2018年04月26日 公開

かわいい折り紙ロゼットを100均の材料で簡単手作り!

結婚式や誕生日パーティーでの名札や席札、メダルや勲章として大人気のロゼット。折り紙なら簡単ですぐにできます!100均の華やかな折り紙を使って親子で手作りしませんか?誕生日やプレゼントのラッピングなど活躍シーンは多様。作り方やアレンジの仕方まで解説します。

結婚式や誕生日パーティーでの名札や席札、メダルや勲章として大人気のロゼット。折り紙なら簡単ですぐにできます!100均の華やかな折り紙を使って親子で手作りしませんか?誕生日やプレゼントのラッピングなど活躍シーンは多様。作り方やアレンジの仕方まで解説します。

ロゼットとは?

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ロゼットとは勲章を意味し、メダルのように下げるものですが、ここ数年は結婚式のゲストに席ふだや名札として新婦が手作りするウエディングロゼット、マタニティマークをつけるマタニティロゼットなどが日本で大人気です。

ツヤのある布を使い、高級感を演出したいウエディングロゼットや、一定期間、毎日身につけるマタニティロゼットはリボンで作る布製のものが良いでしょう。

しかし、子どもの誕生日会や集まりで名札として使ったり、コンテストや競争、頑張ったことを讃えるためのメダルとして使ったりするなら、紙でできたペーパーロゼットで充分です。

特に折り紙で作るロゼットは、手軽で簡単、しかも華やかにできます。贈り物のアクセントにも最適ですよ。

折り紙を花のように折るメダルのようなロゼットもありますが、今回はハサミとノリも使う、折り紙工作でできるロゼットの作り方とアレンジを紹介します。

折り紙ロゼット作りに必要な道具・材料

折り紙ロゼットの材料と用具

折り紙ロゼットの材料と用具

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最低限、必要なものはコレだけです!

【材料】
・折り紙……2枚以上

【道具】
・ハサミ(定規とカッター、カッターマットでも可)
・テープのり(スティックのり、両面テープでも可)
・鉛筆(ペンでも可)
・円形のもの(ビンのフタ、テープ、コンパスなどなんでも可)

アレンジを楽しみたいなら……

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・マスキングテープ
・フレークステッカー/シール
・ペン
・ピッキングバサミ

さらに、リボンやスタンプ、ネイル用のシールなどもあれば華やかになります。

折り紙ロゼットに適した折り紙の選び方

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普通の1色折り紙でももちろん良いのですが、キレイな柄がある折り紙があるとそれだけで可愛らしくなります。ロゼットらしさを出すなら、水玉模様やチェック、ストライプ柄がおすすめ。

花柄や動物柄も良いですね。両面で色や柄が違う折り紙もオシャレになります。こちらでは一般的な15cm四方を使っていますが、他の大きさでも大丈夫です。

カラフルな折り紙はセリアやダイソー、キャンドゥなど100円ショップでも売られていますよ。

折り紙ロゼットの作り方

【1】プリーツを作る

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(1)まず折り紙を4等分してハサミやカッターで切り分けます(小さいサイズの折り紙をそのまま使っても)。

(2)4等分した折り紙それぞれを、8段の蛇腹(プリーツ状)に折りたたみます。

<ポイント>
写真例ではわかりやすいよう、外表で半分(1/2)に折りグセをつけてから開き、その真ん中の線に向かってもう一度折ってから開き(1/4)、その線に向かって折って(1/8)いますが、最初に折り紙を裏返し(中表)にして折って行った方が貼り合わせたときに裏の紙が見えなくてキレイに仕上がります。

また、なるべく等間隔でキレイに折るように気を付けると仕上がりに差が出ますよ!

