2017年02月01日 公開

1〜2歳からはじめられる!ゆる~い英語教育のススメ

英語教育の必要性が高まる中、「うちも何かした方がいいのかな?まだ赤ちゃんだけど、できることはある?」と、漠然とした不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで気負わずに続けられる、わが家流のゆる~い英語教育をご紹介します。

英語教育の必要性が高まる中、「うちも何かした方がいいのかな?まだ赤ちゃんだけど、できることはある?」と、漠然とした不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで気負わずに続けられる、わが家流のゆる~い英語教育をご紹介します。

きっかけは「英語で言えたら、かわいいと思ったから」!

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Happy Together / Shutterstock.com
長女が片言の単語を話すようになった1歳のころ、筆者はふと「外国の子が”Yummy!(おいしい!)”って英語で言っているの、かわいいな。うちの子も教えたら覚えるかな」と思い立ち、食事の時に毎回、”Yummy?”と聞いてみるようにしました。

しばらくすると、長女は好きなものを食べると「ヤミ、ヤミ」と繰り返すようになりました。子どもの反応が楽しく、それ以来「日常生活に、ごく簡単な英語をほんの少し」混ぜていくようになりました。

いつもの遊びを英語で

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Amalia Zilio / Shutterstock.com
今度はいつもの「いないいないばあ」を英語でやってみせるようにしました。

英語で「いないいないばあ」は、”Peek-a-boo!”です。顔を手で覆って「ピー・カー」と言い、「ブウ!」と言いながら両手を顔から退けます。長女も次女もこの遊びが大好きで、今は6歳の長女が1歳の次女によくやってくれます。

もうひとつ取り入れた遊びが、英語版の「じゃんけんぽん」です。

英語では”Rock, paper, scissors!”と言いながら、手を出します。Rockは石、paperは紙、scissorsはハサミの意味。石は紙で包める、紙はハサミで切れる、石はハサミで切れないという関係から勝敗が決まるゲームです。

次女はまだじゃんけんの意味がよく分からないようですが、「し」と言いながら手をチョキのようにして出せるようになってきました。

英語で「はい、おしまい!」

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Oleksii Khmyz / Shutterstock.com
長女が2歳近くになると、「今日はもうおしまいだよ、お片付けしようね」と言っても、泣いてわめくなど嫌がることが増えてきました。そこで気分を切り替える良い方法はないかなと、英語で「お片づけの歌」を歌うようにしてみました。

英語のお片づけの歌はいくつかあるのですが、著者は”Clean up, clean up, everybody clean up”というフレーズを自己流で、調子をつけて歌っていました(長女はいまだにこの適当に作ったメロディのまま覚えています)。

英語の歌を歌うようになって、子どもが自主的に片づけを始めてくれることが増えました。

またお風呂から上がるとき、わが家では「最後に10秒間肩までつかる」というルールがあり、その時のカウントは”One, two, three……, ten!”と英語で数えることになっています。1歳の次女はまだ「とぅー!」しか言えませんが、数を数え始めると自分で肩までつかるようになりました。

1~2歳なら、親も子どもも英語への「照れ」が少ない

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Melpomene / Shutterstock.com
長女が1歳ごろに、ちょっとした好奇心で始めた英語教育でしたが、日常生活に英語を取り入れる良い時期だったと思います。

というのも、日本語をしっかり話せるようになると、子どもは「英語は日本語と違う言葉、間違えると恥ずかしい」という思いがち。さらに親も「日本人なのに子どもに英語で話しかけるなんて…」と照れが出てきてしまう場合があるからです。

1~2歳のころからなら、親も子どももお遊びの延長線上で英語と触れ合うことができます。

ゆる~い英語教育で育った6歳の長女はどうなった?

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sunabesyou / Shutterstock.com
1歳から地道に続けてきたゆる~い英語教育が、どの程度影響したのかは分かりませんが、長女は5歳になったときに「英語をもっと話したい!」と言い出し、英語教室に通うことになりました。

またお風呂では”Eleven, twelve, ……”と10を超える数を数えられるようになりました。「英語は特別な何か」という意識が薄く、「日常にあるもの」と受け入れてくれている気がしています。

1~2歳の小さなころから、「親がおもしろいと思ったことをできる範囲で」始める英語教育の良さは、親子共々無理せずに継続できるところです。

最後に

わが家では上記のような英語の遊びや言い回しを取り入れていましたが、「こんな歌が歌えたら、こんなフレーズを言えたら、きっとかわいい!」と親が思う英語を教えてあげてもかまわないと思います。ご家庭のペースでのんびりと、ゆる~い英語教育を始めてみませんか?

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この記事のライター