2018年04月27日 公開

親子で納豆を手作りしよう。簡単でおいしい作り方を紹介!

「自宅で納豆づくりって難しそう!」って思いませんか?実は市販の納豆と大豆があれば、簡単にとってもおいしくでき、ずーっと納豆を増やし続けることができるんです。親子で納豆作りいかがですか?

「自宅で納豆づくりって難しそう!」って思いませんか?実は市販の納豆と大豆があれば、簡単にとってもおいしくでき、ずーっと納豆を増やし続けることができるんです。親子で納豆作りいかがですか?

3つの材料を用意すればOK

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必要な材料は3つだけです。

【材料】
・大豆(300g)
・水
・市販の納豆(1/4パックだけ使います)

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【作り方】
手順1
ボウルに大豆を入れ、2~3倍の水を入れて、12時間ほど浸しておきます。
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12時間ほど経つと、写真のように大豆が水を含んでふっくら膨らみます。
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手順2
圧力鍋に、1の大豆を入れ、豆が隠れる程度の水を入れて、大豆を煮ます。

※通常20~30分ほどで柔らかくなりますが、お手持ちの圧力鍋に合わせて調節してください。
※大豆を指で押すと簡単に潰れる程度まで煮ておくと、食べやすい納豆になります。

鍋の底に水分が残っていたら、煮詰めるか、水分を別の容器に移してください。水分が多いとうまく発酵できません。

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手順3
発酵させるための容器に大豆を移します。雑菌が入り込むのを防ぐため、容器は予め熱湯や電子レンジで、殺菌してよく乾燥させておいてください。ガラスの耐熱容器や魔法瓶が良いですが、普通のタッパーなどでも大丈夫です。

手順4
大豆が熱いうちに、市販の納豆(冷凍でも可)を1/4ほど同じ容器に入れ、先ほど煮た大豆と混ぜます。

手順5
水滴と埃を避けるためにふきんやキッチンペーパーをかぶせ、その上から外蓋を乗せます。

その後、24~48時間、45度くらいをキープして保温し、発酵させます。保冷ボックスと湯たんぽを使って作っている方、ダウンジャケットで周囲を包んで作っている方もいるようです。

ヨーグルトメーカーなら、45度保温で24時間タイマーにして待つだけなので、頻繁に納豆を作るのであれば、ヨーグルトメーカーの使用がおすすめです。とても簡単な上、失敗なしで作れます。

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自家製納豆、できあがりました!

24時間待って、ついに自家製納豆のできあがりです。

待っている間、容器の近くでは多少納豆の匂いがしますが、部屋に匂いが漂うほど強くはありませんのでご心配なく♪

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混ぜてみました。納豆の糸が、良い感じに出ていい粘りを見せています。おいしそう!

すぐに食べても、もちろんおいしいのですが、2~3日冷蔵庫で寝かせると中まで発酵が進み、さらに味が深くなりますよ。

保存は小分けの容器がおすすめ

冷蔵庫保存で1週間くらいを目安に、食べきるようにしてください。または冷凍保存も可能です。

筆者宅では、できあがった納豆を小分けの容器に入れて保存しています。子どもたちが赤ちゃんのときに使っていた離乳食の容器が、大きさもちょうどよく、蓋つきで、さらに冷凍可能の素材だったので、今ではこのように納豆容器として大活躍しています。

また、全部食べ切ってしまう前に、大さじ1~2杯分の納豆を冷凍保存しておきましょう。これが次回納豆を作るときの納豆菌の代わりになります(手順4で混ぜる納豆)。

納豆菌を冷凍保存することで、ずっと納豆を作り続けられてお得なんです。

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手作りで安心&おいしい納豆を召し上がれ!

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大豆の種類や大きさを好みのものにしたり、素材にこだわったりできるのも手作りのメリット。フライパンで炒ったものをフードプロセッサーで割ってから蒸せば、ひきわり納豆だって作れちゃいます!

納豆が苦手なお子さまと一緒に作って、興味を持ってもらうきっかけにしたり、食育の一環として取り入れてみたりするのも良さそうですね。

また、海外在住で納豆が高い、あるいはなかなか手に入らないけど思いっきり納豆が食べたい、子どもに食べさせたい!という方もぜひ挑戦してみてくださいね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

いしこがわ理恵
いしこがわ理恵

在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa