2019年07月11日 公開

【保育士が教える】水遊びおもちゃ「スポンジくん&きらぷかボート」の作り方

夏の水遊びは、お水に触れるだけでも充分ですが、ひと手間加えると、もっと楽しい時間になりますよ。プールデビューのお子さんは、水の特性を体験できる手作りおもちゃを使って、五感をフルに刺激しながら水に慣れていきましょう。簡単に作れる水遊びおもちゃ2つを紹介します。

夏の水遊びは、お水に触れるだけでも充分ですが、ひと手間加えると、もっと楽しい時間になりますよ。プールデビューのお子さんは、水の特性を体験できる手作りおもちゃを使って、五感をフルに刺激しながら水に慣れていきましょう。簡単に作れる水遊びおもちゃ2つを紹介します。

じゃぶじゃぶ楽しい水遊び!遊び相手を作ってみよう

photo by author (142870)

via photo by author
水は不思議なものです。子どもたちも水には興味津々で、水道の前に何かと寄っていく姿、よく見かけますよね~(笑)。

変幻自在な水は、子どもたちの五感に働きかけ、さまざまな経験を与えてくれるステキな遊び相手でもあります。水遊びは水があるだけでも充分に楽しいものですが、ひと手間加えると、あら!もっと楽しい♪

今回は身近なスポンジとペットボトルを使って、簡単に手早く出来る水遊びの手作りおもちゃ2つをご紹介します。水の特性を体験できる手作りおもちゃで、お家でも五感を刺激しながら水に慣れていきましょう。

水遊びの相棒「かんたん!愉快なスポンジくん」

photo by author (142871)

via photo by author
お水に浮かせてプカプカ、中に沈ませてブクブク、持ち上げてお水をギュッ!ジャバー!!なんて不思議なお友だちでしょう!

水の中で空気のブクブク泡を見たら、子どもたちも「わあ!」とびっくり面白がってくれますよ。本当に簡単で、10分かからずに出来ます。

用意するもの

photo by author (142710)

大きめのスポンジがおすすめ
via photo by author
【材料】
・スポンジ(お好きな色でOK)
・ロープ紐(スポンジ幅の2倍以上の長さを用意してください)

【道具】
・千枚通し(やわらかいスポンジなら、おはしでもいけます)
・ハサミ
・油性ペン
・セロハンテープ

たっぷり水が含めるように、自動車を洗う大きめのスポンジか、お風呂洗い用のバススポンジで作りましょう。ロープ紐は、綿より化繊のほうが乾きやすいのでおすすめです。紐を通すときは、セロハンテープを使うと通しやすいので一緒にご用意ください。

作り方

 (142868)


【作り方】
1: 千枚通しでスポンジに紐を通す穴を開ける。
2: 千枚通しの針の部分にロープ紐を沿わしてセロハンテープで留め、【1】で開けた穴に通す。
3: ロープ紐の両端をそれぞれ2回ずつ結び、玉留めにする。
4: 油性ペンでスポンジに顔を描いたら出来上がり!

きらぷか「ペットボトルボート」

photo by author (142712)

via photo by author
日の光で水面に映る色がとてもキレイな「ペットボトルボート」です。沈めて浮き上がってくるのを楽しんだり、紐を引っ張りながらプールでお散歩ごっこしたり、簡単に作れる割りに子どもたちがいろいろ楽しめる水遊びおもちゃです。

ペットボトルの中に水が入るのNG。あとビー玉が出てしまうと危ないことがあるので、ペットボトルキャップはペットボトルでも使える工作用ボンドで留めてくださいね。

用意するもの

photo by author (142711)

炭酸飲料など丸い形のペットボトルで作ります。
via photo by author
【材料】
・ペットボトル(丸い形のもの)
・カラーセロハン
・ビー玉(2~3個)
・紐(お好みの長さ)

【道具】
・ボンド(ペットボトルに接着するもの)

ペットボトルは炭酸飲料など、ボディが丸い形のものだと、クルクルとよく回るのでおすすめです。

カラーセロハンは、100円均一ショップや文房具店で購入できます。ビー玉は、ものによって重さが違うので、ボートが沈まない程度に個数を加減して入れてください。ビー玉は入れなくてもOKですが、引っ張って遊ぶときに入っていると安定します。

ボンドは、ペットボトルOKのものを使いましょう。木工用ボンドは水性なので、水遊びには向きません。

作り方

 (142869)

【作り方】
1:ペットボトルにビー玉を入れる(水に浮かべたときに沈まない程度になるよう、浮かべて試してみましょう)。
2:ペットボトルにカラーセロハンをお好みで入れる。
3:キャップの内側にボンドを塗り、ふたを閉めて乾かす。
4:引っ張る用の紐をペットボトルの首に結んだら出来上がり!

幼児期の水遊びは、まず水に慣れることから

手作りおもちゃまでといわなくても、お家で使っているような小さいサイズのプラスチックザルやボール、霧吹きなんかも水遊びに使えます。おもちゃをすくって遊んだり、霧吹きはシュッシュッしたりするだけで楽しいですよ。

幼児期の水遊びは、まず「水に慣れる」ことが大切です。おもちゃにも手伝ってもらいながら、お子さんの興味関心を育て、水に親しんでいけたらいいですね。

あと、プール中でも汗はかきますので、水分補給は忘れずに。皆さんが夏を元気に楽しく過ごすことができますように!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

いわいざこまゆ
いわいざこまゆ

イラストレーター・造形作家です。7年間の保育士勤めを経て、主に保育の専門誌や書籍でイラストやまんがを描いたり、保育のための造形やアイデアを発表しています。現在も、近所の保育園に助っ人保育士として時折出没します。著書に「まゆ先生の保育な毎日」(世界文化社)「縫わずにできる手作り衣装BOOK」(メイト)「おりがみよくばり百科」(ひかりのくに/津留見裕子・池田かえる共著)他。鹿児島県出身。神奈川在住。