2017年3月1日 公開

子どもと読みたい懐かしの児童書4選

子どもの頃、好きだった児童書を覚えていますか? 子どもが少し大きくなって、一人で絵本が読めるようになってきたら、今度は児童書にチャレンジしてみませんか。「ちょっと文字が多くて大変かも」という場合は、パパママと一緒に読むのもいいですね。懐かしの4冊をご紹介します。

かぎっこだった昔を思い出す「ふしぎなかぎばあさん」

タイトル:ふしぎなかぎばあさん
著者:手島悠介(作)/岡本颯子(絵)
出版社:岩崎書店

真っ黒なコートに大きなカバン。手にはジャラジャラとたくさんの鍵を下げたかぎばあさんをおぼえていますか?「なつかしい!」と思ったママもたくさんいそうですね。

家の鍵をなくして困っていた広一の前に現れたかぎばあさん。ジャラジャラと下げたたくさんの鍵の中から1本を取り出し、見事広一の自宅の鍵を開けてくれます。
最初こそ怪しんで警察に電話しようとした広一ですが、おばあさんとの会話に心を弾ませ、徐々に打ち解けていきます。
おなかのすいていた広一のためにおばあさんが作ってくれたのは、ポークソテーやクロワッサン、真っ赤なイチゴ! 思わずおなかがグーとなっちゃいそうですね。

おいしいご飯を作って、歌を歌ったり、紙芝居を読んでくれたり、悩みにも耳を傾けてくれるかぎばあさん。うちにも来てくれないかなーなんて思っていた子どもの頃を思い出させてくれる一冊です。「かぎばあさん」シリーズは全20冊続くロングセラー作品です。

こんな王様うちにもいるかも!?「おしゃべりなたまごやき」

タイトル:おしゃべりなたまごやき
著者:寺村輝夫(作)/和歌山静子(絵)
出版社:理論社


わがままで、くいしんぼうで、いばりんぼうで、たまごやきが大好きな王様が主人公の「僕は王様」シリーズ。21巻もある中でも一番人気なのは「おしゃべりなたまごやき」かもしれません。

ある日庭を散歩していた王様は小屋からにわとりを一羽逃がしてしまいます。家来たちは鶏を逃がした犯人を捕まえようとしますが、なかなか見つかりません。卵の数が足りなくて大好きなたまごやきが作れなくなった王様の夕食は、目玉焼きに。黄身をナイフを入れると、なかから秘密の声がして……。

「テレレッテ、プルルップ、トロロット、タッター」「じゃらんぽ、がらんぽ、じゃらんぽ、がらんぽ」など、独特の擬音語が楽しめるのも、この王様シリーズの魅力。親子で音読しながら読むのも楽しそうですね。

いたずら大好きな子どもたちが大活躍!「いやいやえん」

タイトル:いやいやえん
著者:中川李枝子(作)/大村百合子(絵)
出版社:福音館書店

「ぐりとぐら」の作者、中川李枝子さんと大村(山脇)百合子さん姉妹のデビュー作品となる「いやいやえん」。物語はチューリップ保育園でのできごとを中心に、7つのお話で構成されています。保育園の男の子たちが「ぞうとらいおんまる」という船を作り、くじらとりにでかけていく「くじらとり」では、ハラハラドキドキ! 一緒に本を読んでいる子どもも思わず息をのんでしまうほど、物語に引き込まれてしまうお話ばかり。

また、7編を通しての主人公となるわんぱくな男の子しげるのかっぱつさや、いたずらぶり、それによって先生に怒られるところなんかを読むと、「うちの子みたい」と思わずわらってしまうかも。

前編を通してユーモラスであたたかな雰囲気が流れ、読み終わった後はとても幸せな気持ちになれます。保育園が舞台となる物語のため、4歳、5歳から読み聞かせてあげるのもおすすめです。

おばけの男の子を覚えていますか?「スパゲッティがたべたいよう」

タイトル:スパゲッティがたべたいよう
著者:角野栄子/佐々木洋子
出版社:ポプラ社

アッチはおいしいものが大好きな小さなおばけの男の子。レストランの屋根裏部屋に住んでいるアッチは、みんなを怖がらせてそのすきにごちそうを食べちゃいます。ある時、散歩に出かけたアッチは、その家の女の子を怖がらせてスパゲッティを1本食べようとするのですが……。

アッチと小さな女の子の、くすっと笑えて心温まるお話に、「こんなかわいいおばけの友達が欲しいな」と思ったママもいるかもしれませんね。子どもたちにこの絵本を読んであげたら、「僕もアッチと友達になりたい」「私も友達になりたい」という子はたくさんいそうです。

物語の公判ではスパゲッティのおいしさに目覚めたアッチ、なんとトマトやタマネギ、小麦粉まで栽培しちゃうんです! 読み終わったあとに、ママと子どもたちで庭にトマトの種をまいて自家栽培したくなるかも。真っ赤に実ったらおいしいスパゲッティーができそうですね!

絵本から児童書へ。本を読む楽しさを広げましょう

パパママにとっては懐かしい児童書も、子どもにとっては新鮮。とくに絵本を通して本を読む楽しさを覚えた子どどもにとっては、本を読む楽しさを味わう絶好のチャンスです。ページをめくるたび、ワクワクドキドキ。ちょっと長いと途中で休憩したり。その間も、ずっと続きが気になって仕方がなかったり。
自分で本を読む楽しさを味わえるのが児童書でもあります。
お子さん一人で読むのが難しい場合は、親子で一緒に読んでみるのもいいですね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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間野由利子 間野由利子  いたずら盛りの4児のママ。都内在住。絵本を読むこと、写真を撮ること、子どもの作った作品をみることが大好きです。