お子さまが作るときはよく見てあげてくださいね。

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(3)4つのプリーツそれぞれをちょうど真ん中で折って組み合わせます。違う柄や色の折り紙を組み合わせてもキレイです。

プリーツの幅を好みで大きくする、狭くする、3枚だけ組み合わせる、違う柄を折り重ねるなどのアレンジもできます。

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(4)テープのりやスティックのり、両面テープを使って、折ったプリーツの間と、扇状のプリーツ同士を貼り合わせていきます。

最後に形を整えてできあがりです。

【2】テールを作る

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(1)折り紙を折って8等分し、1本をハサミかカッターで切ります。
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(2)両面柄が違う折り紙だったので、こちらでは折り返していますが、片面のみの場合や色を揃えたい場合はハサミで二つに切って組み合わせて、テープのりなどで固定します。

テールの先をハサミやカッターで切って整えます。

【1】で作ったプリーツの裏に、テープのりや両面テープ、セロハンテープやマスキングテープなどでしっかり固定します。

【3】真ん中の円を作る

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(1)好きな大きさの円を折り紙の裏に描きます。マスキングテープや瓶の蓋を使って形を取りましょう。わかりやすくするために色付きのペンにしていますが、鉛筆の方がキレイです。コンパスでキレイな円を作ってもいいですね。

(2)ハサミでカットします。ピッキングバサミなどを使ってギザギザの円を切り取ってもいいですね。

メッセージを書いたり、スタンプを押したり、デコレーションしたい場合はここで行います。

(3)テープのりか両面テープなどで固定したらできあがり!2枚違う大きさの円を重ねたり、厚紙などを利用しても良いですね。

基本形が完成!

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基本の折り紙ロゼットの完成です。

色や柄の組み合わせを変えるだけで雰囲気が変わり、楽しめるので色々試して見てくださいね。

シーンに合わせてアレンジしよう

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マスキングテープやフレークスッテカーなどのシールを貼るとさらに華やかに。

"Thank you"、"いつもありがとう"、などのメッセージを書けば、プレゼントのラッピングにぴったりです。母の日や父の日、誕生日、クリスマス、お礼や記念品に付けるとそれだけで豪華なアクセントになって喜ばれますよ。

名札や席札の時は真ん中の円に名前、集まりの時はクラス名やグループ名などを書くのもいいですね。スタンプを利用するとさらに洗練された印象になります。

子どもの絵や写真を切り抜いて貼るのもステキですね。円ではなく、星型、ハート型に切るのも良いですよ。

首から下げる、胸元に付ける時は……

ロゼットをメダルにアレンジ

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首からかけるのにちょうど良い長さのリボンをカットし、裏側にノリ、両面テープ、ホチキスなどで止めます。テールを固定する前に、テールに固定するのも良いですね。その上からシールなどを貼って目隠し・補強してできあがり。

100均でもカラフルなラッピング用のリボンがたくさん売られていますよ。

ロゼットをバッヂにアレンジ

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ロゼットを胸元やカバンなどに固定した時は安全ピンをマスキングテープやリボンを使って裏側に固定します。強度を上げたい時はシートフェルトや固い台紙を使いましょう。

他にもシーンに応じて、クリップやヘアピン、紐、スティックなどを固定すれば、さまざまな場所にロゼットを飾ることができます。

ちょっとした一手間でさらに可愛くなるアレンジの仕方

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簡単なアレンジを紹介します。

折り紙を組み合わせる前に角を丸く切り落とすだけ。花びらのような華やかさがでます。ギザギザにするとカーネーションのようになりますよ。

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安っぽく見せないコツは異素材を組み合わせること。布製のリボンやハート型の立体的なシールを組み合わせると、よりおしゃれな感じに。

また、こちらは透けるトレーシングペーパーのような折り紙を使いましたが、ワックスペーパーやレースペーパーもおすすめです。家で余っている包装紙でも使えそうなものがないか探して見てくださいね。

最後に

とっても簡単にできて華やかな折り紙で作るペーパーロゼット。一度作り方を覚えておけば、さまざまなシーンで大活躍します。4枚の折り紙を使って大型ロゼットを作れば子ども部屋やパーティーの装飾にも!アイディア次第でどんどん用途や使い方の幅が広がるので色々試してみてくださいね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

志田実恵
志田実恵

エディター/ライター。札幌出身。北海道教育大学卒業(美術工芸)。中高の美術教員免許所持。出版社でモバイル雑誌の編集を経て、様々な媒体で執筆活動後、2007年スペイン留学、2008〜2012年メキシコで旅行情報と日本文化を紹介する雑誌で編集長。帰国後は旅行ガイドブック等。2014年6月に娘を出産。現在は東京で子育てしながらメキシコ・バスクの料理本の編集のほか、食、世界の子育てなどをテーマにwebを中心に活動中です。