2018年11月10日 公開

自転車の乗り方はどう教える?練習のコツと上達するポイント

補助輪なしの自転車を怖がる子どもに、どう乗り方を教えればいいものか頭を悩ませていませんか?今回は自転車の乗り方を教えるときの練習法や、上達のコツを紹介します。子どもに安全な乗り方を教えて、サイクリングなど休日の楽しみを増やしましょう。

補助輪なしの自転車を怖がる子どもに、どう乗り方を教えればいいものか頭を悩ませていませんか?今回は自転車の乗り方を教えるときの練習法や、上達のコツを紹介します。子どもに安全な乗り方を教えて、サイクリングなど休日の楽しみを増やしましょう。

自転車の練習にいい場所は?

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自転車の乗り方を教えるときは、安全な場所で行いましょう。足元は砂地や芝よりも、アスファルトのほうがスムーズにこぐことができます。サイクリングロードのある公園を探してみましょう。家の近くで練習する場合は、道路への飛び出しや停車中の車との接触に気をつけて進めます。

スピードさえ気をつければ、少し傾斜がある場所もおすすめです。ペダルをこぐ練習の前に、バランス感覚を身につける練習場所として役立ちます。

ヘルメットやプロテクターを準備

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自転車の乗り方を練習する前に、準備も整えておきましょう。子どもは自転車に乗る感覚を掴めるまで、何度も転倒します。痛い思いをすることが嫌で、練習を怖がることがないようヘルメットや膝や肘のプロテクターを準備して体を守ってあげてください。

また同じ理由で、練習時の服装は長袖や長ズボンがおすすめです。転んだときは反射的に手をつくため、手袋もあると良いでしょう。ブレーキが握りやすいよう、サイズの合ったものを装着させます。

練習の進め方3ステップ

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Ronnachai Palas / shutterstock.com
自転車の乗り方の練習を進める方法とそのコツを紹介します。ポイントさえおさえれば、短時間であっという間に自転車に乗れるようになりますよ。

1.まずは蹴って進みバランスを覚える

まずは自転車にまたがった状態で、足で蹴って進む練習をしてみましょう。バランスをとりながら、少しずつ地面から足を離す時間を長くしていきます。

バランスをとることに慣れたら、荷台を押してあげましょう。このとき足で蹴る練習がしっかりできていれば、荷台はそっと支える程度でもペダルをこいで進むことができます。荷台は力いっぱい押さず、子どものペースに合わせることも大切なコツのひとつです。

2.地面から足を離してUターン練習

地面から足を離してバランスをとれるようになったら、Uターン練習をしてみましょう。ハンドル操作を覚えることは自転車練習の大切なポイントです。子どもは足元やハンドルを見がちですが、前を向くよう慣れさせます。急にハンドルをきらないことも教えましょう。

3.ブレーキを使ってスピードの調節に挑戦

自転車練習の仕上げには、ブレーキで安全に止まることをしっかり教えましょう。子どもは慌てると足で自転車を止めようとします。しかしスピードや子どもの力によっては、うまく止まれず転倒の原因に。手元のブレーキをしっかり握れるよう練習してみてください。

自転車練習は子どもの気持ちを尊重する

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自転車の練習は子どもの気持ちを尊重しましょう。できるようになるまでは失敗も多いため、子ども自身の「やりたい!」という気持ちが欠かせません。

また短時間でコツを掴む子もいれば、恐怖心からなかなか進まない子もいます。時間がかかる場合も、少しでも上達したらたくさん褒めてあげましょう。自転車の教え方では、達成感と見守られる安心感を与えることがポイント。子どものやる気を応援してあげるのが大切です。

交通ルールを教えて自転車を楽しもう

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自転車の練習は、場所や道具の準備を整えてからスタートしましょう。まずは足で蹴ることからはじめ、子どもの気持ちを尊重して進めることが第一です。

また、操作以外に交通ルールを身につけることも欠かせません。歩行者優先や左側通行、交差点での一時停止など基本的な交通ルールをおさえ、安全に自転車の楽しさを教えましょう。

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この記事のライター