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今も昔も子どもたちに大人気の「だるまさんがころんだ」。じつは世界各地に同じようなルールのゲームがあり、子どもの遊びの定番とも言えます。そんな「だるまさんがころんだ」を英語で遊んでみませんか?英語版「だるまさんがころんだ」の遊び方をご紹介します。
「だるまさんがころんだ」の基本ルール
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まずは「だるまさんがころんだ」の基本のルールをおさらいしてみましょう。
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1.鬼がうしろを向き「だるまさんがころんだ」と言っている間に、参加者はできるだけ鬼に近づきます。
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2.鬼がセリフを言い終わって振り向いたときに、動いていた人はアウト。鬼に捕まってしまいます。
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3.鬼がこちらを見ていないうちに参加者の誰かが「切った」と捕まった人の手をタッチすると、全員が逃げられます。
4.しかし鬼が「ストップ」と言ったら、みんなその場で止まらなくてはいけません。
5.鬼が決められた歩数だけ動いて、その範囲で誰かをタッチできると、次はその人が鬼になります。
4.しかし鬼が「ストップ」と言ったら、みんなその場で止まらなくてはいけません。
5.鬼が決められた歩数だけ動いて、その範囲で誰かをタッチできると、次はその人が鬼になります。
アメリカ版「だるまさんがころんだ」とは?
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アメリカ版のだるまさんがころんだは「Red light, Green light(レッドライト・グリーンライト)」と呼ばれています。いくつかバリエーションがありますが、こちらでは基本的な遊び方を紹介しましょう。
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1.鬼がうしろを向き「Green light」と言っている間は、参加者が動いて鬼に近づくことができます。
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2.鬼が「Red light」と言い振り向いたら、動きを止めなくてはいけません。
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3.もし動いていたのが見つかったら、その人はスタートラインまで戻ります。
4.最初に鬼までたどり着いて触った人が勝ちです。
4.最初に鬼までたどり着いて触った人が勝ちです。
「Red light, Green light」を遊ぶときに使える英語
「Red light, Green light」は日本語に訳すと「赤信号、青信号」。「Red light(=赤信号)」のときにはストップ、「Green light(=青信号)」のときには進むと説明してあげると、すぐにルールを覚えられそうです。そのほか遊ぶときに使える英単語・英語フレーズをご紹介します。
・ready?(レディ):準備はいい?
・you are out.(ユー アー アウト): 君は失格
・got you!(ゴット ユー): 捕まえた!
イギリス版「だるまさんがころんだ」
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同じ英語圏でもイギリス版のだるまさんがころんだはアメリカ版とはまた違い、「おばあさんの足取り」を意味する「Grandmother’s Footsteps」と呼ばれています。この場合、鬼はうしろを向いているときも無言です。また、なんの合図もなしにいきなり振り向きます。
参加者は前触れなしに瞬時に動きを止める必要があり、他国版の「だるまさんがころんだ」より難易度は高めです。
スペイン版「だるまさんがころんだ」
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筆者の住むスペインでは、地域によって違いがありますが「pollito inglés(イギリスのひよこ)」「patito inglés(イギリスのあひるの子)」「caballito inglés(イギリスの子馬)」などと呼ばれています。
合図は「Un dos tres(1、2、3), pollito inglés/patito inglés/caballito inglés」。鬼がうしろを向いてセリフを喋っている間は動けます。バリエーションはあるものの、基本的な遊び方はアメリカ版とほぼ同じです。
いろんな国の「だるまさんがころんだ」で遊んでみよう
ご紹介した「Red light, Green light」はルールも使う英語も簡単なので、小さなお子さまでも遊ぶことができます。他国のだるまさんがころんだも、大きく日本のルールと異なるわけではありません。ぜひ覚えて家族やお友だちと遊んでみてください。