2018年05月21日 公開

マタニティアルバムの作り方:エコー写真から出産まで【イクロク】第5回

マタニティアルバムは、出産前後をまとめたアルバムです。エコー写真から大きなお腹を撮るマタニティフォト、出産までを1冊のフォトアルバムにしてみましょう。どんなシーンや思い出を集めておくと良いか、写真の撮り方やまとめ方、記録方法のアイディアをご紹介します。

マタニティアルバムは、出産前後をまとめたアルバムです。エコー写真から大きなお腹を撮るマタニティフォト、出産までを1冊のフォトアルバムにしてみましょう。どんなシーンや思い出を集めておくと良いか、写真の撮り方やまとめ方、記録方法のアイディアをご紹介します。

マタニティアルバムとは

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病院からもらうエコー写真(超音波写真)やお腹の大きさを強調するマタニティフォトなどを記録し、アルバムにまとめたものです。

かわいいデザインのマタニティ専用アルバムもたくさん市販されていて、ロフトや西松屋、または文房具店、写真屋さんで手に入ります。学研ステイフルやマークスなどのメーカーから専用のアルバムが出ていますし、無印良品のようなシンプルなアルバムを利用して好きなようにデコレーションする手作りアルバムもいいですね。

スヌーピーやディズニーなどの可愛いキャラクターのアルバムもあり、出産祝いの贈り物としてもオススメです。

エコー写真の保存の仕方

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妊娠中、産婦人科健診で定期的に行われるエコー検査では、2Dや3Dのエコー写真をもらえますが、感熱紙やインスタント写真の場合が多いので、年月が経過するにつれてどんどん薄くなったり消えていったりしてしまうそうです。

ポケットアルバムや重ねてケースに入れているだけでは、いつの間にか全部消えてしまう可能性も。また、感熱紙の場合、熱で色が変化するので、暖房器具など熱くなるものの側においておだけで黒くなってしまうこともあります。何度も出し入れすると、かすれてしまうことも。

DVDやUSBメモリに画像データを移してくれる病院もありますが、そうでなければ、以下のいずれかで保存しましょう。

・スマホやカメラで上から撮影する
・スキャナーで取り込む

データを保存するほか、印画紙にプリントしておくと安心です。感熱紙は丸まってしまいやすいのですが、それを抑えるパパママの手や指、兄弟の手が映った写真もステキですよ。上からマジックやスマホアプリで、顔がどのように見えるかをなぞって描いておくのも、印刷した写真ならできますね。

妊娠判明から妊娠中期までに残しておきたい写真

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妊娠判明のスティックやお祝い記念日、戌の日のお参り。

つわりが長くて辛かったのでそれどころでは……という方も多いと思いますが、そんな苦労した思いを綴って残しておくのも良いかもしれません。検診の記録や、読んだマタニティ雑誌の切り抜き、時事ネタがわかるように新聞や行ったイベントのチケットなどもコラージュしても良いですね。

マタ旅や出産祝い、ベビーシャワーの記録も

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安定期から妊娠後期までは、マタニティ旅行(マタ旅)やベビーシャワー、いただいたプレゼントや準備したものの記録もまとめてみると良いですよ。

食の好みが変わってこんなものを食べていた!こんなに足がむくんだ!など変化も記録しておくと、子どもが大きくなった時にその時の様子を語るエピソードになるかもしれません。

マタニティマークやマタニティグッズも写真に撮って、記録しておきましょう。

マタニティフォトも!

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最近は専用サービスやフォトスタジオがたくさんあり、ベリーペイントといってお腹に絵を描いてくれたり、ベールや花冠で美しいセミヌードを撮影してくれるところもあります。

夫婦や兄弟など家族と一緒に大きなお腹を触っている写真もステキですね。

特別な1枚を撮る他に、同じ服を着て少しずつお腹の大きさの変化を記録していくのも良いですよ。

マタニティアルバムはいつ作る?

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妊娠中に少しずつ作るのもよし、出産後に育児の合間に作るのもよし。数年経ってからでも当時の記憶を思い出して、できる限り書き留めたり、写真を集めたりして作るのも良いと思います。

赤ちゃんのために準備した手作りおもちゃやグッズなども、写真に撮っておくと思い出を綺麗に保存できますよ。

出産前後の写真や記録も!

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生まれた時のはじめての写真はもちろん、はじめての抱っこなどの写真も是非一緒にアルバムにしましょう。

生まれた日の空、家族写真、病院での食事、手足に巻かれたタグ、出生届なども写真に撮っておくと良い記念になりますね。

手形や命名書なども一緒にまとめるのもステキだと思います。

出産後にお祝いをいただいたら、誰に何をもらったかも記録しておくと、内祝いや将来子どもに伝えるのにも良いのではないでしょうか。

最後に

出産直後、今思うと少し大げさかもしれませんが「もし私が病気や事故で死んでしまったらどうしよう」とよく考えました。特に0〜3歳くらいの時期は成長した後には、記憶があまり残らないもの。

もし何かあったとして、「本当にママは自分を望んで産んでくれたのか、愛してくれていたのか」なんて思わないように、どれだけ会いたくてたまらなくて、大事にしていたのか、という気持ちを残しておきたいと思ったのが、このアルバムを作った大きな理由です。もちろん、大きくなった後に見せたいな、とも思います。

また、楽しみだったのはもちろんですが、不安も多かったマタニティ時期。悩みや辛さを沈め、落ち着かせようといろいろと手作りに励んだ時の気持ちを自分のために記録しておきたかった、ということもあります。

マスキングテープやシール、ステッカーなどでデコーレーションを楽しみながら作るのも、子育て中の良い癒しの時間になります。もちろん、シンプルなフォトブックやスクラップでも良いと思います!楽しんで作ってみてくださいね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

志田実恵
志田実恵

エディター/ライター。札幌出身。北海道教育大学卒業(美術工芸)。中高の美術教員免許所持。出版社でモバイル雑誌の編集を経て、様々な媒体で執筆活動後、2007年スペイン留学、2008〜2012年メキシコで旅行情報と日本文化を紹介する雑誌で編集長。帰国後は旅行ガイドブック等。2014年6月に娘を出産。現在は東京で子育てしながらメキシコ・バスクの料理本の編集のほか、食、世界の子育てなどをテーマにwebを中心に活動中です。