2020年9月7日 公開

子どもと触れ合う、子どものマッサージの効果とやりかた

まだまだコロナの影響があり、言葉には出さなくても不安を抱えている子どもは多いと思います。そんなお子さんの様子を見て何かできることはないかな?と思っているママやパパのにおすすめしたいのがベビーマッサージ。安らぎを与えてくれるベビーマッサージの効果とポイントをベビーマッサージのインストラクターで、子育て中の母でもある坂井もとえがお伝えします。ぜひ親子で温かい触れ合い(マッサージ)を楽しんでみてくださいね。

子どもマッサージの効果

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子どもマッサージは子どもはもちろん、ママにとっても良い効果が期待できます。

子ども編

・ストレスを和らげる
・呼吸機能の改善
・免疫力を高める
・成長の促進
・脳の発達を促す
・よく眠れるようになる
・適切なホルモンの分泌
・攻撃的な行動が減る
・愛着形成
・自己肯定感UP

ママ編

・オキシトシンの分泌
・ママが育児に自信がもてるようになる
・子どものことがわかるようになる
・優しくなれる

からだを健やかに保つホルモンの分泌

子どもマッサージで肌が心地よいと感じると、脳から様々なホルモンが分泌されます。

・セロトニン(しあわせホルモン・精神安定、睡眠に大切なメラトニンの材料)
・ドーパミン(快感ホルモン・やる気、集中力など、ストレス解消にも役立ちます)
・エンケファリン(モルヒネに似た鎮痛効果がある)
・オキシトシン (愛情ホルモン、絆つくり、信頼関係など)
・ノルアドレナリン(脳内の活動を活性化)
・βエンドルフィン(幸福ホルモン、幸福感、こころを落ち着かせる、痛みを和らげる、母乳の出をよくするプロラクチンの出をよくする)

愛情ホルモン「オキシトシン」の効果

・成長ホルモンの分泌を促進する
・母乳の出をよくする
・母性が育まれる
・絆が深まる
・対人関係が良好になる
・免疫力が高まる
・ストレスが減る
・攻撃性が減る
・勇気が出る
・学習能力の向上(集中力がUPするため)

幼いうちにたくさん触れ合ってオキシトシンの影響をたくさん受けた子は幸せを感じやすい人になり、何がおころうともどうにかなる!と未来を信じることができるそうです。この基本的安心感は0~1歳半くらいまでの体験によって形作られると言われています。

1歳半をとっくにこえている!!という方もいらっしゃるかもしれませんが、1歳半を過ぎたからといって効果がないわけではありません。何歳からでも大丈夫です。気づいた時がその親子にとっての必要なタイミング!

マッサージを始める年齢に遅い早いはありません。いつからでも効果を得ることができます。

ちなみに、オキシトシンの効果は女の子より男の子の方が持続時間が短いそうです。男の子の方甘えたがりが多いと言われているのは、そこに理由があるのかもしれませんね。

子どもマッサージのポイント&注意点

子どもマッサージでは子どもならではのポイントと注意点があります。

・子どもの骨はまだ成長途中なので、傷つかないよう優しくゆっくり
・関節は特に優しく
・子どもの筋肉は柔らかいので圧はかけすぎないように(手の重みだけで十分)
・子どもは予測できないことは不安になるので、
・年齢に応じたわかりやすい言葉で何をするのか説明する
・子どもは五感で感じ取っているので言葉以外の部分も意識してみる(表情、目、声のトーンなど)
お熱があるとき、外傷があるとき、機嫌が悪い時はお休みする
・必ず子どもにマッサージをしていいか確認をとってから始める
(※オイルは使っても使わなくてもどちらでも大丈夫です。使う場合は低温圧搾の安全な植物オイルを使いましょう。)

背中や手をなでるだけでも不安や抑うつは低下すると言われています。言葉では表さなくてもストレスを抱えている子どもは多いです。ここからはリラックス効果の高い背中のマッサージのやり方をお伝えします。

マッサージを始める前に・・・

手から感情が伝わるので、まずはママがリラックス。深呼吸してこころを落ち着かせましょう。両手、肘の力を抜いて手をふんわりさせましょう。

マッサージのやり方&手順

①マッサージをしていいか確認をとりましょう
(子どもの気持ちを尊重してください)

②OKが出たら、目と目を合わせてニッコリ微笑みあいましょう

③ママが深呼吸 こころを落ち着かせましょう

④手のひらをこすり合わせ手を温めましょう

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⑤愛情のこもったタッチ。愛情を込めて優しく手を置きます。

⑥手のひらを交互に使って×を背中にかきます。
(体の正中線をこえる動きをすることで右脳と左脳の機能を活性化させます)

⑦首もとから腰くらいまでゆっくりなでます。

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⑧最後にもう一度①の愛情のこもったタッチでしめくくります。

子どもマッサージで大切なこと

子どもマッサージで大切なことは手技ではなく、不安な時に抱きしめそばにいてあげること。心を込めて触れることです。

「触れてもいい?」とまずはお子さんの意見を尊重することが重要。
yes、noが言える。自分で選べる。それだけでも大切にしてもらえた感じることができ、子どもは嬉しい気持ちになります。

もしOKが出なくても大丈夫です。触れることはマッサージだけではありません。
「目」でも「こころ」でも触れることはできます。優しく名前を呼ぶ、優しく見つめる、子どもの大好きな歌を一緒に歌う。

子どもに寄り添いながら、親子で穏やかな時間を一緒に過ごすことが一番大切ではないかなと思います。

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<参考文献>
『ぐっすりネンネ&すくすく元気! 赤ちゃんとママのしあわせタッチケア』著・はやしひろこ(学陽書房) 
『子どものためのマッサージ』著・ティナ・アレン
『オキシトシン―私たちのからだがつくる安らぎの物質』著・シャスティン・ウヴネース・モベリ(晶文社)
『幸せになる脳はだっこで育つ。-強いやさしい賢い子にするスキンシップの魔法』著・山口 創 (廣済堂出版)
『手の治癒力 』著・山口 創(草思社)
『子供の「脳」は肌にある』著・山口 創(光文社)
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

Motoe Motoe  神奈川県在住 小学2年生のママ 結婚5年目で妊娠、出産 結婚後は輸入食料品会社で貿易事務をしながら、アロマセラピーの資格を取得。 不妊治療のため退職し、ベビーマッサージインストラクターの資格を取得。 現在は子育てをしながらベビーマッサージ教室を開催し、アロマハンドマッサージ講座などもしている。 自分の子育てで経験したことが、ママさん達のお役にたてるようにポジティブ育児メソッドを習得中。 3~8歳の子どもとママのためのお教室を準備中。