難易度は6段階に分かれています。
　論理的思考が段階的に学べる基礎的な知育玩具であること、俯瞰的に理解できること、またコンパクトで片づけやすい点も評価されました。

　プログラミングの基礎であるコーディングを学べるおしゃべりロボット。PCやスマートフォンがなくても使用でき、リモコン操作で最大120のプログラミングを行うことができます。
　ラジコンのような親しみやすさがあり、また玩具としての遊びやすさが感じられる、プログラミング入門に最適な玩具であると評価を受け、特別賞を受賞しました。

　お子さまのクリスマスプレゼントに悩まれている方は、知育・学習玩具を選ばれてみてはいかがでしょうか。選定された玩具はもちろん、Amazon.co.jp「知育・学習玩具ストア」ではその他多くの知育・学習玩具を探すことができます。本賞の受賞ポイントなども参考にしながら、お子さまにぴったりの玩具を見つけてくださいね。