2017年03月05日 公開

先輩ママからのアドバイス!育休復帰に向けた対策と心構えとは?

子どもの預け先も決まり、育休からいよいよ復帰!でも、家事や育児と仕事を両立できるか不安や悩みは尽きませんよね。そこで先輩ワーキングママ達から聞いた、復帰のための対策と心構えを紹介します。気持ちよくワーキングママライフのスタートを切れますように!

子どもの預け先も決まり、育休からいよいよ復帰!でも、家事や育児と仕事を両立できるか不安や悩みは尽きませんよね。そこで先輩ワーキングママ達から聞いた、復帰のための対策と心構えを紹介します。気持ちよくワーキングママライフのスタートを切れますように!

悩みの一番は、やはり預け先からの急な呼び出し

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育休復帰前に、まずは対策をしっかり考えておきたいのが、預け先からの急な呼び出しについて。呼び出しの最たる理由は「熱」です。通常、体温が37.5℃以上になると、お迎えのお願い電話がかかってきます。

まだ小さくて免疫力が弱い子どもは、集団生活を始めたばかりの頃は特に体調を崩しやすいもの。朝は元気でも預け先で急に発熱したり、治ったと思ったらまた熱が上がったりで、復帰後間もない頃はまともに出社できなかったというのはよくある話。

パパとママのどちらがお迎えに行くのか。あらかじめ夫婦間で話し合っておくことはもちろん、急な呼び出しに対応できるよういつでもお互いのスケジュールを共有しあっておくことも大切です。頼れるおじいちゃんおばあちゃんが近くにいるなら、お迎え可能な時間や曜日を決めておくことも大事。民間のシッターサービスの中には病児対応しているところもあるので、事前にチェックや登録を済ませておくこともおすすめします。

頼り綱が1本ではいざという時に困るので、いくつかのお迎えラインを確保しておくことがポイントです!

パパもうまく巻き込んで、家事育児を分担

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育休中は、時間もあるので、ひとりで家事や育児をこなしていたママも多いのはないでしょうか。でも、復帰後はそうはいきません。「やろうと思っていたことの半分もできない」「家の中がカオスなまま一週間が終わってしまった」。そんな声をよく聞きます。復帰直後は家事をこなす余裕なんてない、と思っておいた方がよさそうです。だからこそ、事前に必ずパパと一緒に家事育児の分担についてしっかり取り決めをしておきましょう。

言わないとわからない、それがパパ!

なかなか家事や育児に参加できないパパでも、小さなことでもいいので担当してもらうようにしてください。肝心なのは、パパでも家事や育児ができるよう、うまくリードしてあげること。男性は、言わないとわからない生き物だと思ってください!

ゴミ出しひとつにしても、「ゴミ出しお願いね」と言ったらほんとにゴミ出ししかしません。どこにゴミ袋があって、何曜日に出せばいいのか全然わかっていません。面倒だなと思ってもマニュアルを作って目に付くところに貼ってあげると、いちいち言わなくてもやってくれるようになるはずです。

パパに振りやすいお仕事は?

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今回聞いたケースでは、ゴミ出し、風呂・トイレ掃除、週末の公園遊びをパパにお願いしているという夫婦が多かったです。1日の最後の食器洗いだけお願いしている、という家庭も。できること・できないこと、やりたいこと・やりたくないことをパパにリサーチして、お互い気持ちよく役割分担できるといいですね。

パソコンの使い方をまるっと忘れてしまった……

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結構聞いたのが、いざ仕事を再開するときにパソコンを開いたものの、「どうやって使うんだったっけ」と戸惑ってしまったという声。メールの書き方は?エクセルの印刷範囲指定がうまくできない、など、仕事でパソコンを使ってないと簡単なはずの作業まですっかり忘れてしまうものです。

仕事でよく使うソフトやアプリは、復帰前のシミュレーションとして何度か使ってみることをおすすめします。

買い物や自分メンテナンスは今のうち!

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復帰に向けて、時間のあるうちに美容院に行っておこう、ネイルを綺麗にしておこう、サイズが変わってしまったのでオフィス用の服を買っておこう、と考えているママも多いようです。確かに、復帰してしまってからでは、しばらくは自分のためだけに時間を使うことはなかなか難しいです。

このメイクもう古くて使えない、着ていく服のレパートリーが少なすぎる、といったことでわざわざ悩みたくありませんよね。こちらも動けるうちに準備をしておきましょう。

常備菜レシピを集めておくと食事の準備がラクに!

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「今日は何を食べようかな」とメニューを考えて、買い出しをして、作って、と日々の食事の用意には案外頭も時間も使ってしまうもの。

この作業を短縮するために、おかずを何品か作って常備しておくと、かなりラクになります!常備菜のレシピ本を用意した、レシピアプリをチェックした、というママは実際多いです。今のうちにチェックしておきましょう。

もうひとつ、食事関連で時短を目指すなら、使う食器を極力少なくすることも覚えておくといいですね。ワンプレート盛りでカフェっぽく仕上げれば、見た目も◎で後片付けもラクちんです。

できなくて当たり前、という気持ちで

やらなきゃリストを作ったことはあっても、やらなくていいリストを作ったことがある方は少ないのでは? 

・夕飯は、メインのおかずは惣菜で!
・布団の上げ下げは週末だけ!
・洗濯物はたたまずハンガー収納!
・週末はパパのご飯は用意しない!

とにかく時間がないワーキングママ。毎日やらなきゃいけないことに追われて、子どもと過ごす時間がとれなかったり、睡眠時間を削って体調でも崩すなんてことがあっては困ります。普段の家事の中で、これは別にしなくていいかな、手間を減らしてもいいかな、ということは、探すと結構見つかると思います。一度考えてみてください。

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いかがでしたか?ストレスを軽減し、少しでも安心して職場復帰するためのヒントになったでしょうか? 実践できるところからぜひ始めてみてくださいね!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

AKARI ITOI
AKARI ITOI

出版社、料理企画会社を経て独立。WEBメディアを中心に企画からライティングまでこなすコンテンツディレクターとして活動中。得意ジャンルはグルメ/クッキング/子育て/幼児教育/受験。東京在住。石川県出身。2児の母。調理師/食育指導士/JHBS講師/パンコーディネーター取得。